技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本書は2022年を起点とした、主にBEV用のリチウムイオン電池の生産拡大を、電池材料とプロセスの変化から見た内容である。グローバルな生産拡大に関しては、前著「x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) 」において取り上げた。
上記に関する調査や整理の過程で、特に気が付いた事は、1.主役である正極材の棲み分けが変わって来た、2.負極材もリチウムメタルやシリコン系、あるいはチタン系 (LTO、NTO) など、汎用材では不可能な、新たな特性、比容量や比出力を求めて拡大している、3.電解液やセパレーターなど、一見して変化は見られないが、BEVに特化した進化が含まれている。
更にはサプライ・チェーンの制約から、バインダーはPVDF/NMP溶剤から水系ラテックスへ移行し、同時に乾式プロセスによる、合理化された電極板製造への模索が始まった。これらはリチウムイオン電池30数年の歴史の中で、懸案であった事項が、電解液系から固体電解質系へのパラダイム・シフトと相まった流れである。
全固体セルへの流れの一部は、電解質の交代と同時に、セルの構造を単極子から双極子 (バイポーラー) へと発展させている。双極子はニッケル水素や鉛蓄電池では、むしろ古典的な技術である。新たなリチウムイオンでの、固体双極子セルは、新たな可能性を秘めていると言えよう。
本書で以上の内容を取り上げたが、最先端の内容だけに、技術情報の開示や、特許情報も極めて少ない。現時点で敢えて本のテーマとした、内容の不備はご了解の上で見て頂きたい。 (菅原秀一)
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開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/6/3 | リチウムイオン電池の基礎と高性能化を実現するシリコン負極の最新技術 | オンライン |
発行年月 | |
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2022/3/9 | EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍 + PDF版) |
2022/3/9 | EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍版) |
2022/2/18 | 2022年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望 |
2022/2/4 | 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート |
2022/1/20 | 脱炭素へ、EVの役割と電池・原材料の安定供給 2030/35年モデルと諸問題の検証 |
2021/12/10 | 2022年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望 |
2021/8/20 | 2021年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望 |
2021/6/28 | AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向 |
2021/6/22 | EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル2021 |
2021/4/26 | 全固体リチウムイオン電池の実用化と新たな材料市場 (書籍版 + CD版) |
2021/4/26 | 全固体リチウムイオン電池の実用化と新たな材料市場 |
2021/4/16 | 2021年版 蓄電池・蓄電部品市場の実態と将来展望 |
2021/3/19 | 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望 |
2021/2/19 | 2021年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望 |
2020/12/11 | 2021年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望 |
2020/12/1 | リチウムイオン電池の安全性確保と関連する規制・規格と表示ルール 2021 |
2020/11/13 | 2021年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望 |
2020/8/21 | 2020年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望 |
2020/4/17 | 2020年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望 |
2020/3/19 | 低炭素社会とバッテリーアグリゲーション |