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人間の認知限界に挑む「AI×ヒューマンエラー防止策」

人間の認知限界に挑む「AI×ヒューマンエラー防止策」

~精神論やルール強化に頼らない、現場を救うための「外付けの脳」の実装~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2026年6月17日〜25日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2026年6月23日まで承ります。

開催日

  • 2026年6月15日(月) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 製造/開発現場の管理職、リーダー層
  • 安全管理、品質保証部門の担当者
  • 現場のDXを推進するIT・生産技術担当者
  • 「ルールを厳しくしてもミスがなくならない」と限界を感じている方

修得知識

  • ヒューマンエラーの科学的理解
  • AIによるエラー防止のフレームワーク
  • 最新AI技術のトレンド
  • 組織実装の要諦

プログラム

 製造現場におけるミス対策の多くは、いまだに「注意喚起」や「ルールの厳格化・多重化」に依存しています。しかし、人間の脳の構造 (認知の仕様) には限界があり、ルールが増えるほど注意が分散し、新たなミスを誘発するというパラドックスに陥っています。
 本講座では、エラーを「個人の責任」ではなく「システム (認知限界) の問題」として捉え直します。その上で、最新のAI技術を人間の弱点を補完する「外付けの脳」として定義し、どのように現場の「判断」や「見落とし」をサポートすべきか、具体的な実装事例を交えて詳説します。精神論から脱却し、テクノロジーで現場を救うための「人間重視のAI活用術」を3.5時間で体系的に学びます。

  1. なぜ「ルール」と「気合」ではエラーを防げないのか
    1. エラーの再定義
      • 不注意は「原因」ではなく脳の仕様による「結果」
    2. ルール強化のパラドックス
      • ルールが増えるほど現場が危険になる理由
    3. 注意のスポットライト理論
      • 見ていても「見えていない」脳の盲点
    4. ワーキングメモリの限界
      • マルチタスクが脳をバグらせるメカニズム
    5. 認知バイアスと判断ミス
      • ベテランほど陥る「思い込み」の正体
    6. エラーの4分類
      • スリップ、ラプス、ミステイク、違反の対策差
    7. スイスチーズモデルの深掘り
      • 組織の穴をすり抜ける事故の構造
    8. 環境設計の思考法
      • 「人を変える」のではなく「環境を置換する」
  2. AIによる「認知の拡張」と現場への実装
    1. AI=「外付けの脳」
      • 入力・処理・出力を補完するフレームワーク
    2. 五感のデジタル化
      • センサーとAIが担う「疲れない監視役」
    3. 画像認識の最前線
      • 手順飛ばし、異物、カウント漏れのリアルタイム検知
    4. 異音・振動解析
      • 熟練者の「違和感」をデータで再現する技術
    5. 生成AI (LLM) の衝撃
      • 曖昧な指示を正確なマニュアルに変換
    6. AIメンターの構築
      • ベテランの暗黙知をAIに学習させ、若手を支援
    7. 予測AIによる予兆検知
      • 過去ログから「ミスが起きる時間」を予報
    8. 失敗事例の研究
      • AIを「監視」と「責任転嫁」に使ってはいけない理由
  3. AIと共生し、人間がより人間らしく働く現場
    1. 心理的安全性の重要性
      • ミスを隠さない文化がAIの精度を上げる
    2. 「監視」から「守護」へ
      • 現場にAIを受け入れさせるナラティブ
    3. スモールスタートの実践
      • 1工程・1テーマで成功体験を作る
    4. 現場とAIの共進化
      • 現場が教え、AIがフィードバックする循環
    5. 管理職・リーダーの役割
      • 技術問題として逃げず、文化問題として取り組む
    6. リスキリングの視点
      • AI導入後に求められる「人ならでは」の役割
    7. 人間中心のAI設計
      • 作業者の「判断の苦しみ」をどう取り除くか
    8. 総括
      • AIと共に創る「ミスを責めず、支え合える」未来の現場

講師

  • 大原 健佑
    株式会社GEMBAコンサルティング
    代表取締役

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年6月17日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

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