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「既存技術」を活かして“勝てる”新規事業を実現する成功のツボとは?

「既存技術」を活かして“勝てる”新規事業を実現する成功のツボとは?

~失敗確率を下げ成功確率を高める実務アプローチと製造業の最新事例~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、新規事業開発の基礎から解説し、新規事業に挑む技術者・研究者に必要な「型」、事業化までのプロセスと、ステージごとの組織マネジメント、実践と検証を積み重ね、成功確率を高める方法について詳解いたします。

開催日

  • 2025年12月12日(金) 13時00分17時00分

受講対象者

  • 新規事業開発の担当者
  • 新規事業開発のマネジメント担当者
  • これから新規事業開発に携わる方

修得知識

  • 既存技術を活かす新規事業開発の失敗確率を下げる落とし穴を避け、成功に欠かせないポイント
  • 自社の新規事業開発の振り返りやヒント

プログラム

 イノベーションとは発明 (0→1) ではない、既知と既知の組み合わせの“新結合”と“経済性を上げる事”である。オーストリア出身の経済学者シュンペーターがイノベーション論として唱えています。
 私は10数年にわたり様々な製造業の新規事業をともに伴走する中で、このイノベーション論と新規事業は類似した考え方や視点が非常に多いと考えるようになりました。自社技術 (既知) に社外技術 (自社にとっては未知) を組み合わせ、今まで解けなかった市場の困り事や課題を解決し、より多くのお客様に御愛顧 (経済性UP) 頂くことで新規事業と成る、そうシンプルに捉えるようになりました。またその過程において実践検証しながら失敗を減らして成功体験を積み、継続的で、組織的な学習さえできれば、どの企業でもある程度新規事業は実現可能であると考えています。
 しかしながら、

  • 「自社技術を活かせ」と言われるが、どの技術をどう活かせるのか分からない?
  • 地の利ないので市場性も競合も良く見えず、ビジネスモデル検討はするが…
  • 投資対効果があるのか?やる意味・価値があるのか?社内で問われるが答えに窮する
  • 経営層の意思決定が度々繰り返されるも足止め状態で、時間ばかりが過ぎていく
    など、多くのお悩みもあると思います。
     本講演では、大手製造業が保有する“アナログ”かつ“高精度”な既存技術を活かしつつ、異業種参入する新市場の課題解決によって新規事業の成功確率を高める方法論を、事例とともに解説します。

  1. 実践を通じてわかった「新規事業の真の姿」とは?
    1. イノベーション理論を参考にした「新規事業の方程式」
    2. 既存技術を活かす新規事業の取り組みの「誤解」を解く
    3. なぜ失敗するの? 過去事例から学ぶ「6つの失敗要因」
    4. 成功には必要不可欠 実践から学んだ「6つの成功要因」
  2. 実践の中で見えてきた「新規事業の開発プロセス」とは?
    1. 既存技術を活かす「新規事業プロセスの全体像」
    2. 成否のカギを握る「スタート前の準備」
    3. アイデアや解決策ドリブンではなく「課題ドリブン」の徹底こそ命
    4. 事業化前の成功に欠かせない「3視点の検証 (PoC) 」
    5. 「何屋になるのか?」ビジネスモデルの一番のキモ
    6. 点を線に、線を面に、面を立体へ「ビジネスシナリオ」の重要性
    7. 新商品やサービスを創るのではなく「マーケットを創る」
  3. 自分の経験・知見が活かし辛い新規事業の「マネジメント」をうまくやるには?
    1. ステージで変わる「陣立て (チーム体制) 」
    2. ステージで変わる「マネジメントポイント」「撤退の見極め」
    3. 「型」を軸に、「失敗」を糧に、継続的な人材育成と「組織学習」
    4. 「10年一仕事」どこまで踏ん張って、我慢して、やり続けられるか
  4. 新規事業の事例から学ぶ「日本製造業の既存技術を活用した新規事業の実際」
    1. 大手自動車部品メーカー
      • コア技術を基点に将来事業の柱をつくる
    2. 中堅電気メーカー
      • B2Bからの脱却し、B2Cに活路を見出す
    3. 先駆者 (実際に取り組んだ製造業の方々) の格言や教訓
  5. 質疑応答 (講義内容への質問だけでなく、お悩みへの相談も可です)

講師

  • 井口 佳一
    イノベーションマネジメント株式会社
    執行役員 パートナーコンサルタント

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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