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デザイン経営が導く成長戦略 ブランド力×デザインマネジメントで技術を売れる価値に

デザイン経営が導く成長戦略 ブランド力×デザインマネジメントで技術を売れる価値に

~「良い製品」を「売れる製品」に変えるデザイン経営の実践 / ブランド戦略からデザイン思考まで、経営に活かす実践フレームと成功事例~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2026年1月9日〜23日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2026年1月9日まで承ります。

開催日

  • 2025年12月19日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 製品・サービスの開発に携わるエンジニア、研究開発職の方
  • 新商品の企画や事業開発を担当されている方
  • 自社製品のマーケティングやブランディング戦略を担う方
  • デザイナーとの協業やディレクションを行うプロダクトマネージャー、プロジェクトリーダーの方
  • デザイン経営の具体的な導入プロセスを学びたい経営企画、経営層

修得知識

  • デザイン分野の体系的な理解
  • デザイン経営の構造的な理解
  • 組織的にデザインを取り入れ、継続して取り組み成果に繋げるためのポイント、フレームワーク、チェックリスト

プログラム

 「優れた技術があるのに、なぜ市場で思うように評価されないのか?」多くの技術者や開発部門が抱えるこの課題は、製品の性能だけでは解決できません。現代は「共感」が消費を動かす時代であり、消費者の感性や感情に寄り添い、製品の価値を直感的に伝える「デザイン」の視点が、ビジネスの成否を分ける重要な要素となっています。
 しかし、デザインという分野は言葉の定義が曖昧なため、議論が抽象的な精神論に終始し、具体的な成果に繋がらないケースも少なくありません。
 本セミナーは、これまでデザインに馴染みのなかった技術者や企画担当者の皆様を対象に、デザインの役割とその構造を論理的に解説します。デザイン分野の体系的な分類から、経営成果に繋げる「デザイン経営」の考え方まで、感覚的な議論を排し、構造的に理解することを目指します。「良い製品」が提供すべき「利用体験」をいかに創造し、技術の価値を最大化するか。社内で再現できるよう、チェックリストを提示し、技術を“売れる技術”へ進化させるデザイン経営の導入ポイントをお伝えします。

  1. デザイン経営の構造
    1. そもそもデザイン経営とは
    2. デザイン経営の概要
    3. デザイン経営のわかりにくさ
    4. デザインという言葉の定義 (基本3分野)
      • 視覚
      • 空間
    5. デザインという言葉の定義
      • 狭義のデザイン
      • 広義のデザイン
      • 経営のデザイン
    6. 単純化したデザイン経営の定義
  2. ブランド構築に資するデザイン
    1. デザイン経営におけるブランド
      1. 狭義のデザインの一貫性
      2. 根拠となる調査研究
      3. 一貫性を担保するブランド基盤
        • MVV
        • パーソナリティ
        • ステートメント他
      4. ブランド基盤の事例
      5. 組織的アプローチが重要なブランドマネジメント
      6. ビジュアル一貫性を保つツール「ムードボード」
    2. ブランド視点によるプロダクトデザイン
      1. プロダクトデザインのプロセスの全体像
      2. プロダクトのどの要素に一貫性を持たせるか
      3. 多様なプロダクトデザイナーとどのように連携すべきか
  3. イノベーションに資するデザイン (デザイン思考)
    1. デザイン思考の概要
    2. デザイン思考の主要なフレームワーク (ダブルダイヤモンドモデル)
    3. ダブルダイヤモンドモデルの各ステップ
    4. 任天堂wiiの事例にみる各ステップ
  4. ブランド・イノベーションの連動活用
    1. ブランド・イノベーションの相互作用
    2. 相互作用を生み出すデザイン経営フロー図
    3. 企業規模ごとに異なるデザイン経営フロー
    4. ブランド・イノベーション相互活用事例
    5. FUJITSUのデザイン経営導入事例
  5. デザインを継続活用するための組織的取組
    1. よくある失敗から考える、求められる組織的取組
    2. 適切な人材確保
      • デザイナー
      • 橋渡し役
      • 全体責任者
    3. リテラシーの底上げ
      • 経営陣の理解向上
      • デザイン用語の統一
    4. 人事評価制度へのデザイン指標の組み込み
    5. 成果の見える化の手法
  6. 全体まとめ
    1. これまでの要点
    2. デザイン経営チェックシートの作成
    3. チェックシート記入状況に応じた優先取組内容
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2026年1月9日〜23日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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