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HAZOPから学ぶ化学プラントのリスクアセスメント

HAZOPから学ぶ化学プラントのリスクアセスメント

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年12月9日〜19日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年12月9日まで承ります。

概要

本セミナーでは、改正労働安全衛生法 (安衛法) について基礎から解説し、化学材料の曝露リスクアセスメント、化学材料の曝露定性評価実務と運用方法、化学材料の容器への法的表示方法と注意事項、化学材料の高薬理活性原薬や化学材料漏洩事故処理の方法、SDS作成上の法的事項と曝露リスクアセスメント実施の為に必要な要件、混合物のSDS作成方法、化学材料の有害性判断方法、曝露管理についての監査で求められる要件とFindings事例、安全衛生上の高活性物質取扱い安全とその必要性を踏まえた活動事例について解説いたします。

開催日

  • 2025年11月28日(金) 10時00分16時00分

修得知識

  • 化学物質の適切な管理手法
  • 各種関係リスクアセスメント評価手法とプロセスリスクアセスメント
  • プロセスリスクアセスメントに必要な手法の一つであるHAZOP (Hazard and Operability Study) の基本概念と使い方
  • 化学物質のSDS (安全データーシート) 、GHS (Global Harmonized Symbol) の使い方
  • プラント工場や試験室における取扱いリスクと管理基準値の確認、曝露許容値 (OEB,OEL,ADE,PDE) の設定、算出事例
  • プラント工場や試験室での化学物質・原薬・試薬類の曝露封じ込め対応とそのリスク低減対策 (ハード面とソフト面から)
  • プラントや工場の安全取扱いにおけるLOTO (Lock & Tag)
  • サプライチェーンにリスクアセスメントを共有する方法
  • リスクマネジメントにて実務を展開する必要性

プログラム

 Global化が進む中、プロセスリスクアセスメントがサプライチェーンマネジメントでAuditの結果として求められる事が多くなって参りました。従来より、手法として用いられているHAZOPの必要性が注目されています。これらは化学プラント工場には欠くことの出来ない安全運用技術の一つとなります。結果、統合マッピングによりリスクマネジメントシステムを廻してゆく事の重要性を御紹介します。

  • はじめに
  1. 化学プラントにおけるリスクアセスメントの全体像
    1. リスクアセスメントの種類
    2. リスクアセスメントを行う趣旨・目的
    3. リスクアセスメントに必要な事前情報の入手
      • GHS
      • SDS
  2. HAZOPの基本概念と使い方
    1. HAZOPとは
    2. HAZOPの概要と手法としての具体的使用方法
    3. HAZOPの実施手順と役割分担
    4. 他のリスクアセスメント手法との比較とHAZOPの位置づけ
  3. プロセスリスクアセスメント
    1. 化学プラントに潜むプロセスリスクハザード事例と健康被害
    2. プロセスリスクアセスメントの進め方とHAZOP
    3. GHSとSDSなど情報入手方法
  4. LOTO (Lock & Tag) に基づく作業安全の確保と教育
    1. LOTOとは
    2. LOTOプログラム運用方法
    3. 運用SOPへの展開の必要性
  5. サプライチェーンへのリスクアセスメントの共有とその必要性
  6. 統合的リスクマネジメントへの展開
    1. リスク低減策と優先順位
    2. 投資とリスク低減の優先度
  7. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 佐野 旭
    佐野HSEコンサル株式会社
    代表取締役社長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 180,000円(税別) / 198,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 210,000円(税別) / 231,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年12月9日〜19日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

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