技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療用医薬品の開発初期段階での売上予測の実際と注意すべきポイント

医療用医薬品の開発初期段階での売上予測の実際と注意すべきポイント

~TPP (Target Product Profile) の策定・ブラッシュアップの進め方 / 市場の現状把握や将来予測の具体的方法~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年11月26日〜12月5日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年12月3日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医療用医薬品の開発初期段階の売上予測が着目されている背景とその難しさに触れ、売上予測の実際について、市場・競合分析 (現状把握と将来予測) 、TPP (Target Product Profile) 策定と製品シェア予測、感度分析と意思決定を説明して、開発タイムラインと売上予測の実施時期をまとめとして解説いたします。

開催日

  • 2025年11月25日(火) 13時00分16時00分

修得知識

  • データが少なく不確定要素の多い医療用医薬品の開発初期段階における留意点
    • 自社製品の評価方法
    • 市場の現状把握や将来予測の具体的方法
    • 感度分析と意思決定の注意点

プログラム

 開発初期段階の適切なビジネス評価は、社内の研究開発リソース配分や製品導入の判断に重要である。ビジネス評価の中でも開発初期段階における売上予測は、自社製品のプロファイルが明確でない中で、数十年先の市場や競合を予測しなければならず、不確実性の高い要因の適正な評価が求められる。
 本セミナーでは、開発初期段階の売上予測が着目されている背景とその難しさに触れ、売上予測の実際について、市場・競合分析 (現状把握と将来予測) 、TPP (Target Product Profile) 策定と製品シェア予測、感度分析と意思決定を説明して、開発タイムラインと売上予測の実施時期をまとめとしたい。

  1. 開発初期段階の売上予測が着目されている背景
    1. 自社パイプラインで売上予測が必要とされる理由
    2. 製品導入において売上予測が必要とされる理由
  2. 開発初期段階の売上予測の難しさについて
    1. 市場予測の不確実性について
    2. 競合品の不確実性について
    3. 自社製品の不確実性について
  3. 開発初期段階の売上予測の実際
    1. はじめに
      1. 売上予測における戦略の重要性
      2. 売上予測に必要な定量手法のまとめ
    2. 市場・競合分析
      1. 現市場・競合の把握
        • ペイシェントジャーニー作成の重要性
        • ペイシェントジャーニー作成に必要な準備
        • ペイシェントジャーニー作成のための定性・定量調査とセカンダリーデータ
      2. 市場・競合の将来予測
        • 将来予測に不可欠なPEST分析について
        • PEST分析で考慮すべき外部環境について
        • 将来予測の具体的な進め方について
    3. シェア予測
      1. 自社製品プロファイルの設定
        • TPP (Target Product Profile) の策定・ブラッシュアップの進め方
        • TPP検討時に注意すべきこと
      2. シェア予測の実践的手法
        • シェア予測に有力な定量的分析手法
        • シェア予測の定量分析で気をつけるべきポイント
        • 製品プロファイル以外に製品シェアに影響する要素の定量手法
    4. 感度分析
      1. 感度分析の全体像について
      2. 感度分析の事例提示
    5. 売上予測と意思決定
      1. 自社パイプラインの意思決定について
      2. 製品導入の意思決定について
  4. 開発タイムラインと売上予測の実施時期
    1. 全体像:開発の早期と後期でやること
    2. Post-PoCでの売上予測実施プロセス
    • 質疑応答

講師

  • 大澤 一範
    株式会社 社会情報サービス 調査事業 PMR局
    シニアアドバイザー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年11月26日〜12月5日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/14 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2025/11/14 技術者のためのマーケティング思考と研究開発テーマの策定法 東京都 会場・オンライン
2025/11/14 医薬品の処方・剤型変更におけるBE試験回避の考え方 オンライン
2025/11/14 再生医療等製品・遺伝子治療薬開発のための生物由来原料基準/カルタヘナ法 徹底解説 オンライン
2025/11/14 ペプチド医薬品における品質評価・規格設定と不純物分析の留意点・事例 オンライン
2025/11/17 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2025/11/17 原薬GMPガイドライン実践編 オンライン
2025/11/17 医薬品開発における安全性評価およびリスク最小化のポイント オンライン
2025/11/17 医薬品Cocrystal (共結晶) の設計による物性/製剤特性の改善と新規探索/製造方法 オンライン
2025/11/17 研究者・技術者のための情報収集&市場調査の方法とテクニック オンライン
2025/11/17 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2025/11/17 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン
2025/11/17 GMP準拠の現場作業員が身に着けるべき手技・手順・管理基準と誤りやすいトラブル対策 オンライン
2025/11/18 バイオ医薬品製造におけるバリデーション 入門講座 オンライン
2025/11/18 FDA指摘2,900事例をふまえたラボと製造におけるデータインテグリティとCSV基礎から実践まで オンライン
2025/11/18 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2025/11/18 医薬品製造現場におけるコスト削減と人材不足のためのQC/QA業務効率化 オンライン
2025/11/18 医薬品開発における安全性評価およびリスク最小化のポイント オンライン
2025/11/18 日米欧における薬事規制とグローバル開発の進め方 オンライン
2025/11/18 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/10/26 新たな患者満足度測定手法と増患・増収対策
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)