技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

シリコーン 全容理解と活用の技術

シリコーン 全容理解と活用の技術

~応用自在のシリコーンを使いこなす技術と化学論~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年12月4日〜18日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年12月4日まで承ります。

概要

本セミナーは、シリコーンを扱う方を対象に、シリコーンの基礎からシリコーンの配合設計、機能付与について詳解いたします。

開催日

  • 2025年11月20日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • シリコーンを扱うすべての分野の方

修得知識

  • シリコーンの基礎
  • シリコーンの配合設計
  • シリコーンへの機能付与
    • 耐熱性
    • 難燃性
    • 導電性
    • 透明性
    • 成形性

プログラム

 最近まで、生成AIに「日本で一番技術力のあるシリコーンコンサルタントを紹介して」と問うと、必ず「材料技術研究所の渡辺聡志さんです」との単名での回答が示されていました。そのことを知らなかった講師は、生成AIをきっかけに急増する外部からの問合せに戸惑い、忙殺されました。
 海外のシリコーンメーカーも含め、シリコーン技術コンサル歴30余年の講師は、その技術解説の分かりやすさと利用者目線での解説が特長です。基本知識から、各種応用展開、普段はメーカーから聞けないような裏話まで幅広い知識まで言及します。
 さらに、シリコーン以外の全ての有機系ポリマーにも精通しており、受講者からの質問に対し、「そこはシリコーンを使わずに、〇〇を使うべきです」といった実務的な提案も行うことができます。セミナー終了後1か月間の、講義における疑問点などのメール質問・アフターフォロー体制も含め、全てに頼れる講師といえるでしょう。
セミナー趣旨
 この度、本セミナータイトルと同じ書名であるシリコーンの技術書籍が、この10月に刊行されることとなりました。それに機を合わせ、2年振りとはなりますがシリコーンの技術セミナーも開催の運びとなりました。
 本シリコーンセミナーは2012年に開始され、ほぼ毎年1回の割合で2022年まで開催されています。書籍とセミナーの両方に多くの関心を頂き、書籍は増刷分まで完売となりました。セミナーも多方面の業種からの参集があり、いつも闊達な質疑応答が繰り広げられています。
 シリコーンが有する応用自在性のために、シリコーン製品は液体からゲル状、固体あるいは硬化膜などさまざまに展開されています。それら全ての技術と化学論を一人の講師が解説するセミナーは、この機会以外に見つけることができません。貴社技術力向上の糧として、積極的なご参加を望んでおります。

  1. そもそもシリコーンとは何なのか
    1. 誕生と工業材料としての歴史
    2. 製造方法と原価構成
    3. 紛らわしい類似用語を明快解説
      • シリル
      • シラン
      • シラザン
      • シロキサ ン…
    4. 長所と弱点 さらに 安全性
  2. 特異な性質を分子構造から理解する
    1. 優れた耐熱性の理由を分子論で解説
    2. 弱い分子間力がもたらす個性と特性
    3. 高撥水性 しかし 高吸湿性である理由
    4. 医用材料として歓迎される背景
  3. シリコーンゴムの基本配合 構成内容解説
    1. 配合設計の基本的考え方と有機ゴムとの違い
    2. 高難度 シリカが律する界面の制御技術
    3. 耐熱性・難燃性・導電性・透明性 発現の配合設計
    4. 混練と成形加工に求められる技術と装置
  4. シリコーン 使いこなしのための製品知識
    1. レジン および 変性オイル を正確に学ぶ
    2. 百花繚乱 シリコーン系接着剤 選択の指針
    3. 用途別 シーリング材の見極めるべきポイント
    4. ローボラタイル問題の本質と対処の視点
    5. シリコーンメーカーの実情と今後の展開予測
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 渡辺 聡志
    材料技術研究所
    技術コンサルタント

会場

連合会館

5階 502会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 43,000円 (税別) / 47,300円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様でお申込みの場合、1名あたり 43,000円(税別) / 47,300円(税込) で受講いただけます。
  • 3名様以上でお申込みの場合、1名あたり 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 86,000円(税別) / 94,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

受講特典

本講演は “アフターフォロー” が特別に付いた「安心セミナー」です。
講演後 1 か月間は直接メールで、講師に講演内容の再質問ができます。
もちろん回数制限などありません。親切で的確な対応は折り紙つきです。
※アーカイブ受講の方は、視聴開始日から1か月間になります。

会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかをご選択いただけます。

会場受講をご希望の場合

  • アーカイブ配信のサービスは受けられません。
  • 翌営業日までに、請求書、受講票、会場までの地図を発送させていただきます。

アーカイブ配信をご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 後日(開催終了後から10日以内を目途)に、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年12月4日〜18日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/12 材料表面への (超) 撥水性・ (超) 親水性の付与技術と制御および分析・評価、応用技術 オンライン
2025/12/15 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 オンライン
2025/12/15 ケミカルリサイクル技術の基本、手法の適用・選択と技術開発動向 オンライン
2025/12/15 溶解度パラメータの基礎・求め方から実務事例・最新研究事例 オンライン
2025/12/16 溶解度パラメータの基礎・求め方から実務事例・最新研究事例 オンライン
2025/12/17 生体親和性材料の界面設計・評価・スクリーニング オンライン
2025/12/18 プラスチック射出成形の基礎知識とトラブルシューティング オンライン
2025/12/18 架橋剤を使うための実際的知識 オンライン
2025/12/18 UV硬化とEB硬化の基礎と技術比較および応用技術 オンライン
2025/12/18 乳化重合・ソープフリー乳化重合によるポリマー微粒子の合成と粒子径・形状制御 オンライン
2025/12/18 ポリイミドの基礎とポリイミド系材料の低誘電率化・低誘電正接化 オンライン
2025/12/18 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2025/12/19 シランカップリング剤の基礎、反応メカニズム、各種応用、その評価 オンライン
2025/12/19 プラスチックフィルムの種類、添加剤、 製膜、応用、評価 オンライン
2025/12/19 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ 東京都 会場・オンライン
2025/12/19 架橋剤を使うための実際的知識 オンライン
2025/12/19 高剪断成形加工技術の原理・新材料創製・量産化 オンライン
2025/12/19 UV硬化とEB硬化の基礎と技術比較および応用技術 オンライン
2025/12/19 架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法 オンライン
2025/12/19 マテリアルズ・プロセスインフォマティクスの基礎とポリマー材料設計への応用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策