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医薬品開発時の導入・導出における売上予測・事業性評価の実際

売上予測 (開発初期段階/導入・導出) コース (Bコース / 全2コース)

医薬品開発時の導入・導出における売上予測・事業性評価の実際

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年11月10日〜21日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年11月10日まで承ります。

関連するセミナーの全2コースセットの申し込みもございます。

開催日

  • 2025年10月24日(金) 10時30分16時30分

プログラム

 医薬品開発には、長期的かつ多額な費用と人的資源を要する一方で、成功確率が低いため、投資の意思決定は慎重にならざるを得ない。製薬企業各社は選り好みをするほどパイプラインが多くないのも現実であり、他社から魅力あるアセットの導入や、優先度の低い、またはやり切れない自社アセットの他社への導出も頻繁に行われている。
 本講座では、アセットの価値評価、優先度設定、導入・導出の判断基準として用いられる事業性評価を取り上げ、売上予測や事業性評価の概念、実施方法を解説すると共に、導入・導出のケーススタディを通じて、売上予測および事業性評価を行う上での重要なポイントについて解説する。

  1. 中外製薬 株式会社 とは?
    1. 会社概、ミッションステートメント
    2. 自主独立経営を行うビジネスモデル、ロシュとの戦略的提携
  2. 製品ポテンシャルを可視化する売上予測とその概念
    1. 売上予測の4つの目的とタイミング、典型的な予測モデル
    2. 売上予測の研究開発ステージと粒度
    3. 新規モダリティのビジネス評価のタイミング
    4. 市場規模/売上予測が難しくなっている理由
    5. ビジネスの価値評価として売上予測は万能か
    6. 意思決定を惑わす様々な認知バイアス
    7. 戦略的マネジメントとオペレーションマネジメントの関係
  3. 意思決定を支援する事業性評価とその概念
    1. 事業性評価のゴール、4つの目的とタイミング
    2. 事業性評価を理解する上での重要な指標
    3. 事業リスクと4つの事業性評価の実施方法
    4. 正味現在価値 (NPV) と不確実性を考慮した正味現在価値 (eNPV)
    5. 意思決定の質を高めるために重要な6つの要素
  4. 事業性評価のケーススタディ (導入)
    1. 事業性評価に関わる様々な課題
    2. TPP作成のタイミングと3つのポイント
    3. 事業性評価の流れ (概要)
    4. 仮想事例:製品X (導入候補品) のTPP、評価の背景と仮説
    5. 開発計画からシナリオ、シナリオ発生確率、成功確率の検討例
    6. 市場を理解するためのアプローチ
    7. 製品Xの売上予測・事業性評価結果
    8. 製品Xの経済条件を含む事業性評価結果
  5. 事業性評価のケーススタディ (導出)
    1. 仮想事例:製品Y (導出品) のTPP、評価の背景と仮説
    2. 開発計画からシナリオ、シナリオ発生確率、成功確率の検討例
    3. 製品Yの売上予測・事業性評価結果
    4. 製品Yの経済条件を含む事業性評価結果
  6. 製品チームや経営から信頼の得られる事業性評価を目指して
    1. 中外製薬のLCM体制
    2. 中外製薬での事業性評価実施の流れと、確認ポイント
    3. 事業性評価がネガティブとなった場合の対処方法
    4. 事業性評価の役割と目指すところ
    5. 市場調査と事業性評価の関係
    • 質疑応答

講師

  • 高山 健次
    中外製薬 株式会社 ビジネスインサイト&ストラテジー部
    ビジネスアナリシスプロフェッショナル

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

複数コースのお申込み

セット対象セミナー

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

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  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年11月10日〜21日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

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2025/8/18 製造オペレーターのためのGMPの基本と記録書の作成管理 オンライン
2025/8/18 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2025/8/18 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門と効果的かつ効率的運用 (2日間) オンライン
2025/8/18 GVP基礎講座 + GVP実践講座 オンライン
2025/8/18 GVP実践講座 オンライン
2025/8/18 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門 オンライン
2025/8/18 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMSの効果的かつ効率的運用 オンライン
2025/8/18 技術マーケティングを活用した新規R&Dテーマ発掘と商品コンセプトの創出 オンライン
2025/8/18 バイオ医薬品 GMP入門講座 オンライン
2025/8/18 市場分析・競合他社 (ベンチマーキング) 分析と情報収集の進め方 オンライン
2025/8/18 国内外の査察対応にむけた製造設備の適格性評価及びメンテナンスに関する文書化対策 オンライン
2025/8/18 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/8/19 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/8/19 研究所における医薬品を含む化学物質の管理と管理体制の構築 オンライン
2025/8/19 海外製造所に対して実施する監査のためのGMP英語表現 入門講座 オンライン
2025/8/20 研究所における医薬品を含む化学物質の管理と管理体制の構築 オンライン
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2025/8/20 生成AIを使用した戦略的なFDA査察 & PMDA査察対応セミナー 東京都 会場・オンライン
2025/8/20 体外診断用医薬品の臨床性能試験の進め方と薬事申請対応のポイント 東京都 会場
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2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
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2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
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