技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品モダリティの特許戦略

グローバル市場を見据えた次世代知財戦略の核心

医薬品モダリティの特許戦略

~抗体・核酸・細胞治療から最新裁判例、権利化されたクレーム分析と今後の展望~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年4月25日〜5月2日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年4月30日まで承ります。

概要

本セミナーでは、新規医薬品モダリティの研究開発と実用化を推進のために必要不可欠な特許戦略の構築について解説いたします。
また、今後の課題と対応策についても解説いたします。

開催日

  • 2025年7月29日(火) 13時30分16時00分

受講対象者

  • 医薬品に関連する研究開発担当者、事業開発担当者、知的財産担当者

修得知識

  • 医薬品モダリティの特許動向の現状
  • 医薬品モダリティの特許調査の方法
  • 医薬品モダリティの特許審査
  • 特許訴訟・裁判例の最近の傾向
  • 医薬品モダリティの最適な特許明細書・クレームの作成
  • 医薬品モダリティの最適な特許戦略の策定

プログラム

 近年、医薬品モダリティとして、抗体医薬、核酸医薬、中分子医薬、再生医療、細胞治療、リソソームなどの研究開発が進展しています。最近では、いよいよ実用化の段階に至り、研究成果が特許出願されています。このような状況に鑑み、本講演では、「医薬品モダリティの特許戦略」として、特許出願の動向、特許審査の傾向、特許訴訟の事例について説明し、権利化された特許クレームと審査経緯を分析したうえで、今後の特許戦略の在り方について詳説します。

  1. 医薬品モダリティの現状と課題
    1. 医薬品モダリティの開発動向
    2. 医薬品モダリティの実用化の方向性
  2. 医薬品モダリティの特許動向
    1. 抗体医薬
      • 抗体の構造改変
      • 薬物抗体複合体
      • 二重特異性抗体など
    2. 核酸医薬
      • 核酸の構造改変
      • 核酸-リガンド-複合体
      • 脂質ナノ粒子など
    3. 低分子医薬・中分子医薬
      • プロドラッグ
      • 結晶多型・水和物
      • リポソームなど
    4. 再生医療・細胞治療
      • リソソーム
      • オルガノイド
      • 免疫療法
      • ゲノム編集など
  3. 医薬品モダリティの特許出願の課題
    1. 特許出願のタイミングと注意点
    2. 研究開発に必要な特許調査の注意点
    3. 研究開発戦略と特許戦略の一体化
    4. 今後の研究開発戦略の方向性
  4. 医薬品モダリティの特許実務
    1. 広くて強い特許とは、どのような特許か
    2. どの程度の進歩性が要求されるのか (引例との比較データなど)
    3. どの程度の開示が要求されるのか (薬理データの要件など)
    4. 特許審査 (拒絶理由) への対応
  5. 医薬品モダリティの近時の裁判事例
    1. 核酸の新規性要件
      • 「スタッファー/フィラーポリヌクレオチド配列を含むベクター事件」知財高裁2022年11月30日判決
    2. 抗体の進歩性要件
      • 「PIVKA-IIに関する抗体事件」知財高裁2024年1月16日判決
    3. 医薬発明の進歩性要件
      • 「多糖類-タンパク質コンジュゲート事件」知財高裁2021年5月17日判決
    4. 医薬発明の進歩性要件
      • 「炎症性疾患および自己免疫疾患治療剤事件」知財高裁2020年12月14日
  6. 今後の特許戦略の新たな視点 (登録事例の分析)
    1. 最近の登録特許と審査経緯の傾向
    2. 日米欧、日中韓の特許クレームの比較
    3. 最適な特許明細書・クレームの提案
    4. 医薬品モダリティの特許戦略の策定
  7. 関連質疑応答
  8. 名刺交換・交流会

会場

JPI カンファレンススクエア
東京都 港区 南麻布5-2-32 興和広尾ビル
JPI カンファレンススクエアの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 33,836円 (税別) / 37,220円 (税込)
複数名
: 29,291円 (税別) / 32,220円 (税込)

受講料の割引について

  • 複数名受講割引
    • 同一法人または関連会社より2名以上同時参加される場合、受講料を割引させて頂きます。
      2名様以降、 29,291円(税別) / 32,220円(税込) で受講いただけます。
      • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 33,836円(税別) / 37,220円(税込)
      • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 63,127円(税別) / 69,440円(税込)
      • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 92,418円(税別) / 101,660円(税込)

会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかをご選択いただけます。

会場受講をご希望の場合

  • ライブ配信、アーカイブ配信のサービスは受けられません。
  • 翌営業日までに、請求書、受講票、会場までの地図を発送させていただきます。

ライブ配信をご希望の場合

  • ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日の2営業日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを、メールにてご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • 当日配付資料等は、後日ご郵送いたします。
  • 受講後のご質問等、講師とのお取次ぎをさせていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

アーカイブ配信をご希望の場合

  • 開催日より3日以降に配信致します。
  • お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、視聴用URLをお送り致します。
    配付可能な講演資料も合わせて送付致します。
    ※アーカイブ配信の配信予定日や講演資料の送付方法はセミナーによって異なります。
  • 動画の公開期間は公開日より2週間となります。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • 質疑応答は原則として収録録画からカットされます。
  • 参加者名簿は配付致しません。あらかじめご了承下さい。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/25 再生医療等製品における事業性評価の進め方と注意点 オンライン
2025/6/25 信頼性基準適用試験におけるデータ取得時の留意点と海外施設・海外データ活用時の信頼性保証 オンライン
2025/6/25 GMP省令等の要求するバリデーションの立案・実施と適格性評価の留意点 東京都 会場・オンライン
2025/6/25 医薬品 洗浄バリデーションセミナー オンライン
2025/6/26 医薬品売上予測でのExcel活用テクニック オンライン
2025/6/26 再生医療等製品における事業性評価の進め方と注意点 オンライン
2025/6/26 バイオ医薬品における分析法バリデーション オンライン
2025/6/26 非GLP試験における信頼性確保 (レベル) 東京都 会場・オンライン
2025/6/26 QA部門における製造記録・試験検査記録の照査の内容・視点と報告書作成の留意点 オンライン
2025/6/26 医薬品の早期開発・承認取得を目指した薬事戦略の進め方と効果的なPMDA相談の活用術 オンライン
2025/6/26 知財戦略の効果確認、レビューの仕方と経営層への効果的な報告 オンライン
2025/6/27 医薬品製造におけるPDE (ADE) ・OELの算出とその活用 オンライン
2025/6/27 新規事業創出のための発想法と技術ロードマップの作成、技術・事業・知財戦略の策定 オンライン
2025/6/27 医薬品開発における安定性試験の実施計画と有効期間の設定、データの取り方、まとめ方 オンライン
2025/6/27 グローバル申請を見据えたCTD-Qの作成と各セクションの記載内容のポイント オンライン
2025/6/27 共同研究開発の契約実務とトラブル対策 東京都 会場
2025/6/27 創薬モダリティの多様化に対応する吸入粉末剤の設計・評価技術 オンライン
2025/6/27 化学分野における特許出願戦略と強い明細書の作成 オンライン
2025/6/27 相分離生物学入門 オンライン
2025/6/27 ファーマコビジランス研修および薬害教育における実施事例と企業ロールモデル オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/10/5 電子辞書 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/10/5 電子辞書 技術開発実態分析調査報告書
2012/8/31 カーオーディオ5社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/8/31 カーオーディオ5社 技術開発実態分析調査報告書
2012/8/20 建機部品大手9社 技術開発実態分析調査報告書
2012/8/20 建機部品大手9社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/7/30 電動工具 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/7/30 電動工具 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/30 IH調理器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/7/30 IH調理器 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/20 精密機器7社 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/20 精密機器7社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)