技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

開発段階の治験薬GMP・技術移転の手順と評価判定、分析法バリデーションの留意点 (3テーマセット)

開発段階の治験薬GMP・技術移転の手順と評価判定、分析法バリデーションの留意点 (3テーマセット)

~ICH Q2 (R2) 、Q14の対応~
オンライン 開催

このセミナーは過去に開催したセミナーのオンラインセミナー:オンデマンド配信です。
視聴方法のご案内メールの送信日より1ヶ月の間、動画をご視聴いただけます。
お申込は、2025年9月29日まで受け付けいたします。

申込期間

  • 2025年7月1日(火) 10時30分2025年9月29日(月) 16時30分

修得知識

  • 医薬品のライフサイクルに応じた治験薬GMPの考え方
  • 治験薬GMPと医薬品GMPの相違点
  • バリデーション、ベリフィケーションの基礎
  • 治験薬GMP要求事項に沿った準備、管理、運用
  • ICH Q14の全体像
  • 前臨床、治験、承認後の各段階で必要な分析法
  • 試験法の技術移転で必要な情報
  • 技術移転に必要なドキュメント
  • 技術移転における試験法のバリデーションの要否の考え方
  • 分析バリデーションの基礎
  • ICH Q2, ICH Q14ガイドライン、日本薬局方

プログラム

開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み

(収録日:2024年12月11日 ※映像時間:約4時間30分)

 治験薬GMPは、医薬品GMPとは違って開発の各段階に応じた柔軟な管理が必要であり、一律的に規定することは難しいとされています。本講座では、治験の開発段階に応じた、柔軟な治験薬GMP管理方法について実例を交えて説明するとともに、各要求事項の具体的な運用面につき合理的なヒントを提供致します。また、新しく設定される「ICHQ14 (分析法の開発) 」についても説明し、分析法のバリデーションを行うにあたってのポイントをご理解頂きます。
 治験の開発段階に応じて治験薬GMPに柔軟に対応するための製造・品質管理、バリデーション及びベリフィケーション、変更・逸脱の管理、自己点検、教育訓練、ならびに文書及び記録の管理管理方法について実例を交えて解説いたします。
 また、あわせて、ICH Q14について前臨床、治験、承認後の各段階で、どのような分析法を設定していくかについて、解説いたします。

  1. 治験とは何か
  2. 治験薬GMPの考え方とGCPにおける治験薬GMPの位置付け
  3. 治験薬GMPの適用範囲
  4. 治験薬GMPと医薬品GMPの相違
  5. 治験薬GMP要求事項の詳細と実際の運用
    1. 治験薬GMP組織
    2. 治験薬GMP製造管理
    3. 治験薬GMP品質管理
    4. バリデーション及びベリフィケーション
    5. 変更の管理
    6. 逸脱の管理
    7. 品質等に関する情報及び品質不良等の処理
    8. 回収処理
    9. 自己点検
    10. 教育訓練
    11. 文書及び記録の管理
    12. 外部試験検査機関の利用
  6. 委受託製造と治験薬品質取り決めにおける留意点
  7. 治験薬の製造設備
  8. 治験薬GMP実務のポイント
  9. ICH Q14「分析法の開発」
    1. ICH Q2とICHQ14の相違
    2. 分析法管理戦略の特定
    3. 分析法目標プロファイル
    • 質疑応答

分析試験方法の技術移転の手順、進め方と評価判定方法

(収録日:2025年3月21日 ※映像時間:約4時間10分)

 医薬品開発では、開発の初期段階から治験薬製造、さらに商業生産と進むにつれ、生産部門あるいは外部受託試験機関で試験を実施する機会が生じる。特に外部委託での試験法の技術移転では、移転先の試験室では、移転元で試験法バリデーションにより評価された分析能と同等以上の性能を維持していることが求められる。
 本講演では、円滑な分析試験方法の技術移転を達成するために必要とされる、手順・進め方とその適切な評価方法について解説する。また、試験法の技術移転とバリデーションとの関係について、主にHPLC法 (高速液体クロマトグラフィー) を対象として、グローバルな技術移転のガイド (Eurachem、ISPEならびにWHO) の指針を紹介する。

  1. 技術移転とは
    1. 技術移管の目的と手順書
    2. 技術移転を成功させるための一般原則および要件
    3. 移転に関連する部門
    4. 異なる企業間での技術移転
  2. 技術移転に際して必要となる情報
    1. 技術移転に際して必要となる情報 – 分析法に関する情報
  3. 技術移転に際して必要となるドキュメントと留意点
  4. 品質試験法の技術移転
    1. 試験法開発におけるバリデーションと技術移転の位置づけ
      1. なぜ、技術移転のガイダンスができたのか
    2. 分析技術移転の基本
    3. 技術移転の形式
    4. 技術移転時の試験法のバリデーション
      1. 試験法のバリデーションとは
      2. 試験法の技術移転で、どのような基準でバリデーションをすべきか
    5. 技術移転の実際
    6. 技術移転の手順
      1. 移転される試験法
      2. 移転前になすべきこと
      3. 移転試験計画書
      4. 移転報告書
    7. 実験計画及び判定基準例
      1. 定量法
      2. 含量均一性試験
      3. 不純物/分解生成物/残留溶媒
      4. 確認試験
      5. 自動化された試験法
      6. 洗浄確認試験法
  5. 品質試験法技術移転のケーススタディ
  6. 品質試験法技術移転に関するFAQ
  7. まとめ
  8. 参考文献
    • 質疑応答

ICH Q2 (R2) 、Q14をふまえた承認申請時の分析法バリデーションの留意点

(収録日:2024年12月20日 ※映像時間:約2時間56分)

 ICH Q2分析法バリデーションガイドラインは、1996年に作成されてから四半世紀経ち、このほど改定されることになりました。改定に当たっては、多変量解析を用いた分析法を追加するなど、最新の分析技術を取り入れた内容になります。また、分析法の開発に関する新たなガイドラインがICH Q14として登場します。
 本セミナーでは、Q2改訂およびQ14新設の目的と背景、また、Q2改訂、Q14新設による分析法バリデーションの今後の薬事的な動向について解説したいと思います。

  1. 分析バリデーションとは
    1. 分析法バリデーションの目的
    2. 分析法バリデーションの適用と種類
    3. 分析能パラメーターの種類と適用範囲
  2. 分析法バリデーションに関する公的文書
    1. ICH Q2ガイドライン
    2. ICH Q14ガイドライン
    3. 日本薬局方
  3. ICH Q2 (R2) 分析法バリデーションガイドライン
    1. ICH Q2ガイドライン改訂に伴う主な変更点
    2. 多変量解析を応用した分析法と統計学的背景
  4. ICH Q14分析法開発ガイドライン
    1. 分析法開発の新パラダイム
    2. 分析法ライフサイクルとは
    3. 分析法リスクマネジメントと管理戦略
  5. 申請書とCTDはどうなるのか
    1. CTD第3部における変更点
    2. CTD第2部と承認申請書
    3. 承認後の変更管理
  6. 日本薬局方と薬事規制への影響
    1. 一般試験法「2.00 クロマトグラフィー総論」
    2. 参考情報における分析法バリデーション
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)
  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 51,000円(税別) / 56,100円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 96,900円(税別) / 106,590円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 102,000円(税別) / 112,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 153,000円(税別) / 168,300円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

オンデマンドセミナーの留意点

  • 申込み後、すぐに視聴可能なため、本セミナーのキャンセルは承りかねます。 予めご了承ください。
  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 3営業日後までに、メールをお送りいたします。
  • 視聴期間は、視聴方法のご案内メールの送信日より1ヶ月間です。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
    • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
    • サンプル動画が閲覧できるかを事前にご確認いただいたうえで、お申し込みください。
  • 本セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/18 製造オペレーターのためのGMPの基本と記録書の作成管理 オンライン
2025/8/18 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門と効果的かつ効率的運用 (2日間) オンライン
2025/8/18 GVP実践講座 オンライン
2025/8/18 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門 オンライン
2025/8/18 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMSの効果的かつ効率的運用 オンライン
2025/8/18 バイオ医薬品 GMP入門講座 オンライン
2025/8/18 国内外の査察対応にむけた製造設備の適格性評価及びメンテナンスに関する文書化対策 オンライン
2025/8/18 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/8/19 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/8/19 研究所における医薬品を含む化学物質の管理と管理体制の構築 オンライン
2025/8/19 海外製造所に対して実施する監査のためのGMP英語表現 入門講座 オンライン
2025/8/20 逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2025/8/20 研究所における医薬品を含む化学物質の管理と管理体制の構築 オンライン
2025/8/20 医薬分野における英文契約書の読み方入門講座 オンライン
2025/8/20 生成AIを使用した戦略的なFDA査察 & PMDA査察対応セミナー 東京都 会場・オンライン
2025/8/20 体外診断用医薬品の臨床性能試験の進め方と薬事申請対応のポイント 東京都 会場
2025/8/20 海外製造所への製造委託とCTD作成における留意点 オンライン
2025/8/20 開発・薬事担当者のためのeCTD v4.0適応にむけた重要ポイントと見直し事項 オンライン
2025/8/20 効率的な医薬品開発を実施したい方のためのCMC安定性試験レギュレーション解説 オンライン
2025/8/20 敗血症の病態・診断・治療の現状と求める診断・治療薬像 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/28 正しいALCOA原則・実践から治験Quality Managementと適合性調査
2013/9/27 PMDA要求「EDC管理シート」記載方法と適合性調査対応 (ebook版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策