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微生物活性解析装置を用いた微生物動態計測と化粧品研究への応用

微生物活性解析装置を用いた微生物動態計測と化粧品研究への応用

オンライン 開催

開催日

  • 2025年5月16日(金) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 食品や化粧品、医薬品製造業界の微生物保証担当者
  • 新しい微生物評価方法をお探しの方
  • 微生物の動態に関心のある方

修得知識

  • 微生物活性測定装置の測定原理と特徴
  • 微生物活性測定装置を用いた増殖動態の解析方法
  • 増殖活性測定による応用研究

プログラム

 あらゆる生物細胞は代謝に伴い熱を生成します。微生物活性測定装置は、この生成される代謝熱を非破壊的に測定することを特徴とする装置であり、高精度な定量評価が可能です。この測定法は、培養法や濁度法と高い相関があるだけでなく、リアルタイムモニタリングができるため、省力的に動態を評価できます。
 特に、食品、化粧品及び医薬品業界においては、腐敗防止や製造時の検査の他、発酵食品の品質管理や抗菌製品の開発などの機能的利用において微生物の評価が求められます。この技術がこうした場面に応用されることで、業務効率化や新たな知見の取得につながることが期待されます。
 本セミナーでは、微生物活性測定の原理と方法について解説し、実際に化粧品業界での応用研究例を交えて幅広く議論します。

  1. 微生物活性解析装置の基本原理と特徴
    1. 微生物活性解析装置の特徴
    2. 従来法との比較
  2. データの解析方法
    1. 腐敗とその速度の動的解析
    2. 抗菌作用の高精度解析
      • MICの算出
      • 静菌・殺菌作用の評価)
  3. 化粧品業界での応用研究例
    1. 1,2-アルカンジオールの抗菌作用の定量的解析
    2. シート状化粧品における防腐力低下のメカニズム解析

講師

  • 臼倉 淳
    株式会社マンダム 先端技術研究所

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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