技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、リチウムイオン電池用導電助剤について取り上げ、各導電助剤の特性、特徴と電池性能を向上させる使いこなし方を解説いたします。
(2025年4月25日 10:00〜11:30)
カーボンブラックは、帯電防止や導電性付与の目的で樹脂やゴム、電池材料の添加剤として幅広く用いられています。
本講演では、アセチレンブラックに関する製法、特性、物性評価法、並びに活用方法を解説します。リチウムイオン二次電池において、導電性を効果的に発現させるためには、適切なアセチレンブラックの選定に加え、配合、混練・分散と複数の要因があります。これらの要因について、技術的に重要な考え方についても解説します。本講座ではアセチレンブラックの導電性を最大限発揮し、リチウムイオン二次電池の特性向上に必要な知識と考え方について理解頂けるような講演にしたいと思います。
(2025年4月25日 12:10〜13:40)
カーボンナノチューブ (CNT) は、その優れた導電性や機械的強度を活かし、リチウムイオン電池 (LIB) の電極における導電助剤として年間5000トン以上が使用されています。しかし、CNTのポテンシャルを最大限に引き出すためには、適切な分散技術が不可欠です。CNTはナノスケールで強い凝集力を持つため、均一に分散させなければ期待される性能を十分に発揮できません。特に、高濃度電極への適用を目指す場合、分散状態が電池性能に大きな影響を及ぼします。
本講演では、まずCNTの基本特性と市販品の特徴を概説した後、CNT分散技術に焦点を当て、分散剤の選定、分散プロセスの最適化、そして分散状態が電池性能に与える影響について詳しく解説します。また、CNT技術の進展がLIBのエネルギー密度向上や充放電特性の改善にどのように貢献するのかについても議論します。本講演を通じて、CNT分散の重要性と最先端技術に対する理解を深め、次世代LIB開発に向けた新たな視点を得る機会となれば幸いです。
(2025年4月25日 13:50〜15:20)
リチウムイオン二次電池の導電助剤にはカーボンブラックが汎用されるが、近年ではカーボンナノチューブが採用され始めている。カーボンナノチューブを用いると、カーボンブラックより少ない添加量で優れた入出力特性やサイクル特性を示すことが認知されてきている。カーボンナノチューブは非常に凝集力が強く、合剤スラリーの作製工程で原料粉末をそのまま使用しても、うまく解繊して使いこなすことが難しい。
そこで分散加工したカーボンナノチューブスラリーが一般的に使用されているが、「CNT含有率が低い」、「貯蔵安定性が低い」、「水分の混入」などの課題がある。本講演ではこれらの課題を解決する一つのソリューションとなりうる「二次構造化カーボンナノチューブパウダー分散体」について紹介し、その特性についても紹介する。
(2025年4月25日 15:30〜17:00)
我々はリチウムイオン二次電池用正負極活物質の合成研究開発を行っており、電池の高容量化・長寿命化のためには電極を構成する素材の最適化が必要不可欠だと考える。
そこで、本講座では負極電極を構成するマトリクス素材として、炭素粉末を機械的剥離法で薄片化したグラフェンの導電助剤への応用に着目し、薄片形状を保持したまま負極活物質に混錬した電極の作製、およびその電極を使用したリチウムイオン二次電池の負荷特性評価結果を紹介する。
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/5/16 | 汎用リチウムイオン電池の特性・健全度 (劣化度) ・寿命の評価手法の詳細 | オンライン | |
2025/5/21 | リチウムイオン電池の性能 (安全性、特性、劣化) の体系的知識と充放電特性、効率劣化診断・安全マネジメント技術 | オンライン | |
2025/5/22 | LIB製造における塗工・乾燥のコツ、ドライ方式の最新動向 | オンライン | |
2025/5/22 | リチウムイオン電池の基礎と高性能化を実現するシリコン負極の最新技術 | オンライン | |
2025/5/23 | 汎用リチウムイオン電池の特性・健全度 (劣化度) ・寿命の評価手法の詳細 | オンライン | |
2025/5/26 | 有機系材料を用いたナトリウムイオン電池の特性と最新研究動向 | オンライン | |
2025/6/3 | リチウムイオン電池の基礎と高性能化を実現するシリコン負極の最新技術 | オンライン | |
2025/6/27 | リチウムイオン電池の負極活物質 | オンライン |
発行年月 | |
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2013/8/5 | 透明導電性フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/5/24 | 分散型電源導入系統の電力品質安定化技術 |
2013/5/17 | 2013年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望 |
2013/4/15 | リチウムイオン電池 製品・材料・用途別トレンド 2013 |
2013/4/5 | 2013年版 キャパシタ市場・部材の実態と将来展望 |
2013/3/30 | 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/3/30 | 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/3/25 | カーボンナノチューブ応用技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/3/25 | カーボンナノチューブ応用技術 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/2/20 | 導電・絶縁材料の電気および熱伝導特性制御 |
2013/1/8 | LiB構成材料の技術・コスト分析と市場動向 2013 |
2012/11/9 | 2013年版 蓄電デバイス市場・部材の実態と将来展望 |
2012/9/3 | 2012年版 燃料電池市場・部材の実態と将来展望 |
2012/7/13 | '13 一次電池・二次電池業界の実態と将来展望 |
2012/6/15 | '12 電気自動車市場・技術の実態と将来展望 |
2012/5/11 | '12 リチウムイオン電池業界の実態と将来展望 |
2012/5/1 | リチウムイオン電池 技術開発実態分析調査報告書 |
2012/5/1 | リチウムイオン電池 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2012/3/15 | 車載用電池 技術開発実態分析調査報告書 |
2012/3/5 | PEDOTの材料物性とデバイス応用 |