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ラジカル重合 基礎講座

ラジカル重合 基礎講座

~分子量・立体構造の制御~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ラジカル重合の基礎から最新の重合手法、SDGsを支える材料の開発までをわかりやすく説明いたします。

開催日

  • 2025年4月18日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • ラジカル重合の基礎理論、反応解析、注意点
  • 重合試薬と重合条件の選び方
  • 最新のラジカル重合手法
  • SDGsを支えるラジカル重合

プログラム

 ラジカル重合は、現在、高分子材料 (ビニルポリマー) 製造の80%以上を占めるなど必要不可欠な反応となっている。また、最近のリビングラジカル重合及び立体特異性ラジカル重合の発見によってラジカル重合の可能性はさらに拡がり、この重合法の利用拡大、新しい展開に大きな期待が集まっている。しかし、現在、ラジカル重合を基礎から学ぶ機会は残念ながらほぼ失われている。
 本講では、ラジカル重合の基礎から最新の重合手法、SDGsを支える材料の開発までを解り易く説明する。直面する課題の克服、材料の改質・高性能化のための重合法の見直しなどに役立てば幸いである。

  1. はじめに
    1. ラジカルとは
    2. 重合の基本用語
    3. 重合の素反応
    4. ラジカル重合とイオン重合との比較
    5. 重合操作法
  2. 単独重合
    1. モノマーの種類と特徴
    2. 開始剤の種類と選び方
    3. 成長、停止、連鎖移動反応、課題と克服・工夫
    4. 重合速度とポリマーの分子量を決める因子
  3. 共重合
    1. 共重合の種類
    2. 共重合の解析
    3. モノマーの構造と反応性
    4. 工業化の課題
  4. SDGs実現に向けた新技術
    1. 生物由来ポリマーの種類と特徴
    2. アクリル系ポリマーの合成と特性
    3. 芳香族系ポリマーの合成と特性
    4. キャプトデイティブ置換体の重合とポリマーの機能
  5. 重合阻害因子とポリマーの耐候性
    1. 禁止剤の種類と反応
    2. 酸素、メトキノンの効果。反応メカニズム
    3. ポリマーの着色と防止
    4. 光分解と耐光性
    5. 生分解
  6. 分子量の制御
    1. これまでの分子量制御法
    2. リビングラジカル重合の原理と種類
    3. リビング重合の具体例、課題、着色の克服
    4. リビング重合の新展開
  7. 立体構造の制御
    1. 重合の立体化学
    2. これまでの立体構造制御法
    3. 最新の立体規則性及びラセン高分子の合成法
    • 質疑応答

講師

主催

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: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
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