技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

改正GMPを踏まえた医薬品品質システム (PQS) 構築と品質照査の実務・統計的手法の活用

改正GMPを踏まえた医薬品品質システム (PQS) 構築と品質照査の実務・統計的手法の活用

~上級経営陣に報告する上での効果的・効率的なマネジメントレビューとは (事例) ~
オンライン 開催

視聴期間は2025年2月27日〜3月13日を予定しております。
お申し込みは2025年2月27日まで承ります。

概要

PQSの適切な構築は「製品実現の達成」「管理できた状態の確立及び維持」「継続的改善の促進」の継続および品質改善をより確実なものにするために必要不可欠になります。
本セミナーでは、PQSの位置づけと全体像の解説と、品質マネジメントレビュー及び、マネジメントレビューの中で最も基本となる製品品質の照査の具体的な進め方について、統計的手法の活用などの観点から事例を交え紹介致します。
また、PQSを確実に運用するために、「上級経営陣に報告する上での効果的・効率的なマネジメントレビュー」の手法、そしてQuality cultureの醸成につても事例を交え解説します。

開催日

  • 2025年2月27日(木) 10時30分 2025年3月13日(木) 16時30分

修得知識

  • GMP省令が求めるICH Q10医薬品品質システム (PQS)
  • 品質マネジメントレビュー
  • 製品品質照査の為の具体的な進め方、統計的手法の活用
  • ICH Q10に求められる「責任役員、及び経営陣の責任と役割」
  • 上級経営陣に報告する上での効果的・効率的なマネジメントレビュー
  • 製薬企業内でのクオリティカルチャーの醸成

プログラム

 2021年の改正GMP省令への医薬品品質システム (PQS・ICH Q10) の導入は、GMPの国際整合性及び品質保証体制をより充実させることで有効性、安全性、そして高品質な医薬品の患者様への供給を目的とする。申すまでもなくPQS適切な構築はGMPの要件を補完し、(1)製品実現の達成、(2)管理できた状態の確立及び維持、(3)継続的改善の促進を目的とし、継続的な品質改善をより確実なものとすること可能となる。
 先ずはPQSの位置づけと全体像を明確にすると共に、それを実践する上で重要となる品質マネジメントレビュー及び製品品質の照査の具体的な作業内容を理解することが必要となる。そして、マネジメントレビューの中で最も基本となる製品品質の照査の具体的な進め方について、統計的手法の活用などの観点から事例を交え紹介する。
 PQSを確実に達成運用するため、「上級経営陣に報告する上での効果的・効率的なマネジメントレビュー」、そし大きく関連するQuality cultureの醸成につても事例を交え解説する。

  1. 医薬品品質システム
    1. 医薬品品質システム (PQS) とは
    2. ICH Q10 医薬品品質システム (PQS) の位置づけと全体像
    3. 品質リスクマネジメント
    4. ICH Q10の最終目標と製品実現の達成
      • モニタリング
      • CAPA
      • 変更マネジメント
      • マネジメントレビューシステム
      • PQSの目的
      • 管理戦略と技術移転
      • 品質方針・品質目標
      • 経営陣の責任と役割
  2. 品質マネジメントレビュー
    1. 品質リスクマネジメントとは
      • QRM
      • ICH Q9
    2. リスクマネジメントの方法と手法
    3. ハザード分析と重要管理点
  3. 製品品質照査と統計的手法の活用
    1. 製品品質照査の記載事例
    2. 製品品質照査を支援する統計的手法
    3. 照査項目と統計的手法
    4. 統計的手法の活用事例
      • マネジメントレビューのインプットとアウトプット
      • 管理図、工程能力指数、工程のバラツキ
      • 管理図の種類と見方、シューハート管理図
      • 回帰分析等
  4. ICH Q10に求められる「責任役員、及び経営陣の責任と役割」、品質確保に関わる重要課題と事例
    1. 品質問題事案と改正GMP省令について
      • 改正GMP省令のポイントについて:改訂の全体像と「医薬品の品質確保」
      • なぜPQSを実施するのか、そして経営陣の責任及び品質リスクマネジメントの必要性
    2. 経営者の責任と法令遵守
    3. 法令遵守
    4. 不正防止と危機管理体制
  5. Quality cultureの醸成と得られる成果
    1. Quality Culture とは
    2. Quality Culture をめぐる状況と背景
    3. ICH Q10 品質マネジメントとQuality Culture
    4. Quality Culture の醸成
  6. まとめ (今、何故GMP教育が必要か)
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年2月27日〜3月13日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/28 データインテグリティの重要性とGMP文書への落とし込み方 オンライン
2025/2/28 アクティブターゲティング型DDSの現状と展望 オンライン
2025/3/3 PIC/S GMP Annex I 改定セミナー オンライン
2025/3/4 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Dコース:CMC申請・薬事デザイン編) オンライン
2025/3/4 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2025/3/4 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発 オンライン
2025/3/5 (薬物) 国内治験と国際共同治験のモニタリング業務の差異と実務対応力の習得 オンライン
2025/3/5 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2025/3/7 リスク分析をした洗浄バリデーションの実施方法と残留許容限度値の設定 オンライン
2025/3/7 PMDA審査官から高評価が得られる非臨床領域のメディカルライティング オンライン
2025/3/7 マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状 オンライン
2025/3/10 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/3/12 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/3/12 データインテグリティの重要性とGMP文書への落とし込み方 オンライン
2025/3/13 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2025/3/13 Excelスプレッドシートを運用した効率的なCSVとデータインテグリティ オンライン
2025/3/13 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/3/14 薬物の消化管吸収について - 評価・予測 オンライン
2025/3/14 信頼性基準適用試験における運用への落とし込み・記録の残し方と (国内外) 委託時の信頼性保証 オンライン
2025/3/14 アクティブターゲティング型DDSの現状と展望 オンライン