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日本・欧州のプラスチック容器包装リサイクル現状および最新動向

日本・欧州のプラスチック容器包装リサイクル現状および最新動向

~各国のプラスチック削減、リサイクルの目標 / リサイクル可能な包装容器の要件~
オンライン 開催
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  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

開催日

  • 2025年2月13日(木) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • プラスチック容器包装に関連する技術者、品質担当者
    • プラスチック
    • 紙・板紙
    • インク
    • フィルム
    • 印刷
    • 接着剤
    • 添加剤 など

修得知識

  • 循環型社会、持続可能な社会意義
  • プラ容器包装リサイクル状況 リサイクル技術 リサイクル製品
  • プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律
  • 欧州包装廃棄物規則
  • 欧州プラスチックリサイクルの現状

プログラム

 日本では、プラスチック資源循環を促進するため、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が2022年4月1日に施行された。プラスチック容器包装とプラスチック製品を一括回収し、一般廃棄物と産業廃棄物も回収対象として、リデュース率、リサイクル率、リユース率、リサイクル材の使用量の目標値を目指すべき方向性として基本計画に掲げプラスチック資源循環を遂行している。
 欧州では、現在包装廃棄物指令により容器包装のリサイクルを進めているが、欧州のリサイクル目標に達成しない等のため2024年4月24日に「包装廃棄物規則」を欧州議会で採択した。本規則では、プラスチック容器包装のリサイクル率目標及びプラスチックリサイクル材の容器中使用比率目標、削減目標、リユース目標について2030年を目標年度として制定している。この規則では容器包装のリサイクル性を評価し、低い等級のものは市場に出せないことを定めている。
 日本及び欧州のプラスチック容器包装リサイクルの現状とプラ資源循環政策の最新動向について説明します。

  1. 日本のプラスチック容器包装リサイクル現状および最新動向
    1. 循環型社会とは
      • 定義
      • 循環型社会形成の推進に関する法体系
    2. プラスチック容器包装のリサイクル
      1. プラスチックマテリアルフロー
      2. プラスチック容器包装リサイクル現状
        • 容器包装リサイクル制度の仕組み
        • 容器包装の回収、製品化
      3. プラスチックリサイクル技術・リサイクル製品
        • 材料リサイクル
        • ケミカルリサイクル
    3. プラスチック容器包装リサイクル制度の課題・対応
    4. プラスチック資源循環戦略
      • 基本原則 (3R+Renewable)
      • 今後の戦略展開 (マイルストーン)
    5. プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律
      • プラスチック使用製品設計指針
      • 特定プラスチック使用製品の使用の合理化
      • 市町村の分別収集及び再商品化
      • 製造事業者等による自主回収及び再資源化
      • 排出事業者による排出の抑制及び再資源化等
    6. プラスチック循環促進法に基く実施状況
      • 先行事例及び実証開発事業
      • プラスチック循環促進法に基く分別収集及び再商品化計画状況
  2. 欧州のプラスチック容器包装リサイクル現状および最新動向
    1. EU「サーキュラー・エコノミー・パッケージ」
    2. 包装及び包装廃棄物指令
    3. 欧州プラスチック容器包装リサイクルの現状
      • 欧州プラスチック生産・容器包装需要
      • 容器包装リサイクル率欧州平均及び各国
      • リサイクル方法内訳
    4. 包装及び包装廃棄物規則案 (2022年11月30日)
      • 提案理由・目的
      • リサイクル可能なパッケージ
      • リサイクル目標
      • リサイクル材の容器中の使用率目標
      • 包装の削減目標
      • リユース・リフィル目標
    5. 欧州プラスチックリサイクル材規則

講師

  • 藤井 均
    藤井包装技術事務所
    所長

主催

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受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
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: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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