技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

再生医療産業分野における新規事業・研究開発テーマ企画の心得と市場参入戦略

再生医療産業分野における新規事業・研究開発テーマ企画の心得と市場参入戦略

~異業種企業における再生医療周辺事業分野への参入戦略立案~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、再生医療技術の進展状況・実用化動向、従来医薬品との違いや製造プロセスの特徴といった基礎知識の整理から、細胞培地・培養液、細胞加工装置、特殊容器・凍結保存技術、投与デバイスなど、異業種技術との接点を浮き彫りにしながら、再生医療周辺産業のビジネス機会についてまでを解説いたします。

開催日

  • 2024年11月25日(月) 13時00分 17時00分

修得知識

  • 再生医療技術の基礎的な知識
  • 再生医療技術のトレンド
  • 再生医療技術周辺の事業分野とこれに関係する技術
  • 再生医療関係事業への参入戦略

プログラム

 ライフサイエンスビジネス分野における再生医療に関係する技術の発展は目覚ましいものがある。一方で、ライフサイエンス分野に関わりの薄い異業種事業分野からは、再生医療技術の実態、トレンド、ニーズ、将来の発展性や異業種技術との接点が見えにくいことも事実である。
 そこで、本セミナーは異業種分野の企業様の新規事業開発、研究企画視点で、再生医療関連技術の基礎的な知識、技術、関連事業の知識、ニーズ、課題を整理し、異業種企業における再生医療周辺事業分野への参入戦略立案の支援を行うため企画した。

  1. はじめに
    1. セミナーの目的と概要説明
      1. 再生医療の重要性と産業化の可能性
      2. 素材産業・ヘルスケア産業にとっての参入機会
      3. セミナーを通じて得られる知見と戦略立案のサポート
    2. 再生医療とは何か、その重要性
      1. 再生医療の定義
      2. 従来医療の限界を克服する可能性
      3. 再生医療産業の将来性
  2. 再生医療の現状
    1. 再生医療技術の進展状況
      1. 幹細胞研究の動向
      2. 組織工学の進歩
      3. 遺伝子治療の可能性
    2. 実用化の動向
      1. 承認された再生医療製品
      2. 臨床試験の状況
      3. 主要プレーヤーと市場規模予測
  3. 再生医療と従来医薬品の違い
    1. 作用機序の違い
      1. 従来医薬品の作用機序
      2. 再生医療製品の作用機序
    2. 製造プロセスの特徴
      1. 従来医薬品の製造プロセス
      2. 再生医療製品の製造プロセス
    3. 規制の差異
      1. 再生医療等製品の定義
      2. 条件及び期限付承認制度
      3. PMDA の役割
  4. 再生医療周辺産業のビジネス機会
    1. 細胞培養関連
      1. 培地、サイトカイン等
        • 細胞の増殖・分化を促進する培養液の開発
        • 再生医療用途に特化した高品質・高機能な製品の需要
        • 安定供給と品質管理の重要性
      2. 細胞加工装置
        • 無菌的な細胞培養を実現する装置の開発
        • 自動化・閉鎖系システムによる効率化と品質向上
        • スケールアップの課題と対応策
    2. 輸送・保存関連
      1. 特殊容器、凍結保存技術
        • 細胞・組織の生存率を維持する輸送・保存技術の開発
        • 超低温保存、バイオ3Dプリンティング用のゲル化剤等
        • コールドチェーンの構築と物流効率化
    3. 投与デバイス
      1. 注射器、カテーテル等
        • 再生医療等製品の投与を最適化するデバイスの開発
        • 細胞・組織の生存率や治療効果に影響を与える要因
        • 使用者側 (医療機関、患者) の利便性と安全性の追求
    4. その他
      1. 診断技術、ソフトウェア等
        • 再生医療の効果を予測・評価する診断技術の開発
        • 細胞品質の管理、トレーサビリティ確保のためのシステム開発
        • 再生医療のビッグデータ解析とAI活用の可能性
  5. 参入戦略の立案
    1. 自社技術・リソースの棚卸し
      1. 再生医療に活用可能な自社技術の洗い出し
      2. 人材面でのリソース確認
    2. 参入分野の選定
      1. 自社技術・リソースとのマッチング
      2. 参入シナリオの複数案作成
    3. 産学連携、アライアンス戦略
      1. 大学、研究機関等との連携
      2. 他社とのアライアンス
    4. 知財戦略
      1. 再生医療関連特許の動向調査
      2. 知的財産の保護と活用
    5. 参入障壁と対応策
      1. 再生医療特有の規制への対応
  6. まとめ
    1. セミナーの振り返り
      1. 再生医療の現状と将来性
      2. 再生医療ビジネス参入のポイント
    2. 今後の戦略構築に向けたアクションプラン
      1. 社内での情報共有と意識醸成
      2. 参入に向けた具体的なステップ
    3. まとめ (参加者へのメッセージ )
      1. 再生医療の発展への貢献
      2. イノベーションを通じた企業価値の向上
      3. 積極的なアクションの呼びかけ
    • 質疑応答

講師

  • 笹嶋 政昭
    笹嶋グローバルコンサルティング
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 32,400円 (税別) / 35,640円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/11 IPランドスケープによる戦略的な知財活動の進め方 オンライン
2024/11/11 電子化/MES・LIMS導入・連携コース (全2コース) オンライン
2024/11/11 デジタルヘルス分野の出願戦略の策定と特許査定クレーム事例からみる記載方法 オンライン
2024/11/11 外観検査を自動化する知識と技術 オンライン
2024/11/12 分割出願の戦略的な活用による特許戦略の策定方法 オンライン
2024/11/12 医療データ (RWD) 活用時の100の落とし穴 オンライン
2024/11/12 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/12 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2024/11/12 生成AIを活用した医薬品特許戦略の新たな視点 (タイミングと特許調査) オンライン
2024/11/12 技術者・研究者向け特許の効率的な読み方と強い明細書の書き方 オンライン
2024/11/13 初心者のための細胞培養入門講座 オンライン
2024/11/13 製品設計・開発におけるフレームワーク有効活用 オンライン
2024/11/14 再生医療等製品/細胞加工製品の製造・QC担当者のためのGCTP入門 オンライン
2024/11/14 ロジカルでありながら自社が主体的に描くマクロ環境分析に基づく未来のニーズの予測法 オンライン
2024/11/14 体外診断用医薬品/機器の開発・薬事・保険適用の基礎講座 オンライン
2024/11/14 IPランドスケープ入門 オンライン
2024/11/15 MDR要求に従い臨床評価報告書や市販後調査 (PMS) と連携の取れたPMCFの実施ポイント オンライン
2024/11/15 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/15 再生医療等製品・遺伝子治療薬開発のための生物由来原料基準/カルタヘナ法 徹底解説 オンライン
2024/11/18 医療機器開発における生物学的安全性評価の進め方と日米欧の要求事項 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/31 細胞培養加工施設の構築と運営管理の省力・省コスト化
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/1 軸受の密封 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2017/12/27 「特許の棚卸し」と権利化戦略
2017/12/27 生体吸収性材料の開発と安全性評価
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2016/12/16 バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2015/9/30 医療機器/ヘルスケア関連商品の薬事法 (薬機法) “超”入門講座【2】
2014/9/10 生理用ナプキン 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/9/10 生理用ナプキン 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 キヤノン〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 キヤノン〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/25 有機EL〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/25 有機EL〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書