技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

レオロジーの基礎とチクソトロピー

レオロジーの基礎とチクソトロピー

オンライン 開催

視聴期間は2024年11月11日〜18日を予定しております。
お申し込みは2024年11月15日まで承ります。

概要

本セミナーでは、特殊な流体を取り扱うレオロジーに基づき、複雑流体の基礎的な流動特性について解説いたします。

開催日

  • 2024年11月15日(金) 12時30分 2024年11月18日(月) 16時30分

修得知識

  • レオロジーの基礎知識
  • 微粒子凝集制御・分散制御の基礎知識
  • 複雑流体の流動特性

プログラム

 様々な化学プロセスにおいて,微粒子混合物やペースト状の流動特性について知ることは重要である。それらは微粒子が溶媒 (分散媒) に懸濁された状態 (サスペンジョン) であり、一般に通常知られている水や空気のような単純な粘度特性を示さない。乾式である場合にも同様である。また媒体によっては粘弾性という特殊な性質を示す場合があり、この場合にはより複雑な流動特性が発現する。
 ここではこれら特殊な流体を取り扱うレオロジーに基づき、かかる複雑流体の基礎的な流動特性について解説する。

  1. レオロジーとは?
    1. 流体の粘度
    2. 粘塑性流体
      1. ビンガム流体
      2. 擬塑性流体
    3. 粘弾性流体
      1. マックスウェルモデル
      2. フォークトモデル
      3. 粘弾性流体の粘度
  2. チクソトロピーとは?
    1. チクソトロピー
      1. チクソトロピーの定義
      2. ゾルーゲル転移
      3. チクソトロピーの粘度履歴
    2. 微粒子懸濁液
      1. DLVO理論
      2. サスペンジョンの粘度特性
      3. 凝集・破壊モデル

講師

  • 鈴木 洋
    神戸大学 大学院 工学研究科 応用化学専攻
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年11月11日〜18日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/26 フィラーの分散・充填技術およびナノコンポジットの研究開発動向 オンライン
2024/9/26 コーティングプロセスにおける界面化学とレオロジー解析 オンライン
2024/9/26 レオロジーを特許・権利化するための基礎科学、測定技術、知財戦略 オンライン
2024/9/26 パルスNMRによる分散性評価および粒子界面特性評価 オンライン
2024/9/27 インクジェット技術の基礎と応用 オンライン
2024/9/27 ダイコーティングの基礎理論とトラブル対策 オンライン
2024/9/27 粘着剤・粘着テープの剥離メカニズムと動的挙動、応力分布の解析 オンライン
2024/9/30 シリカの分散・凝集制御とフィラーとして使いこなす活用術 オンライン
2024/9/30 ナノカーボン/ナノ粒子への表面グラフト化による機能付与および分散性制御技術 オンライン
2024/10/1 化学品・医薬原薬の生産時スケールアップトラブルの原因とその解決方法 オンライン
2024/10/2 LiB電極の間欠塗工とスラリー分散・混錬・調送液の製造技術 オンライン
2024/10/2 フリーズドライ (凍結乾燥) 製品の生産・製造プロセスの基礎からシミュレーション・品質安定化・評価分析のポイント オンライン
2024/10/2 パルスNMRによる分散性評価および粒子界面特性評価 オンライン
2024/10/3 乳化・懸濁重合の反応機構と装置設計、重合反応の制御 オンライン
2024/10/7 シリカの分散・凝集制御とフィラーとして使いこなす活用術 オンライン
2024/10/8 スラリーの挙動と制御技術および評価方法 愛知県 会場
2024/10/8 水性塗料の配合設計と環境負荷低減 オンライン
2024/10/9 ペロブスカイト太陽電池の塗工・乾燥方法とスケールアップ オンライン
2024/10/10 スラリー・ペーストの調整および分散性コントロール、粘弾性測定とその応用 東京都 会場・オンライン
2024/10/10 ナノカーボン/ナノ粒子への表面グラフト化による機能付与および分散性制御技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2023/11/30 造粒プロセスの最適化と設計・操作事例集
2023/8/31 分散剤の選定法と効果的な使用法
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/31 分離工学の各単位操作における理論と計算・装置設計法
2021/10/29 金属ナノ粒子、微粒子の合成、調製と最新応用技術
2021/2/16 ポリマーアロイ/ブレンドにおける相溶性・分散条件の最適設計、評価応用の最新技術
2020/5/29 凍結乾燥工程のバリデーションとスケールアップおよびトラブル対策事例
2020/1/31 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の求め方と微粒子の分散安定化への活用術
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2018/12/27 押出成形の条件設定とトラブル対策
2018/11/30 複雑高分子材料のレオロジー挙動とその解釈
2018/2/28 顔料分散の基礎講座
2017/9/25 乾燥技術の基礎とトラブル対策
2016/11/29 二軸押出機
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 粉砕・分散技術の基礎と応用・トラブルシューティング
2014/4/30 微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/7/25 正しい分散剤の選定・使用方法と、分散体の塗布性を上げる添加剤技術