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5Gの最新技術動向と電磁波シールド・電波吸収体の基礎と材料設計

5Gの最新技術動向と電磁波シールド・電波吸収体の基礎と材料設計

~ミリ波応用に向けて~
オンライン 開催

視聴期間は2024年10月7日〜18日を予定しております。
お申し込みは2024年10月16日まで承ります。

概要

本セミナーでは、5Gの基礎技術、アンテナ、アナログフロントエンドの最新技術と電波障害対策から、「近傍界及び遠方界」「メタサーフェイス、メタマテリアル」を考慮した電波シールド・電波吸収技術について解説いたします。

開催日

  • 2024年10月16日(水) 10時30分 2024年10月18日(金) 16時30分

受講対象者

  • EMC・ノイズ対策・電磁波吸収・電磁波遮蔽が必要な機器の技術者、品質担当者
    • 車載電子機器
    • インバータ・コンバータ
    • パワーコンディショナ
    • 医療機器・ヘルスケア
    • モバイル機器
    • 高周波無線技術
    • 携帯電話
    • 無線LAN
    • 高速画像伝送
    • HDMI
    • ETC
    • ITS など
  • 電磁波吸収・電磁波遮蔽・ノイズ対策が必要な製品の技術者、製造技術者、品質保証担当者
  • 電波吸収体の技術者
  • 電波抑制で課題を抱えている技術者、担当者
  • ノイズ対策・電磁波関連材料に関心のある技術者・研究者・担当部門・初心者など

プログラム

 5G/beyond5G (6G) の言葉が世の中に溢れている。情報通信分野においてIoT: Internet of Thingsが進展し, 5世代の通信技術5G/beyond5Gデバイスと結合しようとしている。使われる周波数は、24.25GHz〜86GHz、で “ミリ波” である。本講座では5G/beyond5Gのデバイス・基礎技術を紹介し、これらの誤動作を防ぐ“電波障害対策”に” そして5G/beyond5G 技術の完全な 実現のために“電波シールド・電波吸収体”の技術を解説する。今までTVゴースト (〜800MHz) や船舶レーダーの橋体による偽像 (700MHz〜26GHz) 、無線LAN (2〜60GHz) 、携帯電話 (800MHz〜2GHz) 、blue tooth (2.4GHz) 、電力線通信 (〜2GHz) 、ETC (自動料金支払いシステム、5.8GHz) やITS (高度道路交通システム、〜76GHz) に主として遠方界電波吸収体・人工表面が開発されてきた。一方スマホ・パソコンの電波障害対策には近傍界電波シールドが使用されてきた。しかし,ミリ波対応 (〜28GHz) のスマホでは遠方界電波シールドが必要となる。メタマテリアル、古くはメタサーフェス、がミリ波からテラヘルツ波電波吸収体、電波シールドで、人工材料、人工表面として考えられ研究が盛んである。
 本講演では、電波伝搬の基礎から5G/beyond 5Gのデバイスと、遠方界・近傍界用電磁波シールド・電波吸収体の設計及び評価、メタサーフェスによる電磁波吸収と電磁波シールドの設計及び評価をミリ波からテラヘルツまで中心に報告する。

  1. 5G/beyond6G (ミリ波) 通信の世界とは?
    1. 5G/beyond5G,6Gとは?
    2. 5G/beyond5Gの話題
    3. EMCの考え方
    4. ミリ波応用例
  2. 5G/beyond 5G (ミリ波を中心) の材料の話題
    1. アンテナ
    2. 5G/beyond5G通信技術
      1. 5GaNアンプ
    3. 高周波基板
    4. フィルター
    5. RFフロントエンド
    6. 高周波測定法
  3. 電磁波の基礎と材料透磁率測定法
    1. 電波伝搬と反射
    2. ループアンテナ
    3. ロッドアンテナ
    4. ループアンテナ近傍の電磁界
    5. 波動インピーダンス
    6. 複素誘電率・複素透磁率測定法
    7. 測定理論
    8. 測定例 (CバンドからWバンドまで)
  4. 電波シールド効果と反射・吸収損失の導出
    1. シェルクノフの式
    2. シールド効果
    3. 反射損失、吸収損失の導出と計算例
    4. 遠方界と近傍界のシールド効果の式導出
    5. 磁界源近傍のシールド効果の改善
    6. KEC法による磁界源近傍のシールド効果測定例
    7. 筐体形状によるシールド効果
    8. ワイヤーメッシュのシールド効果
    9. 長・短金属線配列構造によるシールド効果
      • メタマテリアル
      • FSS
    10. メタサーフェイスの基礎
      • 周波数選択表面
      • FSS
  5. 電波シールド特性評価法 (遠方界と近傍界)
    1. 自由空間法 (遠方界)
    2. KEC法 (近傍界)
    3. 近傍界プローブ法 (近傍界)
    4. ストリップライン法 (Rtp)
  6. 周波数選択 (FSS) による電波シールドから電波吸収体への展開
    1. 周波数選択表面 (FSS) とは,メタマテリアルとの類似性
    2. ループフィルター特性、ループスロット型フィルター特性、ダブルスクウェア – ループ特性
    3. FSSの形状変化、Multi-layer FSSへ
    4. 2重メタル表面 (メタマテリアル) を用いたMHz帯吸収体 (Landy)
    5. 2重メタル表面 (メタマテリアル) を用いたTHz帯吸収体 (Tao)
    6. 2重メタル表面 (メタマテリアル) を用いたMulti peak MHz帯電波吸収体の設計
      • FDTD法
      • 我々
    7. 2重メタル表面 (メタマテリアル) を用いた広帯域THz帯吸収体の設計・評価
      • FDTD法
      • Zhang

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年10月7日〜18日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/5/24 2024年版 EMC・ノイズ対策市場の実態と将来展望
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2023/5/24 6G/7Gのキーデバイス
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2022/11/30 次世代高速通信に対応する光回路実装、デバイスの開発
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2021/6/18 2021年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2021/2/26 高速・高周波対応部材の最新開発動向
2020/7/17 2020年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2020/6/19 2020年版 EMC・ノイズ対策市場の実態と将来展望
2020/6/11 5GおよびBeyond 5Gに向けた高速化システムおよびその構成部材
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2019/6/21 2019年版 EMC・ノイズ対策市場の実態と将来展望
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2014/5/30 2014年版 EMC・ノイズ対策市場の実態と将来展望
2014/5/10 東芝 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)