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プラスチックスのリサイクルやバイオマス利用などの環境対策の現状と技術動向、および今後の展望

プラスチックスのリサイクルやバイオマス利用などの環境対策の現状と技術動向、および今後の展望

~世界の現状から、リサイクル・バイオプラスチックの技術動向、バイオプラスチック製品適用開発例、プラスチック環境対策の今後~
オンライン 開催
  • 受講者特典: アーカイブ配信付 (視聴期間: 2024年3月18日〜24日を予定)

概要

本セミナーでは、プラスチックスの環境問題の現状 (海洋汚染、資源枯渇、温暖化など) と、この対策として、リサイクルやバイオマス利用の世界と日本の状況や技術動向、最新トピックスについて解説いたします。

開催日

  • 2024年3月15日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • プラスチックや添加剤の製造、プラスチックの成形加工、最終製品へのプラスチックの適用に関わる技術者、企画、研究開発、生産・販売の技術系担当者

修得知識

  • 海洋汚染の現状と各国の対策・規制の動向
  • リサイクルの世界の現状とMR・CR・TRの技術動向
  • バイオプラの生産・利用状況、材料の種類・構造・特徴・課題
  • エポキシ樹脂複合材の粉砕・分離・再利用と熱分解 – 有価物回収の技術開発例
  • 高機能バイオプラとその製品適用の開発実例

プログラム

 プラスチックスは海洋汚染などの環境問題がますます顕在化しており、リサイクルやバイオマス利用などの包括的な対応が重要となっています。
 本講演では、プラスチックスの環境問題の現状と、リサイクルやバイオマス利用 (特にバイオマスプラスチック) について、世界と日本の状況、規制や技術動向、最近のトピックスについて解説します。さらに、本講師が取り組んだ、耐久製品用プラスチックのリサイクル技術や高機能なバイオプラスチックの開発と製品適用の実例を紹介します。最後に、今後の展望として、包括的な環境対策の進め方とビジネスチャンスについて述べます。

  1. プラスチックの環境問題の現状と対策
    1. 世界と日本のプラスチックの現状
      • 生産量
      • 廃棄物量
      • CO2排出量
    2. 海洋汚染の現状と各国の対策・規制の動向
  2. リサイクルの現状と対策の動向
    1. リサイクルの現状 (世界と日本)
    2. サーキュラーエコノミーへの対応
      • 意義
      • 具体例
    3. リサイクルの技術動向
      1. マテリアル
        • 水平リサイクル
        • カスケードリサイクル
      2. ケミカル
        • コークス炉原料化
        • ガス化
        • 油化
        • モノマー回収
      3. サーマル
        • セメントキルン処理
        • シュレッダーサストの熱回収
  3. バイオマス利用とバイオプラスチックの基礎から応用
    1. バイオプラスチックの分類、特徴と課題
      • バイオマス系
      • 生分解系
    2. バイオマス利用の動向 (利用可能なバイオマスの現状)
    3. 生分解性 (海洋分解性を含む) のメカニズムと分子構造の関係、評価方法
    4. 世界と日本の生産・利用状況と将来予想
      • 中国
      • EU
      • 日本など
    5. 各国での認証や規制の動向
      • EU
      • 日本など
    6. 主要な種類の説明 (構造、物性、用途、実用上の課題など)
      • バイオPE
      • バイオPET
      • PLA
      • PBS
      • PHA
      • バイオポリアミド
      • バイオPC
      • デンプン変性系
      • セルロース系
      • PBATなど
  4. 開発実例
    1. 電子部材用プラスチックのリサイクル技術の開発
      • 電子部品用エポキシ樹脂複合材のマテリアルリサイクル (粉砕・分離・再利用) とケミカルリサイクル (熱分解-有価物回収)
    2. 高機能バイオマスプラスチックの開発・製品適用の実例
      1. バイオマスプラスチック開発での企画のポイント (訴求性と付加価値の狙い)
      2. ポリ乳酸複合材
        • ポリ乳酸の添加剤による実用特性の改良
          • 成形性
          • 耐加水分解性
        • 高耐熱性ケナフ添加ポリ乳酸複合材の開発と携帯機器への適用
        • 難燃性ポリ乳酸複合材の開発と電子機器への適用
        • 高伝熱性ポリ乳酸複合材の開発
      3. セルロース系バイオマスプラスチック
        • 長鎖・短鎖付加の新構造による高植物成分率と実用性の実現
        • 省エネルギー (低CO2排出) 製造プロセスの開発
        • 安全な難燃性と強度等の実用性の同時達成
        • 漆ブラック調の高装飾性と耐傷性の実現
      4. 藻類利用バイオマスプラスチック
        • 藻類を利用したバイオマスプラスチックの動向
        • CO2排出量ゼロを目指した樹脂構造と製造プロセスの開発
  5. まとめと今後の展望
    • プラスチックの包括的環境対策を推進する上でのリサイクルやバイオマス利用の有り方と進め方
    • 今後のビジネスチャンス
    • 質疑応答

講師

  • 位地 正年
    環境・バイオ・プラスチックリサーチ
    代表

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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