技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

食品から学ぶレオロジーのノウハウ

食品から学ぶレオロジーのノウハウ

~食品テクスチャーの計測から解析・評価まで / レオロジーの基礎理論、食品テクスチャー発現・評価、計測・解析 / 事例 (クリスプネス、しっとり感、なめらかさなど) も解説~
オンライン 開催

視聴期間は2023年12月7日〜20日を予定しております。
お申し込みは2023年12月7日まで承ります。

概要

本セミナーでは、レオロジーの基礎理論に加えて、食品分野における具体例を挙げながら測定・解析のポイントをわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2023年12月7日(木) 10時30分 2023年12月20日(水) 16時30分

受講対象者

  • 乳化、エマルションに関連する技術者、開発者、生産技術担当者、品質保証担当者
    • 化粧品
    • 医薬品
    • 製剤
    • 食品
    • 接着剤
    • 乳化剤・界面活性剤 など

修得知識

  • 非破壊力学物性 (粘性、弾性、塑性、線形/非線形粘弾性) の基礎理論
  • 破壊力学物性 (破断) の基礎理論
  • 食品の力学物性を適切に計測する手法
  • 食品の力学物性を適切に解析する手法

プログラム

 食品テクスチャー (総合的な物理的食感) 、咀嚼・嚥下の容易性、呈味、フレーバーリリースなどの制御、加工食品の工程管理、品質管理および新規食品の開発にとってレオロジーは極めて有効なツールになります。ところが、「レオロジーは難しくて、よく分からない」、「遊休装置があるけれども、どうやって計測したら良いか分からない」、「計測したけれども、データの解釈ができない」という声をよく聞きます。
 そこで、本講座では、レオロジーの基礎理論に加えて、具体例を挙げながら測定・解析のポイントをわかりやすく解説します。

  1. レオロジーの基礎理論
    1. レオロジーの対象、目的、アプローチ、歴史、応用分野、食品レオロジーの特徴
    2. 食品の加工・品質におけるレオロジーの役割
    3. 直交座標系と応力成分
    4. 流動の様式
    5. 応力とひずみ
    6. 弾性
    7. 粘性
    8. 塑性
    9. 粘弾性
      • 線形/非線形
      • 静的/動的
    10. 破壊
  2. 食品テクスチャー発現の機構
    1. 食品の構造
      • 食品の分類
      • 相構造
      • 階層構造
    2. 食品の物性
      • 物性の定義
      • 次元と単位
      • エネルギーの定義
    3. 食品テクスチャーの定義と意味合い
  3. 食品テクスチャー評価法の体系
    1. 食品テクスチャーの主観的評価
      • 官能評価
    2. 食品テクスチャーの客観的評価
      • 機器計測
      • 生体計測
  4. 食品テクスチャーの計測・解析
    1. 計測の原理
    2. 試料の形状
    3. 試料の性状
    4. 変形の様式と大きさ
    5. データ取得
    6. データ処理・解析
    7. データの解釈
    8. 起こしがちな誤り (モノ (食品) とコト (摂食嚥下) の連結系、時間尺度)
  5. 食品テクスチャーの計測・解釈の事例
    • クリスプネス
    • しっとり感
    • なめらかさなど
    • 質疑応答

講師

  • 三浦 靖
    岩手大学 応用生命科学系 農学部
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,700円 (税別) / 38,170円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,700円(税別) / 38,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2023年12月7日〜20日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/23 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 オンライン
2025/4/23 官能評価の基礎と評価用アンケート作成と解析のポイント オンライン
2025/4/24 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2025/4/24 樹脂の硬化反応におけるレオロジー解析 オンライン
2025/4/25 レオロジーの基礎から動的粘弾性データの解釈まで オンライン
2025/4/28 食品接触材に関する主要国の規制、試験について オンライン
2025/4/29 官能評価の基礎と評価用アンケート作成と解析のポイント オンライン
2025/4/30 塗布膜形成・乾燥のメカニズムとその制御 オンライン
2025/5/9 顧客満足を実現する「食品包装・流通技術」の潮流 オンライン
2025/5/12 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2025/5/15 外観目視検査員教育法と見逃し・バラツキ低減技術 オンライン
2025/5/15 官能評価の基礎と高級感の解明・商品開発への活かし方 オンライン
2025/5/15 樹脂の硬化反応におけるレオロジー解析 オンライン
2025/5/20 油脂結晶の機能性と構造・物性 オンライン
2025/5/22 ダイコーティングの基礎理論とトラブル対策 オンライン
2025/5/23 感性・官能評価用アンケート設計と物性値への落とし込み オンライン
2025/5/23 官能評価の基礎と高級感の解明・商品開発への活かし方 オンライン
2025/5/23 高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計 オンライン
2025/5/26 色と質感の感性手法評価 オンライン
2025/5/26 外観目視検査員教育法と見逃し・バラツキ低減技術 オンライン