技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

添加剤によるプラスチックスの劣化防止・安定化と活用のコツ

添加剤によるプラスチックスの劣化防止・安定化と活用のコツ

オンライン 開催

視聴期間は2023年11月16日〜30日を予定しております。
お申し込みは2023年11月28日まで承ります。

概要

本セミナーでは、酸化防止剤、金属不活性化剤、光安定剤を中心に各種添加剤の活用方法について解説いたします。

開催日

  • 2023年11月28日(火) 13時00分 2023年11月30日(木) 16時00分

修得知識

  • プラスチックの自動酸化反応のメカニズム
  • 適切な安定化処方の選定
  • プラスチックの高機能付与の技術

プログラム

 プラスチックは軽量で加工性や意匠性に優れるため自動車、家電、食品包装材、雑貨などの多くの分野で使用されている。一方で使用環境によっては熱や光による劣化、変色着色などが問題となるケースがある。プラスチックの安定化、さらなる長寿命化に向け酸化防止剤/光安定剤等が使用されているが、その種類・添加量を誤るとブリードアウトによる外観不良や変色問題を引き起こす可能性があり、適切な添加剤処方の選定が重要である。
 本セミナーでは、ポリオレフィンを中心としたプラスチックの劣化機構について説明するとともに、市販されている酸化防止剤/光安定剤を紹介しながらその適切な選択・使用方法について解説する。また、合わせて添加剤によるプラスチックの高機能化についても実例をあげながら解説する。

  1. プラスチック用添加剤について
    1. プラスチック用添加剤とは?
    2. プラスチック製品が抱える課題と添加剤の役割
  2. 酸化防止剤の種類とその有効な活用方法
    1. フェノール系酸化防止剤
    2. リン系酸化防止剤 (ホスファイト)
    3. 硫黄系酸化防止剤
  3. 金属不活性化剤の種類とその有効な活用方法
    1. 金属不活性化剤の特徴と作用機構
    2. 金属不活性化剤の効果と使用方法
  4. 光安定剤の種類とその有効な活用方法
    1. UVA (紫外線吸収剤)
    2. HALS (ヒンダードアミン型光安定剤)
  5. 添加剤によるプラスチックの機能化
    1. 核剤・透明化剤による力学特性と透明性の改良
    2. 難燃剤によるプラスチックの難燃化
    3. 帯電防止剤による帯電防止対策

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2023年11月16日〜30日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/26 エンプラ市場の分析と用途開発動向 2013
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/6/3 プラスチックのタフニングと強度設計
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書