技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

光重合開始剤の種類・特徴と選定・使用方法のポイント

光重合開始剤の種類・特徴と選定・使用方法のポイント

~各硬化条件での適切な配合技術と硬化阻害要因への対策~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2023年12月12日〜25日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2023年12月12日まで承ります。

概要

本セミナーでは、光重合開始剤について取り上げ、重合開始剤の反応機構、配合条件、阻害対策、安全性について解説いたします。

開催日

  • 2023年11月28日(火) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 光硬化技術の基礎
  • 光重合開始剤、増感剤の種類と特徴
  • 各硬化条件での光重合開始剤
  • 増感剤の選択方法
  • 硬化阻害要因への対策

プログラム

 光重合開始剤の種類と主要な開始剤に関する特徴や吸収特性、反応性を解説する。また、酸素阻害に対する対処法や、開始剤の選定・配合について紹介する。

  1. 光重合開始剤を用いた光硬化技術
    1. はじめに: 光硬化技術とは
    2. 光硬化技術の用途
    3. 光硬化で使用される感光波長
    4. 感光性組成物
    5. 光硬化過程と光重合開始剤の要求特性
    6. 光重合開始剤に要求される2次特性
    7. ラジカル硬化系とカチオン硬化系
  2. 光重合開始剤の種類と特性
    1. 光重合開始剤の分類
    2. 光ラジカル重合開始剤
      • 代表的なアセトフェノン系光ラジカル重合開始剤の種類と特徴
      • α-アミノアセトフェノンと光増感反応
      • その他単分子開裂型光重合開始剤の種類と特徴
      • 分子内水素引き抜き型光ラジカル重合開始剤の特徴
      • 分子間水素引き抜き型光ラジカル重合開始剤の特徴
      • 分子間電子移動型光ラジカル重合開始剤の特徴
    3. 光カチオン重合開始剤
      • 光カチオン重合開始剤の種類と特徴
      • 光カチオン重合開始剤の光反応機構
      • 光カチオン重合開始剤の対アニオンの影響
      • 光カチオン重合開始剤と光増感反応
      • 光酸発生剤の硬化特性
  3. 光重合開始剤の最適な使用法
    1. 表面硬化性-酸素阻害
    2. 内部硬化性
    3. 透明・着色組成物の光硬化
    4. 2次特性
    • 質疑応答

講師

  • 鮫島 かおり
    BASFジャパン株式会社 ディスパージョン&レジン事業部 ディスプレイ マテリアルズ アプリケーションラボ
    マネージャー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,900円 (税別) / 33,990円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,900円(税別) / 33,990円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2023年12月12日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/18 ゴムの破損劣化要因・対策とゴムの接着トラブル対策および劣化速度と寿命予測の実際 東京都 会場
2024/10/18 イソシアネートの反応機構と構造、硬化物性の制御 オンライン
2024/10/18 リビング重合の基礎知識とリビングラジカル重合の応用技術 オンライン
2024/10/21 バイオマスプラスチックや生分解性樹脂に関する樹脂用添加剤とその選び方、使い方 オンライン
2024/10/21 世界のプラスチック産業・最新加工技術・関連法規制を俯瞰したバイオプラスチック活用戦略 東京都 会場・オンライン
2024/10/22 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的な活用方法 オンライン
2024/10/22 非可食バイオマス・リファイナリーと次世代バイオプラスチック最前線 オンライン
2024/10/23 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/10/23 ポリフッ化ビニリデン (PVDF) 樹脂の基礎と応用のための総合知識 オンライン
2024/10/23 二酸化炭素、二硫化炭素を用いた高分子合成と応用 オンライン
2024/10/23 架橋技術入門 オンライン
2024/10/24 ラジカル重合の基礎と分子量・立体構造の制御、最新の重合手法 オンライン
2024/10/24 ゴム材料のトライボロジーと摩擦、摩耗の制御技術 オンライン
2024/10/25 高分子延伸による分子配向・結晶化制御技術 東京都 会場
2024/10/25 摩擦・摩耗の基本的な考え方と高分子材料への活かし方 オンライン
2024/10/25 シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方 オンライン
2024/10/25 プラスチック加飾技術の最新動向と今後求められる付加価値 オンライン
2024/10/28 射出成形技術の基礎と不良対策 オンライン
2024/10/28 エポキシ樹脂を中心とした高耐熱樹脂の設計技術 オンライン
2024/10/28 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場

関連する出版物

発行年月
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/7/15 乳化・懸濁重合法の基礎と応用
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策