技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

基礎から学ぶやさしいGMP超入門 (2日間)

基礎から学ぶやさしいGMP超入門 (2日間)

オンライン 開催 演習付き

視聴期間はそれぞれ、2023年10月3日〜17日、2023年10月6日〜20日を予定しております。
お申し込みは2023年10月3日まで承ります。

開催日

  • 2023年10月3日(火) 10時00分 2023年10月17日(火) 16時30分
  • 2023年10月6日(金) 10時00分 2023年10月20日(金) 16時30分

修得知識

  • 医薬品の特殊性
  • 薬機法及びGMPの基礎
  • GMPに必須事項 (衛生・保管・設備・製造・試験・QA管理)
  • PDCAによる製品・プロセス・システムの成長にむけた医薬品品質システム
  • GMP管理で重要な逸脱・OOS・ヒューマンエラー・変更管理の事例
  • GMP省令の改正事項
  • GMPのグローバル化 (PIC/S GMP及びICH-Qトリオ)
  • 薬機法・医薬品の品質保証に係わる知識
  • GMPの運営基盤 (衛生管理、保管管理、設備管理) に係る知識
  • 製品 (医薬品) 実現に関わるGMP運用基盤 (製造・試験室管理) に係る知識
  • 製品 (医薬品) の品質保証の手法

プログラム

Aコース GMP理解:設備/環境/保管編

  1. 第1部「初心者がGMPの必要性に関して理解しておきたい必須事項は?」
    • 医薬品の特殊性、薬機法及び医薬品の製造には、なぜ、GMPが必要かについてポイントを解説します。
      1. 近年、社会問題化している医薬品製造における不祥事とは?
      2. まず最初に理解しておきたい医薬品製造におけるコンプライアンス (倫理) とは?
      3. 薬機法で規制の対象 (薬機法の概要を含む) は?
      4. 医薬品の社会的使命とその功罪とは?
      5. 法的要求事項の体系 (省令、規則、通知など) とは?
      6. 製造にはどのようなプロセスが必要か?
      7. 医薬品の定義とは、及び医薬品に関わる原薬、製剤、包装とは?
      8. 医薬品の品質保証には、なぜ、GMPが必要か?
      9. GMPが生まれた背景とGMP3原則とは?
      10. どのような不具合が医薬品の製造過程で起こりやすいのか?
      11. 医薬品の製造・品質管理にGMPはどのように役立つか?
      12. 医薬品以外のGMPにはどのような規制があるのか?
  2. 第2部「医薬品の品質保証にGMPがどのように関わっているのか? 」
    • 我が国においてGMPがどのように普及してきたかを踏まえて改正GMP省令のポイントを解説する。
      1. GMPはどのような変遷を辿ってきましたか?
      2. 我が国における医薬品製造販売業 (GQP) 及び製造業 (GMP) の役割分担とは?
      3. 医薬品製造販売業の役割とは?
      4. 医薬品製造業の業許可の要件はどのようなものか?
      5. 我が国GMPのグローバル化 (PIC/S GMP及びICH – Qトリオ) ?
      6. GMP省令改正の背景及び概要は?
      7. 改正GMP省令の概要?
      8. 経営陣の責任 (医薬品品質システム及び承認書遵守) ?
      9. GMP及びGQPで理解しておきたい専用用語は?
      10. 製品ごとに医薬品製品標準書が必要ですが、どのような標準書ですか?
      11. 改正GMP省令によるGMPを運営のために必要な業務及び組織とは?
      12. 改正GMP省令によるGMPを運営のために主要な手順は?
  3. 第3部「製造所における主要なGMP運営基盤」
    • 製造所における主要なGMP運営基盤とは、「交叉汚染防止に必要な衛生的な管理」「間違いと手違いを防止可能」及び「高い品質を保ち続けることが可能な管理」にふさわしい設備・環境を有することが求められる。
      1. 衛生管理
        1. レギュレーション
        2. 衛生管理標準書に必要な記載要件
        3. 衛生管理に必要な文書・記録類
        4. 交叉汚染防止対策
        5. 異物制御管理のポイント
        6. 微生物汚染防止管理
        7. 清浄度区分とゾーニング
        8. 設備共用の禁止
        9. 防虫・防そ管理
        10. 衛生管理のまとめ
      2. 保管管理
        1. レギュレーション
        2. 施設での製造・保管システムの業務フロー
        3. 保管管理で要求される手順書類
        4. 原材料・中間製品の搬入における塵埃防止 (事例)
        5. 入荷 (検収) ・保管・入出庫・出荷・原材料運搬作業の留意点
        6. 保管条件 (温度) の留意点
        7. 保管管理のまとめ
      3. 設備管理
        1. レギュレーション
        2. 設備管理のベースとなる設備適格性評価の目的
        3. 設備管理に必要な手順書、文書及び記録類
        4. ゾーニングで考慮すること
        5. 室間差圧 (気流の流れ) と汚染防止管理のポイント、
        6. 動線計画のポイント清浄度基準
        7. 設備の保守点検管理のポイント
        8. 製薬用水設備
        9. 機器の校正のポイント
  4. 小演習その1
    • 質疑応答

Bコース GMP運営:製造/試験/品質保証手法編

  1. 第4部「品質保証された 製品 (医薬品を実現するためにGMPをどのように運営するのか?」
    1. 製造管理
      1. 製造管理 (表示・包装管理を含む) のポイント
      2. 製造管理標準書作成上の留意点
      3. 運転操作手順書作成上の留意点
      4. 製造指図書原本及び指図の留意点
      5. 製造記録書作成の留意点
      6. ロット管理の留意点
      7. 製薬用水管理の留意点
      8. 空調設備及びユーティリティ管理の留意点
      9. 工程管理の留意点
      10. 製造記録の照査 (衛生管理、保管管理、設備管理は第3部 製造所における主要なGMP運営基盤で解説)
    2. 試験室管理
      1. 試験室管理のポイント
      2. 試験室管理標準書作成上の留意点
      3. 日本薬局方の基本事項 (通則:用語)
      4. サンプリンク (検体採取) 指図のポィント、
      5. 試験検査指図原本及び指図の留意点
      6. 試験記録書作成の留意点
      7. 参考品及び保存検体の管理
      8. 試薬・試液・標準品の管理
      9. 規格外結果の処理の留意事項、
      10. 試薬・試液・標準品の管理
      11. 供給先評価
      12. 安定性モニタリング
  2. 第5部「改正GMP省令に沿った製品 (医薬品) の品質保証の手法」
    1. 品質保証のポイント
    2. 製造記録の照査
    3. 製造所からの出荷の決定
    4. バリデーションの結果の評価及び承認
    5. 逸脱結果の評価及び承認
    6. 変更の評価及び承認
    7. 自己点検・教育訓練のフォロー
    8. 文書・記録の信頼性確保
    9. GMP運営に該当するGMP対象文書・記録類の照査・承認
    10. 製品品質照査
    11. 製造販売業へのフォロー
    12. 製品品質照査の運営
    13. 承認書遵守のフォロー
  3. 第6部「PDCAによる製品・プロセス・システムの成長にむけた医薬品品質システム」
    1. 薬事に係る役員の責務
    2. 医薬品品質システムの“三つの主要目的
    3. 医薬品品質システムの4要素及び2支援要素
    4. 医薬品品質システム運営の7原則
    5. 品質マニュアルのポイント
    6. 製造所の医薬品品質システムの組織
    7. 製造所の品質方針と品質目標 (業績評価指標を含む)
    8. 医薬品品質システムの照査 (マネージメントレビュー)
      • 運営
      • インプット文書
      • アウトプット文書 (記録)
    9. PDCAによる継続的改善
  4. 小演習その2
    • 質疑応答

講師

  • 若山 義兼
    高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 43,200円 (税別) / 47,520円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,200円(税別) / 47,520円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間はそれぞれ、2023年10月3日〜17日、2023年10月6日〜20日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/24 薬物動態の基礎と活用 オンライン
2025/3/24 バイオ医薬品の事業性評価手法 オンライン
2025/3/24 CSR及びCTD 2.5の基本的な作成法 オンライン
2025/3/25 洗浄バリデーションの基礎とQ&Aから見る注意点 オンライン
2025/3/25 中国における薬事規制 / 薬価・保険制度と現地対応ノウハウ オンライン
2025/3/25 再生医療等製品における承認申請のための各国規制当局対応 オンライン
2025/3/25 医薬品、原薬製造プロセスにおけるGMP製造に対応したフロー合成/連続生産とスケールアップ実用化 オンライン
2025/3/25 医薬品、医療機器、再生医療製品におけるエンドトキシン試験基礎講座 オンライン
2025/3/25 創薬モダリティの多様化に対応する吸入粉末剤の設計・評価技術 オンライン
2025/3/26 希少疾患における事業性評価の考え方と注意すべきパラメーター オンライン
2025/3/26 医薬品が患者に及ぼすリスクを軽減するための是正措置・予防措置 (CAPA) オンライン
2025/3/26 開発初期段階の事業性評価・売上予測/ケーススタディ オンライン
2025/3/26 医薬品研究開発における事業性価値評価の活用/評価担当の人材育成 オンライン
2025/3/27 設備のバリデーション 会場・オンライン
2025/3/27 医療機器/体外診断用医薬品の保険適用 (C1,C2,E2,E3) と申請業務の実際 東京都 会場
2025/3/27 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者における特有の製造・品質管理の要求事項と監査 (書面・実地) ポイント・事例 オンライン
2025/3/27 体外診断用医薬品の製造販売承認 / 認証申請およびQMS適合性調査に係る法規制と対策 会場・オンライン
2025/3/27 市場分析により導き出す医薬品開発におけるアンメットメディカルニーズ開発戦略と評価法 オンライン
2025/3/27 迅速導入加算の適用を狙った国内未承認薬の市場性、事業性評価 オンライン
2025/3/27 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応