技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高分子熱分析における測定条件と結果の解釈

高分子熱分析における測定条件と結果の解釈

~フィルム、粉末、溶液など試料の形、状態に合わせたサンプリングのコツ / チャートの読み方 (ベースラインの意味・温度の読み方・ピークの重複など)~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、熱分析・動的粘弾性測定の原理から測定条件の考え方・決め方、測定チャートの見方の基本、装置のメンテナンスまで、基本的な知識および実践の場で役立つノウハウを平易に解説いたします。

開催日

  • 2022年12月16日(金) 10時30分16時30分

修得知識

  • DSC, TG, TMAの原理
  • 測定技法の選び方
  • 測定条件の考え方・決め方
  • データ解析の基本、チャートの見方・解釈のしかた
  • 熱分析装置の保守管理とトラブルシューティング

プログラム

 熱分析を行う上で分析の目的に対して的確な情報を得るためには、熱分析の原理や性質を正しく理解し、適切な測定条件で分析するとともに、得られたデータを的確に解釈することが肝要です。
 本講では高分子の熱分析を対象に、熱分析の原理から測定条件の考え方・決め方、データ解析の基本と測定チャートの見方、熱分析装置のメンテナンスまで、熱分析に関する基本的な知識および実践の場で役立つノウハウを平易に解説します。

  1. 熱分析とは
    1. 熱分析の定義
    2. 熱分析の種類と測定技法の選び方
    3. 熱分析データの概念
  2. DTA・DSCの原理と応用
    1. DTAの原理
    2. DSCの原理
    3. DTA・DSCの測定・解析
    4. DTA・DSCの応用
  3. TGの原理と応用
    1. TGの原理
    2. TGの測定・解析
    3. TGの応用
  4. TMAの原理と応用
    1. TMAの原理
    2. TMAの測定・解析
    3. TMAの応用
  5. 熱分析装置の保守管理
    1. 装置校正 (キャリブレーション)
    2. トラブルシューティング
    • 質疑応答

講師

  • 大久保 信明
    株式会社 日立ハイテクサイエンス アプリケーション開発センタ
    主任

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/17 ポリウレタンの基礎とアミン触媒の構造および開発動向 オンライン
2025/7/18 レオロジー入門講座 オンライン
2025/7/18 UV硬化樹脂の基礎とトラブル対策 オンライン
2025/7/22 粘着剤・粘着テープの剥離メカニズムと動的挙動、応力分布の解析 オンライン
2025/7/22 高分子の接着の基礎と接着性改善に向けた界面の構造評価・表面処理の応用 オンライン
2025/7/23 ナノインプリントの基礎と最新の動向 オンライン
2025/7/23 プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/7/23 高分子材料における難燃化技術と難燃性評価、難燃剤の配合設計・規制動向と実際技術 オンライン
2025/7/23 ゲル化剤の基礎知識およびゲル化手法・分子設計のポイント オンライン
2025/7/23 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎と高機能化 オンライン
2025/7/23 ポリフェニレンサルファイド (PPS) 樹脂の基礎と応用技術の総合知識 オンライン
2025/7/24 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎と高機能化 オンライン
2025/7/24 欧州プラスチック産業の最新動向 東京都 会場・オンライン
2025/7/25 高分子材料の分析・物性試験における注意点とそのポイント オンライン
2025/7/25 熱可塑性エラストマーの基礎 オンライン
2025/7/25 押出機による混練技術の基礎と応用 オンライン
2025/7/28 押出機による混練技術の基礎と応用 オンライン
2025/7/29 ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 オンライン
2025/7/29 高分子結晶化のメカニズムと評価法 オンライン
2025/7/30 グローバル包装業界におけるトップ企業の事業展開と包装技術・規制対応・環境政策の詳細 オンライン