技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

エポキシ樹脂の高耐熱化技術とベンゾオキサジン樹脂、マレイミド樹脂への応用展開

エポキシ樹脂の高耐熱化技術とベンゾオキサジン樹脂、マレイミド樹脂への応用展開

~熱的特性、強靭性、柔軟性を満足させる設計とは~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、エポキシ樹脂の高耐熱化設計、応用について詳説いたします。

開催日

  • 2022年12月9日(金) 10時30分16時30分

プログラム

 エポキシ樹脂は、エレクトロニクス、塗料、CFRP等の構造材料等の広い分野で多用さされ、性能、機能面で大きく成長している。IoT、クラウド、AI等のデジタル革命及びSiC 等の省エネデバイスを駆使したエネルギー革命でも重要な役割を果たしている。
 エポキシ樹脂の高耐熱化技術とベンゾオキサジン樹脂、マレイミド樹脂への応用展開と題する本セミナーでその反応と応用のための変性について最新の技術動向を交えて解説する。

  1. エレクトロニクス機器を支えるエポキシ樹脂
    1. マイクロエレクトロニクス分野
      1. IoT、クラウド、AIを支えるエレクトロニクス実装技術
      2. 半導体封止材料
      3. プリント配線板材料
      4. 高機能性エポキシ樹脂
        • 耐熱性
        • 低熱膨張性
        • 低誘電性
        • 高熱伝導性
        • 可撓性他
    2. パワーエレクトロニクス分野
      1. CO2削減とパワーエレクトロニクス機器
      2. 省エネパワーデバイスとパワーモジュール
      3. 高耐熱性封止材料
      4. 高熱伝導性シート材料
  2. ビスマレイミドによるエポキシ樹脂の高耐熱化
    1. エポキシ樹脂/ビスマレイミド樹脂の反応と一般特性
    2. エポキシ樹脂/ビスマレイミド硬化物の物性
  3. エポキシ変性ベンゾオキサジン樹脂
    1. ベンゾオキサジン樹脂の硬化反応と硬化物物性
    2. ベンゾオキサジンとエポキシ樹脂の反応
    3. エポキシ樹脂によるベンゾオキサジン樹脂の物性向上
  4. エポキシ変性シアネートエステル樹脂
    1. シアネートエステル樹脂の硬化反応と硬化物物性
    2. シアネートエステルとエポキシ樹脂の反応
    3. エポキシ樹脂によるシアネートエステル樹脂の物性向上
  5. ベンゾオキサジン変性ビスマレイミド樹脂とその応用
    1. ベンゾオキサジンとビスマレイミドの反応
    2. ベンゾオキサジン変性ビスマレイミド樹脂の硬化物物性
  6. SiC等の半導体用パワーモジュール用封止樹脂、高熱伝導性絶縁基板への応用可能性
    • 質疑応答

講師

  • 高橋 昭雄
    横浜国立大学 大学院 工学研究院
    産学官連携研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/6 光硬化に用いられる光重合開始剤とその助剤の種類、選び方、使い方、暗所・深部・厚膜硬化、速硬化への対応 オンライン
2025/8/6 マイクロ・ナノプラスチックの体内侵入に脅かされる人類とその活路 オンライン
2025/8/6 プラスチックスのリサイクルやバイオマス利用などの環境対策の現状と技術動向、今後の展望 オンライン
2025/8/6 ポリウレタンの基礎知識と応用技術および高機能化 オンライン
2025/8/7 超分子架橋を駆使した機能性高分子材料 オンライン
2025/8/7 プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/8/7 高分子材料の粘弾性に伴う残留応力発生 & 解放機構と低減化法 オンライン
2025/8/7 プラスチック・ゴム成形におけるブリードアウトの発生メカニズムと防止対策 オンライン
2025/8/7 ポリウレタンの基礎知識と応用技術および高機能化 オンライン
2025/8/8 超分子架橋を駆使した機能性高分子材料 オンライン
2025/8/8 プラスチック・ゴム成形におけるブリードアウトの発生メカニズムと防止対策 オンライン
2025/8/8 グローバル包装業界におけるトップ企業の事業展開と包装技術・規制対応・環境政策の詳細 オンライン
2025/8/18 高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2025/8/19 樹脂・プラスチックにおける「低塩素化」、「ハロゲンフリー」に関する材料設計、各種分析・解析、その応用 オンライン
2025/8/19 プラスチック強度設計の進め方 オンライン
2025/8/19 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 オンライン
2025/8/20 高分子架橋反応メカニズムと架橋密度測定 オンライン
2025/8/20 高分子難燃化・不燃化の基礎と難燃性評価およびその規制動向 オンライン
2025/8/21 押出機内の樹脂挙動および混練の基礎と最適化 オンライン
2025/8/21 流動場での、高分子の結晶化挙動の基礎と成形プロセス中の結晶化解析事例 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/12/27 次世代高速・高周波伝送部材の開発動向
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート