技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチックのケミカルリサイクルに向けた触媒反応開発

プラスチックのケミカルリサイクルに向けた触媒反応開発

オンライン 開催

開催日

  • 2022年10月27日(木) 13時30分16時30分

修得知識

  • プラスチックのケミカルリサイクルに用いられている、また求められる有機反応技術、触媒技術についての情報と研究動向
  • 論文等で紹介されている最近の研究動向
  • (スーパー) エンジニアリングプラスチックなどの難分解性樹脂のケミカルリサイクルについての研究動向

プログラム

 近年、有機ポリマーを低分子、またはモノマーに再生させるケミカルリサイクルが盛んに研究されている。2018年にヨーロッパでプラスチック戦略が宣言されるなど、国際的に関心が高まっており、今後ケミカルリサイクルの重要性が増大すると予測される。プラスチックは本来安定な高分子であるため、これを解重合してモノマー、または低分子に変換するためには適切な反応設計、とくに触媒の使用が重要となる。
 本セミナーでは、ケミカルリサイクルについて、最近の研究動向について紹介したうえで、 (スーパー) エンジニアリングプラスチックのケミカルリサイクルの研究例、とくに触媒を用いる最近の研究成果や課題について概観する。

  1. プラスチックのケミカルリサイクルについて
    • ケミカルリサイクルについて
    • 最近の学術研究の動向
  2. エンジニアリングプラスチックのケミカルリサイクル
    1. PETの触媒的分解
    2. PCの触媒的分解
    3. その他のエンジニアリングプラスチックの分解
  3. スーパーエンジニアリングプラスチックのケミカルリサイクル
    1. ケミカルリサイクルの動向
    2. 触媒的解重合法の事例
  4. おわりに

講師

  • 南 安規
    産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター
    主任研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/25 超臨界/亜臨界流体の基礎・溶媒特性とプラスチックのリサイクルおよび合成への応用 オンライン
2025/8/26 金属有機構造体MOF (有機ゼオライト) の形態制御と応用 オンライン
2025/8/27 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 2コースセット 東京都 会場
2025/9/3 触媒、触媒反応の研究開発から工業化 オンライン
2025/9/3 燃料電池・水電解におけるセル/電極触媒の構造解析と劣化メカニズムの解明 オンライン
2025/9/4 プラスチック、フィルム分野における「伸長流動」の考え方、その測定法と応用 オンライン
2025/9/4 触媒、触媒反応の研究開発から工業化 オンライン
2025/9/5 廃プラスチックのリサイクル関連技術における最新動向 オンライン
2025/9/9 超臨界/亜臨界流体の基礎・溶媒特性とプラスチックのリサイクルおよび合成への応用 オンライン
2025/9/11 国内外の包装技術開発の最近事例と日本の包装が進む方向と開発に必要な視点 オンライン
2025/9/16 プラスチック射出成形における成形品不良発生メカニズムとその対策 東京都 会場・オンライン
2025/9/16 国内外の包装技術開発の最近事例と日本の包装が進む方向と開発に必要な視点 オンライン
2025/9/16 ゼロカーボンを目指す持続可能な社会におけるプラスチックの循環利用法 オンライン
2025/9/18 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) 基礎から最新活用まで オンライン
2025/9/18 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術 オンライン
2025/9/22 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術 オンライン
2025/9/25 工業触媒の基礎知識 東京都 会場・オンライン
2025/9/26 プラスチック破壊メカニズムの基礎と材料強度設計 オンライン
2025/9/29 プラスチック破壊メカニズムの基礎と材料強度設計 オンライン
2025/9/29 車載用プラスチックの基礎と最新動向 愛知県 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/7/7 光触媒膜〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/7/7 光触媒膜〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/5/30 世界の次世代触媒 最新業界レポート (後編)
2024/5/15 世界の次世代触媒 最新業界レポート (前編)
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/12/15 欧州のリサイクル 総合分析
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/10 メタンと二酸化炭素
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート