技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

メカノケミカルの基礎と応用

メカノケミカルの基礎と応用

~材料合成から廃棄物からの有価物回収まで~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年10月30日〜11月9日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年10月30日まで承ります。

概要

本セミナーでは、メカノケミカル現象の基礎から解説し、材料合成、触媒調製、分解、抽出、回収応用までを詳解いたします。

開催日

  • 2025年10月21日(火) 13時30分16時30分

受講対象者

  • メカノケミカルの技術者、開発者、研究者
  • メカノケミカルの応用分野の技術者、開発者、研究者
    • 触媒
    • 材料合成
    • 廃棄物処理
    • バイオマス合成
    • リサイクル
    • 有機合成

プログラム

 固体物質に機械的エネルギーを加えて化学反応を誘起させるメカノケミカルは、機能性材料の合成から廃棄物の分解や有価物の回収に至るまで幅広く利用されている。
 本講演では、まずメカノケミカルのメカニズムとそれにより生じる固体の物性変化、処理に用いられる粉砕装置の種類や特徴、砕生物の物性評価方法について解説する。
 次に、機能性化合物の合成への応用について機能性触媒を中心に紹介した後に、廃棄物からの有価物の回収やバイオマスからの水素製造などに適用した例についても紹介する。

  1. 粉砕による固体の変化とメカノケミカル現象
    1. 粉砕による固体の物性変化
    2. メカノケミカル現象とは
    3. 機械的エネルギーとメカノケミカル効果
    4. メカノケミカルによる無定形化と相転移
    5. 粉砕装置の種類と特徴
    6. 砕成物の物性評価
      • 粒子径
      • 比表面積
      • 結晶構造
      • 格子欠陥
  2. メカノケミカルによる機能性化合物の合成
    1. セメント系物質の非加熱合成
    2. 機能性酸化物・水和物・フッ化物の合成
  3. メカノケミカルによる機能性触媒の調製
    1. 環境浄化触媒
    2. エネルギー変換触媒
    3. 化学品合成触媒
    4. フルオロペロブスカイトの触媒機能の発現
  4. 分解・抽出・回収のためのメカノケミカル処理
    1. 廃プラスチックの分解促進
    2. 天然資源からの有価物回収
    3. 廃棄物・未利用資源からの有価物回収
    4. バイオマスや廃棄物からの水素製造
    • 質疑応答

講師

  • 飯田 肇
    工学院大学 先進工学部 応用化学科
    准教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 160,000円(税別) / 176,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 190,000円(税別) / 209,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年10月30日〜11月9日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/9 二酸化炭素を原料とする有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望 オンライン
2025/9/24 摩擦振動・異音の入門講座 オンライン
2025/9/25 工業触媒の基礎知識 東京都 会場・オンライン
2025/9/26 粉体ハンドリング 入門 オンライン
2025/9/26 ソフトマテリアルの摩擦・摩耗メカニズムおよび材料内部のひずみや接触挙動の可視化技術と摩擦・摩耗制御への応用 オンライン
2025/9/29 ペプチド医薬品の合成と精製における技術的アプローチ オンライン
2025/9/29 連続生産のフロー合成における実験計画法DoE・機械学習での最適化手法 オンライン
2025/9/30 液化水素貯蔵材料の特性、課題と今後の展望 オンライン
2025/10/8 水電解水素製造技術の基礎と最新技術動向 オンライン
2025/10/14 連続生産のフロー合成における実験計画法DoE・機械学習での最適化手法 オンライン
2025/10/15 ガス分離膜の特性、作製方法と膜分離プロセスの開発 オンライン
2025/10/16 機械の基礎 オンライン
2025/10/27 「次世代型燃料電池」の構造、部材、設計、応用と今後の展望 オンライン
2025/10/29 液体微粒化の基礎と液滴群特性の測定・評価法 オンライン
2025/10/30 メカノケミカルの基礎と応用 オンライン
2025/11/7 CO2原料メタノールの合成技術と社会実装の展望 オンライン
2025/11/21 トライボロジーの基礎とプラスチック材料の摩擦摩耗特性向上 オンライン
2025/11/25 フロー精密有機合成の基礎と機能性化学品製造への応用・今後の展望 東京都 会場・オンライン
2026/2/27 マイクロ波加熱の基礎と工学応用 オンライン
2026/3/3 マイクロ波加熱の基礎と工学応用 オンライン

関連する出版物