技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品ライセンスにおける契約交渉ノウハウ

医薬品ライセンスにおける契約交渉ノウハウ

~成功事例・失敗事例から学ぶ~
オンライン 開催 演習付き

開催日

  • 2022年8月18日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 契約の基礎から応用知識
  • 契約書の起案・修正時のチェックポイント
  • 契約交渉のコツ、ノウハウ、実践的なスキル

プログラム

 講師は、民間企業 (グローバル製薬企業) とアカデミア (国立/私立大学) との双方の組織で30年近く、知財および産学官連携活動を担ってきました。医薬業界は勿論、医薬以外の異業種との連携も含め、共同研究、技術・製品のライセンス、DD、M&A、係争訴訟等で、契約交渉を多数担当した後、大学に移り、アカデミア発の研究成果の企業への導出を成功させるべく、知財戦略や契約実務を担当してきました。企業や大学等とのコラボレーションを多数推進してきた実体験を踏まえ、研究開発から事業化における連携、契約交渉において、企業、ベンチャー、アカデミアそれぞれが、どんな点を重視しているか、また、様々な成功例・失敗例をベースに、難局を如何に乗り越えるか等、基礎から実践まで事例を交えて分かり易く解説します。
 具体的には、

  • 「どこをどうチェックしたらよいか分からない」等の、契約書に対する苦手意識を克服し、実際に活用できる幅広い知識とスキルを習得戴くことにフォーカスします。共同研究やライセンス等の契約実務についてエッセンスを1日でコンパクトかつ体系的に整理し、対応能力を身につけて戴く講座です。
  • 医薬・バイオ分野特有のポイントは勿論、企業とアカデミアの両者の目線で、分野を問わず広く実務に生かせる契約書のチェックポイントや交渉のコツ・ノウハウを紹介します。
  • 企業、大学、特許/法律事務所等においてライセンス実務 に携わる方々だけでなく、研究開発、戦略企画、事業開発その他、幅広い分野の皆様の業務にも活用戴けるものと信じ願っております。
  1. はじめに ~ライセンス契約の意義
  2. 医薬・バイオ分野のライセンスの特徴と戦略
    1. 医療分野のビジネスの特徴
    2. 特許戦略とライセンス
    3. なぜライセンスなのか (契機・2つの目的)
    4. 企業理念・戦略にもとづくライセンス
    5. 医薬品業界におけるライセンス現況
    6. 医薬品ライセンス戦略 (⇒他の業界/分野にも生かせる)
    7. 具体的事例紹介 ~成功事例・失敗事例から学ぶ
    8. ミニ演習問題 (ケース・スタディ)
  3. ライセンスにおける様々な契約
    1. 秘密保持契約 (CDA/NDA)
    2. サンプル提供契約、有体物移転契約 (MTA)
    3. フィージビリティ・スタディー (FS) 契約
    4. オプション契約
    5. ライセンス契約
    6. 共同出願契約
    7. 共同研究 (開発) 契約
    8. LOI (Letter of Intent) 、覚書、タームシート (Term Sheet)
  4. 契約書は、ここを、このようにチェックする
    • 演習課題1.「秘密保持契約書 (CDA) 」
    • 演習課題2.「特許ライセンス契約書」
  5. 産学連携を上手く進めるために
    1. 産と学の共同研究、何が問題・なぜ上手く進められないのか?
    2. アカデミアとの共同研究を進める際の留意点
      • 不実施補償
      • 職務発明規定
      • 学生/研修生の扱い
      • 成果の外部発表 etc.
  6. デュー・デリジェンス (DD) ~開発品導入、M&A
    1. DDプロセス全体の流れとポイント概要
    2. 費用を必要最小限に抑え、最大の効果を得るには
    3. 代理人事務所 (弁護士) を上手く選び活用するには
    4. 情報リークを防ぐ
    5. 受領した秘密情報の管理のコツ
    6. DDにおける具体的な作業ポイント
    7. 売り手側と買い手側、各立場で留意すべきリスクと対策
    8. Change of Control 条項
  7. 契約交渉のポイントあれこれ ~事例紹介
    1. Firewall という手段
    2. 中国企業相手の契約~中国特有のリスクへの対策
    3. 異業種と共同研究/開発する際に遭遇する問題
    4. 交渉のノウハウ、コツ あれこれ20選

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/30 GMP対応工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2024/10/30 GMP対応工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2024/10/30 GMPにおける逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2024/10/30 責任役員 (上級経営陣) にむけたGMP、GQP教育訓練と法令順守体制の整備 オンライン
2024/10/30 特許情報からみたメタマテリアル/メタサーフェスが促す光/電子デバイス材料設計の新潮流 2024 オンライン
2024/10/30 GMP入門講座 オンライン
2024/10/30 再生医療等製品のGCTP対応の基礎をふまえた適格性評価およびバリデーションのポイント オンライン
2024/10/30 GMP省令が求める医薬品品質システム (PQS) と実行的な品質マネジメントシステムの構築 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験 (長期保存試験) による有効期間の設定 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品 (抗体医薬品) の特性解析・構造決定と得られたデータの品質管理への活用 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品の不純物管理 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品のCTD (CMC) :妥当性の根拠とまとめ方 (2日間) オンライン
2024/10/30 製品品質照査の活用による製造工程、原料・資材及び製品規格の妥当性検証 オンライン
2024/10/30 医薬品・バイオ技術のライセンスイン・アウトの実務ポイント オンライン
2024/10/30 海外当局査察にむけた準備すべき (したほうがよい) 翻訳文書とSOPの英文翻訳例・査察対応 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/10/30 専門の知識をもたない初級担当者のためのCTD-Qのまとめ方 (入門講座) オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/9/25 マシニングセンタ 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/25 マシニングセンタ 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/8/13 不織布〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/13 不織布〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/20 油圧機器 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/20 油圧機器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方