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R&D部門へのDX導入のための組織・体制作りと推進のポイント

R&D部門へのDX導入のための組織・体制作りと推進のポイント

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、R&D部門へDX導入のためのDX推進プロジェクト、社内の啓蒙活動、データプラットフォーム構築などの進め方について解説し、DX導入、推進する際に陥りがちな落とし穴と回避方法について詳解いたします。

開催日

  • 2022年8月4日(木) 10時30分 16時15分

プログラム

第1部 三井化学におけるDX導入、社内展開と人財育成

(2022年8月4日 10:30〜12:00)

 昨今、素材・化学メーカーにおいても、マテリアルズ・インフォマティクスをはじめとする製造DXの活用が浸透しつつある。実験計画法、分子設計に加え、今後は量子コンピュータ、量子化学計算・CAEといったHPCを活用したシミュレーション技術ならびに、ロボティクス、3Dプリンター、エッジAI、メタバースといったDX技術も並行して活用していく必要がある。こうしたテクノロジーを汎用的に使いこなしていくためには、一部の解析部署員だけではなく、全社員のDXリテラシーを底上げしていく必要がある。
 本講演では、DXの社内展開と人財育成の取り組みについて、一般論や当社事例を交えながら、今後の見通しも含めながらまとめていきたい。

  1. はじめに
  2. DX導入の課題
    1. DX疲れ
    2. PoC疲れ
  3. DXの導入とは
    1. 導入の目的
    2. 啓蒙活動の展開
    3. 外製か内製か
    4. 外部連携,解析ツールの活用
    5. DXの人財・組織
  4. DXの人財育成
    1. 解析系人財
    2. プロジェクトマネージャー
  5. データベースプラットフォーム構築
  6. DXの技術開発
    1. 機械学習
    2. 量子コンピュータ
    3. シミュレーションの活用
    4. 可視化技術 メタバース,3Dプリンター
    5. 自然言語処理
  7. 自動化への対応
    1. RPA (Robotic Process Automation)
    2. 自律型実験システム
  8. MLOps
  9. おわりに
    • 質疑応答

第2部 住友化学におけるMI戦略と推進体制

(2022年8月4日 13:00〜14:30)

 VUCA時代において素材・材料企業が高い競争力を築くためには、従来の研究者の知恵やノウハウに頼る研究開発体制から、マテリアルズ・インフォマティクス (MI) などのデータサイエンスを活用するデータ駆動型の研究開発体制への変革が必要不可欠である。こうした背景の中で、住友化学は「材料系BigData」、「ユニークなMI」、「誰でもMI」という3つの柱からなるMI戦略の下、データ駆動型の研究開発を推進してきている。こうした戦略の策定と具体的な取り組みの実施においては、コーポレートに新たに設立されたデジタル革新部と研究開発現場の連携が極めて重要なファクターとなっている。
 本講演では、住友化学におけるMI戦略とその推進体制について述べる。

  1. 当社R&Dの目指す姿
  2. MI戦略および取り組み
  3. MI推進体制
    1. 全社の組織体制
    2. デジタル革新部のチーム体制
    3. 研究開発現場との連携
    4. MIを推進するための人材育成
  4. 今後の展開
    • 質疑応答

第3部 R&D部門へのDX導入と人材育成のポイント~技術経営の視点から~

(2022年8月4日 14:45〜16:15)

 多くの企業で「DX」という掛け声の元、デジタル化や業務効率化、ビジネスモデル改革等が進められています。その流れの中で、研究開発活動のDXも期待されるようになってきました。しかしながら、何から手を付けたら効果を実感することができ、どうすれば研究開発の成果につなげることができるのかお悩みではないでしょうか。まずはマテリアルズインフォマティクス(MI)からやってみよう、とトライアル(PoC)をしてみたが本当に研究開発のスピードアップにつながるのか実感できない。あるいは、MIを実施したいが、専門家もいないし、どうしたら良いのかわからない。このような企業から多くのご相談を受け、ご支援をしております。
 中堅から大企業での上記についての経験を踏まえ、そもそも研究開発のDXとはなんだろう、という問いから、各社の状況に合わせた導入のポイントについてご説明いたします。

  1. 研究開発DXの全体像
    1. 目指したい技術経営
    2. 研究開発の起点はテーマ創出
  2. MI導入
    1. 導入活動の全体像
    2. 効果を最大化するためには
    3. 推進するために必要なスキル
    4. 活用できるようになるために必要な人材
    5. 普及に必要な「事」とアクション
  3. テーマポートフォリオ最適化
    1. ポートフォリオ作成事例
  4. 開発を加速するステージゲート法
  5. 未来妄想からのバックキャスト型新規テーマ創出
    1. バックキャスト型新規テーマ創出の意味
    2. 未来妄想を起点したテーマ創出プロセス
  6. まとめ
    1. 目指したい技術経営とDX
    • 質疑応答

講師

  • 向田 志保
    三井化学株式会社 DX推進本部 DX企画管理部
    主幹研究員
  • 西野 信也
    住友化学 株式会社 デジタル革新部 R&Dデータ科学チーム
    チームリーダ
  • 神庭 基
    デジタル技術経営研究所
    所長

主催

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: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
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複数名同時受講割引について

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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

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  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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