技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

再生医療分野における周辺ビジネスの実際と参入戦略

再生医療分野における周辺ビジネスの実際と参入戦略

~異業種、異分野からの再生医療分野にかかる事業参入事例をもとに参入事業計画策定のポイントを解説 / 再生医療とその周辺産業への応用事例と勘所~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年7月10日〜18日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年7月16日まで承ります。

概要

本セミナーでは、再生医療技術の進展状況・実用化動向、従来医薬品との違いや製造プロセスの特徴といった基礎知識の整理から、細胞培地・培養液、細胞加工装置、特殊容器・凍結保存技術、投与デバイスなど、異業種技術との接点を浮き彫りにしながら、再生医療周辺産業のビジネス機会についてまでを解説いたします。

配信期間

  • 2025年7月10日(木) 12時30分2025年7月18日(金) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年7月16日(水) 16時30分

修得知識

  • 再生医療の歴史
  • 再生医療技術の基礎知識
  • バリューチェーンに関する知識
  • 再生医療に関する法規制
  • 再生医療とその周辺産業への応用事例や勘所
  • 再生医療とその周辺産業への参入事業計画策定のポイント

プログラム

 本セミナーは再生医療やその周辺分野に参入を計画している (または検討している) 異業種、異分野企業の経営企画部門、事業企画・開発部門、研究企画・開発部門、研究開発実務関係者向けの企画である。
 本セミナーでは異業種、異分野企業の関係者にもできるだけわかりやすい形で、再生医療周辺事業分野参入に必要な基礎的な技術知見とバリューチェーンに関する技術をできるだけ平易に解説する。
 そして、再生医療技術を応用した再生医療事業やその周辺事業分野の現状と課題、今後のトレンドを明らかにする。同時に、事業参入の最大の障壁である再生医療等製品製造に関する法的規制についてもできるだけわかりやすく解説する。最後に、異業種、異分野からの再生医療分野にかかる事業参入事例をもとに、参入事業計画策定のポイントを解説する。

  1. 再生医療の歴史と発展
    1. 再生医療の定義と範囲
    2. 再生医療の歴史的発展
      1. 細胞治療の黎明期
      2. 組織工学の確立
      3. 幹細胞研究の進展
      4. iPS細胞の発見とその影響
    3. 再生医療の現状と将来展望
      1. 世界市場の動向
      2. 日本市場の特徴と発展
      3. 今後の発展予測
  2. 再生医療の基礎技術概論
    1. 細胞源と種類
      1. 体性幹細胞
      2. 胚性幹細胞 (ES細胞)
      3. 人工多能性幹細胞 (iPS細胞)
      4. 間葉系幹細胞 (MSC)
      5. その他の細胞源
    2. 細胞培養・増殖技術
      1. 二次元培養
      2. 三次元培養
      3. バイオリアクター技術
    3. 組織構築技術
      1. 足場材料 (スキャフォールド)
      2. バイオプリンティング
      3. オルガノイド技術
    4. 細胞加工・修飾技術
      1. 遺伝子編集技術 (CRISPR-Cas9等)
      2. 細胞分化制御技術
      3. 細胞シート技術
    5. 保存・輸送技術
      1. 低温保存技術
      2. 細胞・組織の輸送システム
  3. 再生医療のバリューチェーン
    1. 再生医療バリューチェーンの全体像
    2. 上流工程:原料・原材料
      1. 細胞バンク・提供
      2. 培地・試薬
      3. 基材・足場材料
    3. 中流工程:細胞加工・製造
      1. 細胞培養・増殖
      2. 細胞加工
      3. 品質管理
    4. 下流工程:保存・流通・臨床応用
      1. 細胞・組織の保存
      2. 物流・輸送
      3. 医療機関での利用
  4. 再生医療技術を基盤とした周辺ビジネス
    1. 細胞・組織提供関連ビジネス
      1. 細胞バンク事業
      2. 細胞分離・精製サービス
    2. 培養関連資材ビジネス
      1. 培地・サプリメント開発製造
      2. 足場材料・基材開発製造
      3. 試薬・消耗品開発製造
    3. 細胞加工・製造関連ビジネス
      1. 細胞加工装置開発製造
      2. 自動培養装置開発製造
      3. 細胞加工受託 (CDMO)
    4. 品質評価・検査関連ビジネス
      1. 品質検査サービス
      2. 検査装置・試薬開発製造
    5. 保存・輸送関連ビジネス
      1. 低温保存装置開発製造
      2. 細胞・組織輸送サービス
    6. 創薬支援関連ビジネス
      1. オルガノイドを用いた薬効・毒性試験システム
      2. 疾患モデル細胞・組織提供
      3. 個別化医療支援サービス
    7. IT・デジタル関連ビジネス
      1. 細胞製造管理システム
      2. サプライチェーン管理システム
      3. AI活用による品質予測・工程最適化
  5. 再生医療周辺ビジネスの事業化に向けた課題と対応策
    1. 技術的課題と対応
      1. スケールアップ・自動化技術
      2. 品質の安定化・標準化
      3. 保存安定性の向上
    2. 規制対応
      1. 日本の規制環境
        • 再生医療等安全性確保法
        • 薬機法
      2. 海外規制環境
        • FDA
        • EMA等
      3. 国際調和の動向
    3. 知的財産戦略
      1. 特許出願・権利化戦略
      2. ライセンス戦略
      3. 知財リスク対応
    4. ビジネスモデル構築
      1. コスト構造と収益モデル
      2. 提携・協業戦略
      3. 差別化戦略
  6. 再生医療周辺ビジネス事業計画立案と立案方法
    1. 市場分析
      1. 市場規模・成長予測
      2. 競合分析
      3. 顧客分析
    2. 自社分析
      1. 技術資産評価
      2. 組織能力評価
      3. リソース配分
    3. 参入戦略立案
      1. 事業領域選定
      2. 差別化要因特定
      3. ビジネスモデル設計
    4. 実行計画
      1. 開発ロードマップ
      2. 投資計画・資金調達
      3. パートナーシップ戦略
    5. リスク分析と対応策
      1. 技術リスク
      2. 市場リスク
      3. 規制リスク
  7. 国内の主要KOL (キーオピニオンリーダー)
  8. 補足情報と今後の展望
    1. 新興技術動向
      1. In situ直接リプログラミング
      2. エクソソーム・細胞外小胞療法
      3. 合成生物学アプローチ
    2. 国際連携・産学連携の重要性
    3. 再生医療とデジタル技術の融合
    4. ESG・サステナビリティの視点
    • 質疑応答

講師

  • 笹嶋 政昭
    笹嶋グローバルコンサルティング
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年7月10日〜18日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/27 新製品開発プロジェクトの考え方と進め方 オンライン
2025/5/27 研究開発・技術部門が行う情報収集とそのセオリー、ノウハウ オンライン
2025/5/27 化粧品・医薬部外品・洗剤・雑貨商品開発のための効率的なデータ管理 オンライン
2025/5/27 各国医療機器薬事規制セミナー オンライン
2025/5/28 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2025/5/28 化粧品・医薬部外品・洗剤・雑貨商品開発のための効率的なデータ管理 オンライン
2025/5/28 中東主要国の薬事・薬価比較と現地対応手法 オンライン
2025/5/28 抗体薬物複合体 (ADC) の技術動向および特許戦略 オンライン
2025/5/28 日焼け止めの評価手法と製剤化技術 オンライン
2025/5/28 化学工学におけるビッグデータ非依存のニューラルネットワーク活用手法 オンライン
2025/5/28 数値限定発明の特許戦略 オンライン
2025/5/29 IPランドスケープによる戦略的な知財分析・活用のすすめ方 オンライン
2025/5/29 中東主要国の薬事・薬価比較と現地対応手法 オンライン
2025/5/29 研究者・技術者のやる気を変える発明の具体的手法 オンライン
2025/5/29 医療機器・保険収載戦略コース (全3日間) オンライン
2025/5/29 薬事承認・保険適用・診療報酬改定に関する理解とそれらを総合した戦略の重要性とその要点 全2コース オンライン
2025/5/29 薬事承認・保険適用・診療報酬改定に関する理解とそれらを総合した戦略の重要性とその要点 (実践・戦略編) オンライン
2025/5/30 アンメットメディカルニーズ・インサイト情報の発掘法と活かし方 オンライン
2025/5/30 いちばん金がかからない設計部門のDX成功方法 会場
2025/5/30 生成AIを活用した特許業務の効率化 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/4/30 "知財DX"の導入と推進ポイント
2025/3/31 生成AIによる業務効率化と活用事例集
2024/10/28 メディカルバイオニクス (人工臓器) 〔2024年版〕
2024/10/28 メディカルバイオニクス (人工臓器) 〔2024年版〕(CD-ROM版)
2024/4/30 人工光合成技術 (CD-ROM版)
2024/4/30 人工光合成技術
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2024/4/22 トプコングループ
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/29 後発で勝つための研究・知財戦略と経営層への説明・説得の仕方
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/4/28 プラントのDX化による生産性の向上、保全の高度化