技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
フィラーはポリマーと複合化し、ポリマーの特性を大きく向上させたり、新たな機能を付与するために用いる無機・有機化合物であり球状、板状、繊維状の多様な形状で、数十μm~数nmの幅広いサイズで、かつ多様な化合物が利用されています。要求特性を満足するフィラー充塡コンポジットを得るためには、フィラーそのものの十分な理解と選択が必要となるほか、ポリマーの種類に合わせたフィラー分散性の制御や複合界面の設計のためのフィラー表面処理、ポリマーとの混合・混練技術といった多岐にわたる知見が必要となります。これらの一連の技術により要求特性に合致したフィラー充塡コンポジットが実用化されています。フィラー充塡コンポジットが開発され100年以上になりますが、経験に基づき、結果オーライの材料開発の現状から脱皮できていません。この様な現状では、フィラーやポリマーの有効利用による環境負荷低減がなされておらず、SDGsが求めている方向に逆行しています。さらに、理論に基づいた体系的な整理ができておらず、技術伝承ができていません。この様な現状では、資源のない日本では国際競争力が大きく低下することにも否めません。
本講座では、この分野で40年近く研究開発に携わっている経験に基づいて、上記の技術を俯瞰し系統的に理論づけした内容を解説します。また、実務に活用頂けるよう各技術の実際やノウハウ・ポイントも押さえて解説します。現在開発競争にしのぎを削っているナノコンポジット、カーボンコンポジット、高熱伝導性コンポジットなどの研究開発にはこれら技術の理解がなければ、ブレークスルーが出来ないと考えています。現在、取り組まれている課題解決の一助になればとの思いで講演します。
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/11/21 | 結晶性高分子の強度を支配するタイ分子の基礎理解と材料の高強度化・高耐久化設計 | オンライン | |
2025/11/21 | 添加剤を活用するタンパク質の凝集制御と酵素の活性化 (製薬・化学・食品) | オンライン | |
2025/11/21 | 光導波路用感光性樹脂の材料設計指針と導波路作成・微細加工技術 | オンライン | |
2025/11/24 | 結晶性高分子の強度を支配するタイ分子の基礎理解と材料の高強度化・高耐久化設計 | オンライン | |
2025/11/25 | 塗料・塗膜の基礎 (塗装系) と欠陥分析技術、耐候性技術 | 東京都 | 会場 |
2025/11/25 | 何方でも理解できる発泡プラスチックの基礎 | オンライン | |
2025/11/25 | ダイコーティングの基礎とトラブル対策 | オンライン | |
2025/11/25 | 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 | オンライン | |
2025/11/25 | プラスチック・ゴム成形におけるブリードアウトの発生メカニズムと防止対策 | オンライン | |
2025/11/26 | UV硬化の硬化不良、トラブルの種類とその対策、硬化物性の測定評価 | オンライン | |
2025/11/26 | 「ポリプロピレン」の材料としての基本的な構造、特性、その応用 | オンライン | |
2025/11/26 | 高分子材料の構造、物性分析 | オンライン | |
2025/11/26 | 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 | オンライン | |
2025/11/26 | プラスチック・ゴム成形におけるブリードアウトの発生メカニズムと防止対策 | オンライン | |
2025/11/26 | 天然植物繊維を強化材とする複合材料の基礎と応用 | 東京都 | 会場 |
2025/11/26 | 動的粘弾性測定によるポリマーアロイやゴム・エラストマー材料の評価と材料設計への活用 | オンライン | |
2025/11/26 | 材料表面への (超) 撥水性・ (超) 親水性の付与技術と制御および分析・評価、応用技術 | オンライン | |
2025/11/27 | 塗布膜乾燥プロセスの解明・考察・本質の理解と塗布膜の設計、不良・欠陥対策への応用 | オンライン | |
2025/11/27 | 高分子成形加工を理解するための高分子レオロジー入門 | オンライン | |
2025/11/27 | 粘着・剥離のメカニズムとその制御 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2023/10/31 | エポキシ樹脂の配合設計と高機能化 |
2023/8/31 | “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術 |
2023/7/31 | 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術 |
2023/7/14 | リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組 |
2023/5/31 | 塗布・乾燥のトラブル対策 |
2023/3/31 | バイオマス材料の開発と応用 |
2023/1/31 | 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化 |
2023/1/6 | バイオプラスチックの高機能化 |
2022/10/5 | 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート |
2022/8/31 | ポリイミドの高機能設計と応用技術 |
2022/5/31 | 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価 |
2022/5/31 | 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発 |
2022/5/30 | 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート |
2022/5/20 | コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応 |
2021/12/24 | 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例 |
2021/7/30 | 水と機能性ポリマーに関する材料設計、最新応用 |
2021/7/28 | プラスチックリサイクル |
2021/6/29 | UV硬化樹脂の開発動向と応用展開 |
2021/5/31 | 高分子材料の劣化・変色対策 |
2021/5/31 | 重合開始剤、硬化剤、架橋剤の選び方、使い方とその事例 |