技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自己組織化単分子膜 (SAM) の基礎と応用

自己組織化単分子膜 (SAM) の基礎と応用

~SAMの種類とその特徴、形成反応に影響する諸因子、評価・分析方法、応用技術~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、代表的なSAM (Self-Asssembled Monolayers) 試薬であるアルカンチオール、シランカップリングおよびホスホン酸から形成されるSAMの特徴、SAM形成反応に影響する各種因子、SAMの評価・分析方法、パターニングや分子接合等への応用について解説いたします。

開催日

  • 2026年7月21日(火) 13時00分16時30分

修得知識

  • SAM形成に関する基礎的事項
    • SAM形成試薬
    • 対象基板
  • SAM形成反応の最適化に関する情報
    • 前処理
    • 反応条件最適化
  • SAM形成評価、分析方法
    • 表面分析
    • 接触角など
  • SAMパターニング、SAMによる表面機能化と工業的応用例についての知見

プログラム

 自己組織化単分子膜 (SAM) は、比較的温和な条件で金属・金属酸化物表面に化学吸着・共有結合した緻密なナノメートルレベルの有機構造の単分子膜であり、物理吸着膜に比べ高い化学的安定性を持つなどの利点から、従来から無機・有機材料界面でのぬれ、接着性、相容性向上から表面プラズモン効果を利用するバイオセンサーや有機半導体の性能向上に至る幅広い分野での応用や検討され一部実用化されています。
 本講では、代表的なSAM試薬であるアルカンチオール、シランカップリングおよびホスホン酸から形成されるSAMの特徴、SAM形成反応に影響する各種因子、SAMの評価・分析方法と、パターニング、分子接合などの応用について概説します。

  1. 自己集積化単分子膜 (SAM) の種類
    1. アルカンチオールSAM
    2. シランカップリングSAM
    3. ホスホン酸SAM
    4. 複合SAM
    5. 多層SAM
  2. SAM形成反応に影響する諸因子 (反応前処理、溶媒、雰囲気など)
    1. アルカンチオールSAM形成に影響する諸因子
    2. シランカップリングSAM形成に影響する諸因子
    3. ホスホン酸SAM形成に影響する諸因子
  3. SAMの分析方法
    1. 表面分析
      • XPS
      • IR
      • SEM/EDX
    2. 接触角測定
    3. 膜厚測定 (AFM、X線反射)
  4. 表面へのSAMパターニング
    1. 気相法によるシランSAMパターニング
    2. マイクロコンタクトプリント (μCP) によるSAMパターニング
  5. SAMによる機能表面創成と工業的応用
    1. SAM官能基と接触角の関係
    2. SAM修飾利用するナノ粒子分散性制御
    3. SAMを利用する防錆防食
    4. (古くて新しい) SAMレジスト・SAMリソグラフィ・SAM絶縁膜
    5. パーフルオロアルキル基を持つSAMを用いる仕事関数制御
    6. SAMを用いる界面熱抵抗削減
    7. 二官能性SAMを用いる分子接合、界面接合
  6. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 佐藤 正秀
    宇都宮大学 工学部 基盤工学科 応用化学コース
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/9/10 塗布故障を徹底削減する総合・体系的塗布技術 東京都 会場・オンライン
2026/9/10 コーティング2セミナーセット (精密バーコーティング + 塗布故障) 東京都 会場・オンライン
2026/9/15 「濡れる」「濡れない」 のメカニズムと「ぬれ性」を工業的に活用・評価するためのポイント オンライン
2026/9/17 超親水および超撥水化技術の基礎と開発動向・応用展開 オンライン
2026/9/18 ぬれ・接触角・表面張力入門 オンライン
2026/9/18 TD-NMR (パルスNMR, LF-NMR) による分散性評価および粒子界面特性評価 オンライン
2026/9/24 ぬれ・接触角・表面張力入門 オンライン
2026/9/24 シランカップリング剤の反応、処理層、表面被覆状態、効果の解析 オンライン
2026/9/24 TD-NMR (パルスNMR, LF-NMR) による分散性評価および粒子界面特性評価 オンライン
2026/9/25 超親水および超撥水化技術の基礎と開発動向・応用展開 オンライン
2026/9/29 塗料・塗装工程の基礎と塗膜欠陥の解析・対策技術 東京都 会場
2026/9/29 「濡れる」「濡れない」 のメカニズムと「ぬれ性」を工業的に活用・評価するためのポイント オンライン
2026/10/6 薄膜の剥離・破壊のメカニズムと密着性の評価・解析および改善の手法 東京都 会場・オンライン
2026/10/7 シランカップリング剤の基礎、界面構造制御と機能材料への応用 オンライン
2026/10/7 塗布膜乾燥プロセスのメカニズムと均一化・制御法 愛知県 会場
2026/10/8 薄膜の機械的特性と密着性評価 オンライン
2026/10/9 シランカップリング剤の基礎、界面構造制御と機能材料への応用 オンライン
2026/10/15 プラスチックめっきの基礎、技術動向と不良対策 オンライン
2026/10/16 ぬれの基礎と実用的な撥水・撥油/親水処理技術の最新研究開発動向 オンライン
2026/10/16 シランカップリング剤の分析技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/30 非フッ素系撥水・撥油技術の開発動向と性能評価
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術