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蓄熱技術の基礎と開発、応用動向

蓄熱技術の基礎と開発、応用動向

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、潜熱蓄熱、化学蓄熱、潜熱輸送スラリーの特性、適用のポイントを解説いたします。

開催日

  • 2022年3月29日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 熱利用に関心がある技術者
    • 廃熱
    • 太陽熱など
  • 高度な温度制御法で課題を抱えている技術者
  • カーボンニュートラルソリューションに関心のある技術者

修得知識

  • 潜熱蓄熱材・化学蓄熱材の特徴・有用性
  • 潜熱輸送スラリーの基礎・有用性
  • 最近の蓄熱技術の応用の現状・有用性

プログラム

 昨今、エネルギー問題=新発電という図式が普及してきているが、太陽光発電の効率は実用レベルで20%程度、廃熱利用のバイナリー発電の場合はせいぜい5%程度とその効率は低く、依然課題が残っている。 熱を電気に変換すること無く、熱のままエネルギーを利用することができれば、その効率は圧倒的に良い。そのためには、まず熱をため込み、利用したい時間帯に利用する・利用したい場所に輸送する技術が必要となる。 潜熱蓄熱・化学蓄熱・潜熱輸送は未利用熱エネルギーの空間的・時間的熱・温度的熱ギャップを埋める重要な技術である。
 本セミナーでは熱を熱のまま有効利用する技術としての熱操作技術を基礎から解説する。また、使用される各種蓄熱材・輸送スラリーの特徴や効果・課題、最近の開発・応用状況等についても触れる。

  1. 未利用熱エネルギーについて
  2. サーマルギャップソリューションとは
  3. 潜熱蓄熱の比較・開発と応用技術動向
    1. 潜熱蓄熱材
    2. 潜熱蓄熱技術
    3. 潜熱蓄熱の問題点
    4. 最近の開発動向と応用事例
  4. 化学蓄熱の比較・開発と応用技術動向
    1. 化学蓄熱材
    2. ケミカルヒートポンプ
    3. 化学蓄熱の問題点
    4. 最近の開発動向と応用事例
  5. 潜熱輸送スラリーの比較・開発と応用技術動向
    1. 潜熱輸送スラリーとは
    2. 潜熱輸送スラリーに用いられる物質
    3. 低温系潜熱輸送
    4. 高温系潜熱輸送
    5. カプセル潜熱輸送
    6. 潜熱輸送の可能性と問題点
    7. 最近の開発動向と応用事例
  6. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 鈴木 洋
    神戸大学 大学院 工学研究科 応用化学専攻
    教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
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本セミナーは終了いたしました。

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