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高屈折率プラスチックレンズの開発

高屈折率プラスチックレンズの開発

~素材の分子設計から成形加工方法について~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年2月28日(月) 13時30分 16時30分

修得知識

  • 屈折率の原理
  • 屈折率の測定方法
  • 材料の合成方法と評価

プログラム

 ポリマーの屈折率は、ポリマーを構成する元素と構造に依存する。高屈折率材料の開発に関する研究の多くは、ポリマー構成成分の元素に注目されることが多いが、ポリマーの構造にも注目すべきである。学術研究における数多くの高屈折率ポリマーの合成に関する研究は、それらがすべてプラスチックレンズに応用されるとは限らない。むしろ、ほとんどプラスチックレンズには応用不可能である。
 本講演を通じ、プラスチックレンズへの成形を可能にするポリマーの特性とその成形方法について解説する。さらに、今後の高屈折率材料を開発するための新規ポリマーの分子設計指針について考察を加える。

  1. ポリマーの屈折率とその評価方法
  2. 高屈折率プラスチックレンズの開発例
  3. 高屈折率プラスチックレンズの成形方法と物理的特性
  4. 高屈折率ポリマーの開発例
  5. 含硫黄ポリマーの特性
  6. 含硫黄ポリマーの合成方法
  7. 特殊構造高分子とそれらの物理的特性
  8. ポリマーの構造と屈折率特性
  9. 高アッベ数ポリマーの分子設計
  10. 屈折率が制御されたポリマー
  11. 含硫黄スターポリマーの合成と屈折率特性
  12. 含テルルポリマーの合成と屈折率特性
  13. 高密度なポリマーと屈折率特性
  14. 含ケイ素ポリマーの合成と屈折率特性

講師

  • 工藤 宏人
    関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科
    教授

主催

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