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アクリレートモノマー・オリゴマーの種類、特徴、重合と新しい分子設計の考え方

アクリレートモノマー・オリゴマーの種類、特徴、重合と新しい分子設計の考え方

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、アクリレートモノマー・オリゴマーの基礎から解説し、用途・目的に応じた選び方・組み合わせ方・配合法のポイントについて詳解いたします。

開催日

  • 2021年11月24日(水) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • アクリレートモノマー・オリゴマーに関連する技術者、開発者、研究者

修得知識

  • アクリレートモノマー・オリゴマーの合成と重合の基礎
  • 高性能・高機能化のため の考え方と手法
  • 最近の分子量・立体構造のコントロール法
  • 実際に直面する課題の問題点の発見とその克服

プログラム

 日々進歩するアクリレートの合成と重合について、基礎を中心に応用までを解りやすく紹介する。 特に、日常直面する様々な問題の化学的根拠と課題克服の手法について基本に立ち返って考える。 また、高性能・高機能化の手法、リビングラジカル重合、立体特異性重合などの新しい分子設計の手法、考え方、さらに最近の話題、問題点等についても、高い内容を平易な表現で具体的に述べる。

  1. 第1部 アクリレートモノマー・オリゴマーの種類、特徴、合成
    1. 分類、構造、分子特性
      1. 重合とは
      2. モノマーの種類
      3. モノマーの分子特性
      4. オリゴマーとは
      5. オリゴマー・プレポリマーの種類と特性
      6. オリゴマーの合成
      7. 重合操作法
    2. 新しい機能性アクリレートモノマー
      1. キャプトディティブ置換モノマー
      2. キャプトディティブ効果の高分子科学への応用
    3. 生物由来モノマー・オリゴマー
  2. 第2部 重合
    1. 重合の種類と特徴、速度論
      1. 重合の種類
      2. 連鎖重合、ラジカル重合の素反応
      3. ラジカル重合とイオン重合の比較
      4. 速度論
      5. 高分子の分子量と分子量分布
      6. 重合速度と分子量の経時変化
    2. 素反応 (1)
      1. 開始反応の種類
      2. 熱開始剤
      3. 光開始剤
      4. 開始剤の選び方と問題点
    3. 素反応 (2) – 特徴、問題点と対策
      1. 成長反応 – イレギュラーな成長
      2. 天井温度
      3. 停止反応
      4. 連鎖移動反応
    4. 共重合 – 構造と反応性、問題点
      1. 共重合体の組成はどのように決まるか – モノマー反応性比
      2. Q値とe値 – 簡単な求め方
  3. 第3部 工業化における課題
    1. 酸素・禁止剤の重合への影響
    2. ポリマー着色の原因と防止、耐光性、生分解性
      1. 着色とその防止法
      2. 光分解性
      3. 生分解性
  4. 第4部 リビングラジカル重合
    1. リビング重合の基本原理、種類と選択
      1. リビングポリマーの特徴
      2. リビング重合の要件
    2. 分子量制御の具体例と課題
      1. NMP (ニトロキシル介在重合)
      2. RAFT (可逆的付加 – 開裂連鎖移動重合)
      3. ATRP (原子移動ラジカル重合)
      4. TERP (テルル介在ラジカル重合)
    3. 新しいリビングラジカル重合と応用
  5. 第5部 高分子立体構造の制御
    1. 立体化学の基礎
    2. 様々な構造制御法
      1. 物理的な構造制御の方法
      2. 化学的な構造制御の方法
    3. 新しい構造制御法、立体構造と分子量の同時制御
  6. 第6部 高分子の機能・性能
    1. 耐熱性と放熱性
      1. 耐熱性を向上させる分子構造
      2. 放熱性
    2. 接着と封止性能の向上
    3. 光学特性、ガス透過性
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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2025/1/30 ポリイミドの基礎とポリイミド系材料の低誘電率化・低誘電正接化 オンライン
2025/1/30 プラスチックのケミカルリサイクル技術最新動向 オンライン
2025/1/31 フォトレジスト材料の基本的な構成構造、材料設計および高感度化 オンライン
2025/1/31 半導体封止材用エポキシ樹脂の種類と特性および解析方法 オンライン
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2025/1/31 高分子へのフィラーのコンパウンド技術の基礎と応用 オンライン
2025/1/31 ゲル化剤の基礎知識およびゲル化手法・分子設計のポイント オンライン
2025/1/31 結晶性高分子の材料設計・改良・加工性向上に必要な基礎知識 オンライン
2025/2/3 材料開発にレオロジーを活用するための考え方と実践 オンライン
2025/2/3 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/2/5 脱炭素と循環型経済社会の実現に向けたプラスチックリサイクルの課題と展望 オンライン
2025/2/6 エポキシ樹脂 2日間総合セミナー オンライン
2025/2/7 バイオマス由来モノマーの開発と応用事例 オンライン
2025/2/7 プラスチック射出成形過程の可視化とソリ変形予測技術 オンライン
2025/2/7 カーボンニュートラル時代のプラスチック入門 オンライン
2025/2/7 高分子材料の相溶性・相分離現象の基礎と相容化剤を用いたポリマーブレンド材料およびマテリアルリサイクルへの応用 東京都 会場
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