技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

原薬製造のためのプロセスバリデーション (PV) 実施のポイント

原薬製造のためのプロセスバリデーション (PV) 実施のポイント

~プロセスの妥当性はどのように確認するのか? / スケールアップ時の工程別の問題点と解決策とは?~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、原薬製造におけるプロセスバリデーション (PV) について基礎から解説し、プロセスバリデーションを実施する際に押さえておくべきポイントを分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2021年11月17日(水) 12時30分 16時30分

修得知識

  • プロセスバリデーション事前準備のポイント
  • プロセスバリデーションで一番抑えておかなければいけないスケールアップの問題点 (工程別)
  • プロセスデザインとその技術移転
  • 設備等の事前準備 (適格性評価)
  • プロセスバリデーションの検討方法
  • プロセスの妥当性確認
  • リスクアセスメントと管理パラメーター

プログラム

 合成原薬プロセスバリデーションの今昔を理解していただく。プロセスバリデーションを実施するときに抑えておかなければいけないポイントを解説する。

  1. はじめに
  2. プロセスバリデーションとは
    1. 原薬GMP及びバリデーションの歴史
      1. ICH Q7、Q9、Q11概論
    2. プロセスバリデーション概論
      • 古いプロセスバリデーション
      • 新しいプロセスバリデーション
  3. 原薬プロセスバリデーションのバリデーションマスタープラン (VMP)
    1. バリデーションマスタープランとは何か?
    2. VMPの盛り込む内容リスト
    3. VMPの書式例、および参考文献
  4. 原薬プロセスバリデーションの事前準備
    1. プロセスの基礎知識の技術移転 (CQA)
      1. 原薬の重要な品質特性とは?
      2. 類縁物質
      3. 金属不純物
      4. 残留溶媒
      5. 薬の重要な品質特性 (CQA)
      6. リスクアセスメントによる重要工程パラメーターの決定
    2. 設備に関する適格性確認 (DQ, IQ, OQ, PQ)
    3. 分析方法の適格性確認
      1. 真度
      2. 併行精度
      3. 室内 (室間) 再現精度
      4. 特異性
      5. 直線性
      6. 範囲
    4. ユーティリティー機器の適格性確認 (精製水、クリーンルーム等)
    5. 記録類の整備
      1. 製造指図書
      2. ロット製造指図・記録書
      3. 試験室管理記録
  5. プロセスバリデーションをプロセス化学の面から考える。 (仮想合成原薬を例に)
    1. 仮想原薬のプロセスデザイン
      1. プロセスバリデーションで何を検討せねばならないか
    2. 仮想原薬の不純物の発生と除去、不純物プロファイル
  6. プロセスバリデーションの工程管理パラメーターとサンプリング分析 (プロセスバリデーションで何を見るのか?)
    1. 反応工程
    2. 抽出精製工程
    3. 異性化工程
    4. 樹脂精製工程
    5. 再結晶工程
    6. 最終ろ過工程
    7. 乾燥工程 (ハード)
    8. 乾燥工程 (ソフト)
  7. 文書
    1. プロセスバリデーション計画書 (プロトコール)
    2. プロセスバリデーション報告書
    3. 生データの管理
  8. 最近のプロセスバリデーション
    1. FDAのプロセスバリデーション Guidance 2011
    2. PPQとプロセスバリデーションの違い
    3. 継続的Verification
    4. 3バッチバリデーション
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2023/4/3 凍結乾燥プロセスのメカニズム理解と適切なコントロールの実施 オンライン
2023/4/3 炎症性腸疾患における診療・開発動向と診療現場より期待される新薬像 オンライン
2023/4/3 PMDA審査官が理解しやすいメディカルライティングとケーススタディで学ぶ照会事項対策 オンライン
2023/4/4 リアルワールドデータ (RWD) 活用時の100の落とし穴 オンライン
2023/4/4 フロー合成・連続生産・マイクロリアクター/スケールアップコース (2日間) オンライン
2023/4/4 医薬品、原薬製造プロセスにおけるGMP製造に対応したフロー合成/連続生産とスケールアップ実用化 オンライン
2023/4/5 PIC/S Annex I改定セミナー オンライン
2023/4/5 GMP対応工場におけるトラブルの発生原因と対策 オンライン
2023/4/5 治験薬GMPグローバル対応と変更、逸脱管理の実際 オンライン
2023/4/5 グローバル開発における承認申請のための医薬英語/英文ライティング入門 オンライン
2023/4/6 海外委託試験、アカデミア試験、探索試験を含めた非GLP試験の効率的な利用と信頼性確保 オンライン
2023/4/7 アジア (ASEAN、東アジア、インドなど) での医薬品申請における各国要求事項の理解と対応 オンライン
2023/4/7 医薬品モダリティ (抗体医薬、中分子医薬) の特許動向・調査と特許実務の新たな視点 オンライン
2023/4/7 バイオ医薬品におけるタンパク質の凝集体分析と処方開発時の安定性予測 オンライン
2023/4/10 GMP超入門講座 オンライン
2023/4/10 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2023/4/11 承認書と製造実態・記録類との齟齬を防ぐ工夫と整合性の確認・点検 オンライン
2023/4/11 海外CTD-M3を活用した承認申請時の「規格及び試験方法」の簡略記載の注意点 オンライン
2023/4/12 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2023/4/12 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/15 医療機器のプロセスバリデーション (PV) と工程管理
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価 (書籍版 + ebook版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価