技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品製造 (試験室/工場) におけるHSEの重要性・正しい運用方法とGMPとの位置付け

医薬品製造 (試験室/工場) におけるHSEの重要性・正しい運用方法とGMPとの位置付け

~国内企業におけるHSE Global Standardの現状と今後にむけた対応~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年10月28日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • HSE Global Standardの概要
  • HSE Risk Assessmentの基本知識
  • 曝露管理の必要性
  • 曝露管理上のHSEハザードエリアとGMP無菌室の両立
  • 曝露管理上の試験室と工場の違い
  • HSE Auditに求められる事項
  • エルゴノミクス (人間工学) 知識とその必要性

プログラム

  1. はじめに
  2. GMPとHSE
    1. GMPとHSEのあるべき姿
    2. 日本国内の現状
    3. 取るべき対応
  3. 国際化への対応
    1. 国際化について
    2. 日本国内の国際化現状
    3. 近未来の日本国内製薬工場
    4. どのような対応が求められているか?どうすればよいか
  4. HSE Global Standard
    1. HSE Global Standard とは
    2. 国内企業におけるHSE Global Standardのあるべき姿
    3. 国内企業におけるHSE Global Standardの現状
    4. 国内企業が取るべき対応策
  5. Health (健康)
    1. Healthにて求められているもの
    2. 企業の健康被害対応事例
    3. 高活性原薬の曝露管理
    4. 封じ込めの必要性
    5. 曝露リスクアセスメントによる封じ込め評価
  6. Ergonomics (人間工学)
    1. Ergonomicsとは
    2. 重量物運搬
    3. PC作業姿勢
    4. Ergonomics Risk Assessment
  7. Safety (安全)
    1. Safety リスクアセスメント
    2. Permit System (許可証管理)
    3. CPEとPPE (保護具)
  8. Environment (環境)
    1. 国際的な環境対象項目
    2. 会社統合による環境管理
    3. 遊休地の管理
    4. 工場土壌汚染対応
  9. Security
  10. HSE Audit
    1. ビジネスへの影響
    2. 指摘事項例
      • 原薬保管場所やQC試験室QCラボでは、CMR化合物の管理が不充分
        • 在庫リスト
        • 薬品棚の換気
        • CMR表示
        • 教育が不適
      • 技術部門で電気工事のリスクアセスメントが抜けがあった。
      • 繰り返し作業のリスクアセスメントがErgonomics評価出来ていない。
      • 試験室の原薬ハザード管理上OEB,MSDSの手元資料更新がされていない。
      • 消防水の排水が事業所外へ流出防止するシステムが無い。
      • 請負業者への作業開始前安全教育が不適。
        • Permit System
        • PPE使用確認
        • 安全靴
        • ヘルメット
        • 命綱使用 他
      • 原薬の曝露評価の結果、工場生産エリアで使用してるPPEや呼吸器の選択に対する検証が不適
    3. 委受託契約前Auditの重要性
  11. その他
    1. 製薬工場の従業員の健康を守るために日常行うべきことは何?
    2. 従業員の健康を守ることの責任者は誰?
    3. 製薬工場事業所のTop Riskは何?
    • 質疑応答

本セミナーで紹介する監査指摘例:

  • 原薬保管場所やQC試験室QCラボでは、CMR化合物の管理が不充分。
    • 在庫リスト
    • 薬品棚の換気
    • CMR表示
    • 教育が不適
  • 技術部門で電気工事のリスクアセスメントが抜けがあった。
  • 繰り返し作業のリスクアセスメントがErgonomics評価出来ていない。
  • 試験室の原薬ハザード管理上OEB、MSDSの手元資料更新がされていない。
  • 消防水の排水が事業所外へ流出防止するシステムが無い。
  • 請負業者への作業開始前安全教育が不適。
    • Permit System
    • PPE使用確認
    • 安全靴
    • ヘルメット
    • 命綱使用他
  • 原薬の曝露評価の結果、工場生産エリアで使用してるPPEや呼吸器の選択に対する検証が不適

講師

  • 佐野 旭
    佐野HSEコンサル株式会社
    代表取締役社長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/25 新興国 (中国・ASEAN主要国) の医療保険・薬価制度の概要と薬価戦略 オンライン
2024/9/25 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/9/25 グローバル申請を見据えたCTD-Qの作成と各セクションの記載内容のポイント オンライン
2024/9/25 原薬GMP/ICH Q7・Q11の要件理解と原薬プロセスバリデーション実施時の注意点 オンライン
2024/9/25 バイオ医薬品/抗体(ADC抗体)医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント オンライン
2024/9/25 GVP省令要求対応: ファーマコビジランス研修の内容と実施時の留意点 オンライン
2024/9/25 体外診断薬の現状と展望:技術、規制、ビジネスの最前線 オンライン
2024/9/25 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2024/9/25 ペプチド医薬品における品質評価・不純物分析の留意点・事例 オンライン
2024/9/26 計測機器の計測結果数値の不確かさの考え方、適用、使い方 オンライン
2024/9/26 メディカルライティング入門講座 オンライン
2024/9/26 治験・市販後でのアジアPV規制の比較・最新動向と当局/医療機関への報告要件の違い オンライン
2024/9/26 新薬承認申請へ向けたリアルワールドデータ (レジストリデータ・医療ビッグデータ) の信頼性確保・審査事例と将来の次世代データの活用可能性 オンライン
2024/9/27 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検およびデータ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫 オンライン
2024/9/27 医薬品の多様性を考慮した外観目視検査における要求品質の明確化と異物低減対策の具体的ポイント オンライン
2024/9/27 事例解説から学ぶ日常業務の効率化とその実施の信頼性確保 オンライン
2024/9/27 医薬品の品質保証 (QA) / 品質管理 (QC) における具体的対応手法 オンライン
2024/9/27 変革・イノベーションを継続する組織・デジタル人材づくりのポイント オンライン
2024/9/27 医薬品HPLCの基礎と予想されるトラブルへの対応 オンライン
2024/9/27 抗がん剤の早期開発・承認取得のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -