技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GDPに対応する温度・文書管理・バリデーションと輸送業者の管理

GDPに対応する温度・文書管理・バリデーションと輸送業者の管理

~保管・業者の選定/品質マニュアルの作成/GDP管理手順書/DI対応など~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、GDPガイドラインが要請する3項目、(1) 流通過程での品質確保 (温度管理等) 、 (2) 偽造薬・不良医薬品の侵入防止、 (3) 流通業者の適正管理について、具体的な事例を交えて紹介いたします。
また、GDP対応の第一歩である品質を保証するための仕組み、すなわち品質システムの構築について解説いたします。

開催日

  • 2021年9月10日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 流通過程における医薬品品質の完全性確保は、広範囲の職種が連携する必要があり、ハウツーも十分確立されていないとはいえ、創薬がバイオ医薬品にシフトしつつあり、我が国でも偽造薬が発見されるなどGDP対応は喫緊の問題である。
 GDPガイドラインが要請する3項目、すなわち (1) 流通過程での品質確保 (温度管理等) 、 (2) 偽造薬・不良医薬品の侵入防止、 (3) 流通業者の適正管理について具体的な事例を紹介するとともに、GDP対応の第一歩である品質を保証するための仕組み、すなわち品質システムの構築について解説する。

  1. GMPとバリデーションの進化
    1. 旧GMPはルールベースGMP
    2. ルールベースからリスクベースGMPへ
    3. OODAループ思考が必要
    4. 21世紀GMPの要請をまとめると
    5. 医薬品品質システムはQuality Culture
    6. バリデーション概念も進化
    7. GMP+GDP=GMDPの視点が必要
    8. 出荷後品質の保証が欠如していた
    9. 主なGDPガイドライン
    10. GDPガイドラインが要請するのは
    11. PIC/SはGMDPを活動方針とする
    12. 流通過程でのリスク例
    13. 必要なのは関係業者間でのリスク共有
  2. GDP文書の整備 (最上位文書は「品質マニュアル」)
    1. 医薬品品質システム (PQS) の目的
    2. GDPに係る品質システムに記載すること
    3. 品質システムで保証すること
    4. Quality Cultureを「品質マニュアル」に
    5. 品質マニュアルの記載例
    6. 下位文書 (手順書、SOP) の整備
    7. 手順書だけでなく実作業にはSOPが必要
  3. GDP責任者 (担当者) は何をする?
    1. 各役職者・責任者・職員の職務要件
    2. GDP責任者 (担当者) の職務
  4. GDPの実践 流通過程での品質確保 (温度管理等)
    1. 製品特性が変化してきた
    2. 保冷車の選定
    3. 重要になってくる包装のバリデーション
    4. 保冷ボックスの検討
    5. MKT (平均動態温度) とは
    6. 反応速度定数を知る
    7. 車輌荷室温度への影響因子
    8. トラックの振動衝撃調査
  5. GDPの実践 医薬品の完全性保持 (偽造薬・不良医薬品の侵入防止)
    1. GDPの基本は「性悪説」
    2. 偽造士薬品によるトラブル例
    3. 進められている偽造医薬品感知システム
    4. GDPはビジネスチャンスでもある
  6. GDPの実践 流通経路の管理 (物流業者の適正管理)
    1. 流通業者の調査と選定基準
    2. マッピングデータの確認
    3. 倉庫の確認
    4. 防虫対策の確認
    5. セキュリティシステムの事例

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/25 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/25 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/11/26 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/11/26 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/11/26 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2024/11/26 オーファンドラッグの売上予測と事業性評価 オンライン
2024/11/26 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2024/11/26 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/11/26 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン
2024/11/26 リポソームと脂質ナノ粒子の基礎・調製・評価および応用のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品品質システム実践のためのバリデーション文書/サイトマスターファイル作成時の必修事項と記載例 東京都 会場・オンライン
2024/11/27 治験薬GMP入門 オンライン
2024/11/27 PIC/S GMPをふまえた医薬品のサンプリング基礎知識 オンライン
2024/11/27 バイオ医薬品の製造におけるプロセスバリデーションと注意点 オンライン
2024/11/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品の製品開発/薬事戦略策定と新規事業計画書作成のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン
2024/11/28 ICH Q12,Q14の要件と承認後変更管理 (PACMP) の具体的進め方 オンライン
2024/11/28 開発段階 (求められる要件) に応じたQbDによる製剤開発と品質規格・Validation実施範囲 オンライン
2024/11/28 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)