技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

細胞培養技術の基礎から細胞シート工学を基盤とする再生医療への応用研究の現状と将来展望

細胞培養技術の基礎から細胞シート工学を基盤とする再生医療への応用研究の現状と将来展望

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、細胞培養の基礎から組織工学への応用について幅広く解説いたします。
また、特に細胞シート技術に基づいた独自のアプローチについても紹介いたします。

開催日

  • 2021年8月30日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 高分子材料等を医療、ヘルスケア市場へ展開したいと考えている方
  • 再生医療、医用材料、医療機器、高分子材料関連のメーカーの方
  • 新規市場、新規テーマを調査し、模索している企画・戦略担当者
  • 細胞培養基材が再生医療の分野でどんな役割を果たすか、細胞培養基材で何ができる か、その可能性を知りたい/見極めたい方

修得知識

  • 細胞培養に関する基礎知識
  • バイオマテリアルに関する基礎知識
  • 組織工学・再生医療に関す る基礎知識

プログラム

 iPS細胞の樹立によって再生医療に対する期待感が高まり、再生医療の重要性は一般的にも浸透するようになってきた。優れた細胞ソースとしてiPS細胞の技術が進歩するなか、それらを上手に利用して生体外で細胞を組織化する技術も同時に必要になってくる。組織の再生を実現できるような優れた技術を開発するためには、バイオマテリアルに代表される組織工学技術を含む医工学分野の知見が必要である。
 本講座では、細胞培養の基礎から組織工学への応用について幅広く紹介すると共に、特に細胞シート技術に基づいた独自のアプローチについても紹介する。

  1. 細胞培養について
    1. 培養細胞の種類
    2. 細胞と培養基材の関係
    3. 細胞接着のための生体由来材料
    4. iPS細胞の培養
    5. 再生医療における自家細胞と他家細胞
    6. 組織再生のための大量培養技術
    7. 次元組織作製技術
    8. 組織工学と再生医療
    9. 3次元ゲル・スキャホールドによる培養
    10. スフェロイド形成
    11. 細胞ファイバー
    12. バイオプリンティング
    13. 器官原基作製法
    14. 再生医療技術としての製品化
  2. 細胞シート工学の特長と現状
    1. 温度応答性培養皿の設計
    2. 細胞シートの臨床応用 (心筋再生など)
    3. 3次元組織の構築 (肝組織再生など)
    4. 組織の大型化に向けた血管網導入
    5. 大量生産に向けたオートメーション化
    6. 筋組織の作製技術と培養食料技術への応用

講師

  • 高橋 宏信
    東京女子医科大学 先端生命医科学研究所

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 22,500円(税別) / 24,750円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/14 プラスチック射出成形の基礎とトラブル対策 オンライン
2025/3/14 メディカル系分野 (体外診断薬・医療機器・再生医療) における情報収集戦略とAIを駆使した情報収集事例と分析 オンライン
2025/3/14 高分子材料の結晶化度測定と分子構造解析およびその応用 オンライン
2025/3/17 高分子劣化のメカニズムと添加剤による対策や材料分析技術 オンライン
2025/3/17 UV硬化型樹脂の基礎と硬化過程の測定法及び評価・解析手法 オンライン
2025/3/17 摩擦・摩耗の基礎と試験・評価・解析法 オンライン
2025/3/18 精密押出成形技術入門 オンライン
2025/3/18 カップリング剤によるフィラーの表面処理と樹脂への複合化、分散性評価 オンライン
2025/3/18 再生医療用足場材料の必要条件と作製方法 オンライン
2025/3/18 再生医療等製品における承認申請のための各国規制当局対応 オンライン
2025/3/18 高額医療材料・再生医療製品の保険償還最新動向と償還申請の進め方 オンライン
2025/3/19 分子動力学シミュレーションの基礎と高分子材料開発への応用 オンライン
2025/3/19 樹脂硬化過程での重合誘起ガラス化およびその近傍での挙動 オンライン
2025/3/19 高温/直流高電界下における高分子絶縁材料の特性と評価法 オンライン
2025/3/21 高分子劣化のメカニズムと添加剤による対策や材料分析技術 オンライン
2025/3/21 エレクトロニクス産業用高分子フィルムの基礎から最新動向講座 オンライン
2025/3/24 プラスチック射出成形の基礎とトラブル対策 オンライン
2025/3/25 摩擦・摩耗の基礎と試験・評価・解析法 オンライン
2025/3/25 高分子・ポリマー材料の重合、製造における研究実験から生産設備へのスケールアップ技術 オンライン
2025/3/25 プラスチック用添加剤の適切な選定と材料の劣化・変色対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/3/29 生体吸収性外科材料の使い方と新しい材料の有用性
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/4/26 微生物、動物/植物細胞を培養するバイオリアクター:設計とスケールアップの基礎
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/11/30 バイオプロセスを用いた有用性物質生産技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発