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ポリマー微粒子の合成方法と粒子径・形態制御

ポリマー微粒子の合成方法と粒子径・形態制御

~ナノからミクロン領域までのサイズ制御と機能化~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、各種ポリマー系材料を機能化するための材料合成プロセッシング、ポリマー粒子径制御法・高機能化から異形粒子や表面凹凸形状を制御した微粒子の合成法についても事例を示しながら解説いたします。

開催日

  • 2021年7月26日(月) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 機能性材料合成プロセッシング
  • 異種材料複合化のためのウェットケミカルプロセス
  • 界面制御プロセス
  • コロイドの安定性

プログラム

 微粒子系材料の高性能化あるいは高機能化を図るには、微粒子の大きさや形態を精密に制御することが求められる。特に、重合反応をともなう材料合成過程では機能化を図るには材料界面を精密に制御することも必要になってくる。
 本セミナーでは、初めに機能性材料開発の設計指針について触れ、各種ポリマー系材料を機能化するための材料合成プロセッシングについて説明を加えながら、ナノからミクロンサイズ領域でのポリマー粒子径制御法を紹介する。それらの知見をもとに、粒子形成過程でのポリマー微粒子の機能化についても合わせて概説する。さらに、ダルマ型や凹み粒子のような異形粒子や、表面凹凸形状を制御した微粒子の合成法についても事例を示しながら紹介する。

  1. 微粒子合成からの材料設計
    1. 機能性材料開発における材料プロセッシングの重要性
    2. ポリマー微粒子合成法と粒径分布について
  2. 乳化重合とソープフリー乳化重合について
    1. 粒子核生成過程
    2. 粒子成長過程
    3. ソープフリー乳化重合における各種操作因子の影響
  3. サブミクロン~ミクロンサイズ領域での粒径制御
    1. 粒子形成過程における粒子表面荷電制御
    2. 生成粒子径に及ぼす撹拌の効果
    3. 生成粒子径に及ぼす共存イオン種の効果
    4. 粒子形成過程でのナノ粒子取込みによる機能化
  4. ナノサイズ領域での粒径制御
    1. 生成ポリマー粒子微小化のための界面制御
    2. 生成粒子径に及ぼす共存イオン種の効果
    3. ポリマーナノ粒子を利用した機能成分の空間配置制御
  5. ポリマー系微粒子の形態制御
    1. 粒子形態制御による材料の機能化
    2. 微粒子の異形化事例1 (ダルマ状微粒子)
    3. 微粒子の異形化事例2 (凹み状微粒子)
    4. 微粒子表面の凹凸制御事例1 (ラズベリー状微粒子)
    5. 微粒子表面の凹凸制御事例2 (ゴルフボール状微粒子)

主催

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受講料

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: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

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本セミナーは終了いたしました。

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