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全固体電池・固体電解質の開発動向と界面現象への取り組み

全固体電池・固体電解質の開発動向と界面現象への取り組み

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、リチウムイオン電池の全固体化に向けて開発された固体電解質、それらを使用した際に界面で生じる課題ならび解決に向けた取り組みについて解説いたします。

開催日

  • 2021年6月22日(火) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 電池材料開発に携わる技術者、研究者

修得知識

  • 固体電解質の基礎
  • 全固体電池の基礎
  • 全固体電池開発の現状と課題

プログラム

 リチウムイオン電池の全固体化は、有機溶媒電解質に起因する様々な問題を解決するものとして期待されている。講演では、固体電解質、全固体電池の歴史から、リチウムイオン電池の全固体化に向けて開発された固体電解質、それらを使用した際に界面で生じる課題ならび解決に向けた取り組みについて紹介し、全固体電池開発の現状、将来展望について整理する。

  1. 全固体電池開発の歴史
    1. 固体電解質の発見と材料開発
    2. 全固体電池の黎明期
  2. リチウムイオン電池の全固体化
    1. リチウムイオン電池の課題
    2. 全固体化への期待
    3. リチウムイオン伝導性固体電解質の種類と特徴
  3. 硫化物固体電解質系全固体電池
    1. 硫化物固体電解質系における課題
    2. 正極界面におけるナノイオニクス
    3. ナノイオニクスに基づく界面設計
    4. 高出力界面の構築
    5. 硫化物固体電解質系全固体電池におけるシリコン合金負極
  4. 酸化物固体電解質系全固体電池
    1. 酸化物系固体電解質の課題
    2. 薄膜電池とバルク型電池
    3. 計算科学への期待
      1. 計算科学による界面の可視化
      2. 粒界抵抗克服に向けた取り組み

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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