技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

熱力学・電気化学・金属材料学とめっき膜観察・分析方法

めっき従事者のための

熱力学・電気化学・金属材料学とめっき膜観察・分析方法

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、めっきについて基礎から解説し、各種顕微鏡・分析法の原理・使用・解釈方法からウィスカ発生・成長のプロセスや対策指針まで、分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2021年6月10日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 主に表面処理・実装・エレクトロニクス・金属材料などの研究開発、品質管理に携わる若手~中堅の技術者

修得知識

  • めっき膜形成の基礎
  • 各種顕微鏡・分析法の原理・使用・解釈方法
  • めっき膜ならびに界面構造の観察・分析方法
  • 密着不良解析技術

プログラム

  1. 水溶液の熱力学
    1. イオンと電子
    2. 自由エネルギー
    3. 反応と自由エネルギー変化
    4. 酸化・還元反応
    5. 電子と電位
    6. Nernst の式
    7. 電池
    8. 電位 – pH 図
    9. 電解めっき
    10. 無電解めっき
  2. 金属材料の熱力学
    1. 純金属と合金
    2. 純金属の自由エネルギー
    3. 合金の自由エネルギー
    4. 状態図
    5. 結晶構造
    6. 相と界面
    7. 微細構造
    8. 拡散・変態・析出・再結晶
  3. 微細構造観察方法
    1. 光学顕微鏡
    2. 電子線の発生・検出
    3. 走査電子顕微鏡
    4. 集束イオンビーム
    5. 透過電子顕微鏡
    6. 特性X線分光
    7. 電子分光
    8. 試料作製
  4. 結晶構造・方位解析方法
    1. 波と回折
    2. X線回折
    3. 電子線回折
    4. 回折強度と結晶構造
    5. 結晶方位・異方性解析
  5. 微細構造・密着性評価例
    1. 銅基板上すずめっき膜からのウィスカ発生
    2. アルミニウム基板上すずめっき膜の密着性とウィスカ発生
    3. アルミニウム合金上無電解ニッケル – りんめっき膜の密着性
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/25 プラスチックフィルムの表面処理・改質技術と接着性の改善評価方法 オンライン
2024/4/25 伝熱の基礎と計算方法および温度計測とその留意点 オンライン
2024/4/25 固体酸化物形電解セルの基礎と特徴、及び可逆型の開発 オンライン
2024/4/26 塗布膜乾燥プロセスの解明・考察・本質の理解と塗布膜の設計、不良・欠陥対策への応用 オンライン
2024/4/26 塗装・コーティング現場のゴミ・異物対策実践セミナー 東京都 会場
2024/4/30 アノード酸化皮膜 (陽極酸化皮膜) の基礎と構造・特性制御および応用 オンライン
2024/4/30 熱伝導率の基礎と測定方法・測定事例 オンライン
2024/5/6 トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) の基礎と耐摩耗対策、摩擦制御法 オンライン
2024/5/7 異種材料接着に向けた金属の表面処理技術と接着性の改善 オンライン
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2024/5/17 入門 インピーダンス測定法とリチウムイオン電池への応用 オンライン
2024/5/21 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2024/5/22 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2024/6/3 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2024/6/20 めっき技術/新めっき技術と半導体・エレクトロニクスデバイスへの応用・最新動向 オンライン
2024/7/2 高周波対応プリント配線板 (PWB) 作成に求められる回路形成・材料技術 オンライン
2024/10/11 ウェットコーティング・単層、重層塗布方式の基礎とダイ膜厚分布・特許・塗布故障 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/12/16 カーボンニュートラルに向けた中低温産業排熱の最新利用技術と実践例
2021/3/31 スマートウィンドウの進化と実用化
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/2/28 伝熱工学の基礎と熱物性測定・熱対策事例集
2018/12/31 電気化学・インピーダンス測定のデータ解析手法と事例集
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/30 熱利用技術の基礎と最新動向
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/6/30 マイクロセンサ 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/21 目からウロコの熱伝導性組成物 設計指南