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CO2分離膜の設計・分離法と実用化への展望

CO2分離膜の設計・分離法と実用化への展望

~分離膜とプロセスの設計・性能評価法・有効利用法~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年6月4日(金) 13時00分 16時30分

修得知識

  • CO2分離回収技術としての吸収法、吸着法、膜分離法の特徴
  • ガス分離膜技術一般の基礎
  • 高分子膜、無機膜、促進輸送膜ごとにCO2分離膜の素材と性能
  • アミン液体膜による空気中のCO2回収法

プログラム

 地球温暖化問題の解決のため、火力発電所など発生源からのCO2分離回収技術の開発が求められている。吸収法、吸着法、膜分離法などのCO2ガスの分離回収技術の特徴と技術開発の現状を紹介する。次いで膜分離法の基礎を述べ、CO2分離膜とCO2回収を目的とした分離膜 (高分子膜、無機膜、促進輸送膜) の特徴と性能を解説する。
 また、演者が研究開発してきた「アミン液体膜による空気中のCO2回収法」について、アミン液体膜成分の最適化、液体膜および膜モジュールの構成法、装置のCO2濃縮性能について紹介する。

  1. CO2分離回収技術について
    1. 地球温暖化問題とCO2分離・回収・貯蔵技術
    2. 各種分離回収技術の特徴とエネルギー的評価
    3. ガス吸収とCO2吸収液
    4. 吸着法とCO2吸着材
    5. 固体吸収材プロセス
  2. ガス膜分離技術の基礎
    1. ガス分離膜の素材と分離性能
    2. 膜形状と膜モジュール
    3. 膜分離プロセス
  3. CO2分離膜について
    1. 高分子膜 (ポリイミド膜)
    2. 無機膜 (ゼオライト膜)
    3. 促進輸送膜 (アミン液体膜)
  4. 液体膜による空気中のCO2の回収法
    1. アミン液体膜と膜モジュール
    2. CO2分離回収性能

主催

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