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プラスチック包装材料の技術動向とSDGs対応に向けた現状と課題

プラスチック包装材料の技術動向とSDGs対応に向けた現状と課題

~海外の活発なCircular Economy対応の開発動向及び事例 / 脱プラ包装及び代替紙包装の技術動向 / Less Package, Less Energyの包装材料への挑戦と今後の課題~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、容器包装材料について取り上げ、バイオマス、生分解、リサイクル等、環境対応型材料の開発事例を詳解いたします。

開催日

  • 2021年5月25日(火) 13時00分 16時30分

修得知識

  • SDGsの理解、包装ビジネスにどのように展開すべきか
  • Circular Economy対応として回収後の再生再利用できる包装設計の重要性
  • Less Package, Less Energyの包装を追求する方向性

プログラム

 2015年にパラダイムシフトが起こり、脱炭素へと経済活動が変換した。続いてSDGs及びCircular Economy対応がクローズアップし、包装材料も回収して原料として再利用する動きが活発になっている。特に世界で注目されているプラスチックの使用量削減対応、それに関連して紙仕様がクローズアップしてきている。
 リサイクル技術対応として、モノマテリアル仕様、ケミカルリサイクルが注目されている。まだ開発及びプラントの整備途上であるが、いかに包装材料を有効に使用しLoopの中で再生再利用するかが求められている。
 本セミナーでは、主にプラスチック包装と紙仕様包装に焦点をあて、海外の動きを具体的な事例を挙げて説明し、今後の各社の包装ビジネスに展開できるようにする。

  1. パラダイムシフト
    • 温暖化の状況と脱炭素への対応
  2. SDGsの理解
    1. SDGsとは、対応すべき事項
    2. SDGsと包装ビジネスの対応事例
  3. Circular Economyの理解
    1. Circular Economyとは
    2. 欧州企業の対応事例
    3. PPのrPPに向けてのコンソーシアム
  4. 包装設計の変化
    1. 回収後の再生再利用原料としての適性
    2. Recyclableの定義
    3. Recyclableの認証機関
  5. ケミカルリサイクル及びその他のリサイクル技術
    1. 各種ケミカルリサイクル
    2. PETボトルのメカニカルリサイクル
    3. その他のリサイクル技術
  6. Certified Resinの採用事例
    1. Certified Resin とは
    2. 海外の採用事例
  7. 紙素材の展開
    1. バリア性加工の紙
    2. パルプの利用例
    3. ナノセルロースの事例
  8. 大量生産方式と少量生産方式における包材加工技術
  9. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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