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自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測

自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、防振ゴムの耐久寿命予測の基礎と寿命予測に必要なパラメータの設定について学び、耐久試験目標設定のポイントについて詳解いたします。

開催日

  • 2021年5月17日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ゴム製品の設計、成形、品質、評価に関連する技術者
    • 防振ゴム
    • 建築材料
    • 医療機器・医療器具
    • 日用品
    • 家具 等
  • ゴムの不良対策で課題を抱えている担当者

修得知識

  • 防振ゴム寿命予測の基礎
  • マイナー則
  • S-N線図
  • ばらつきの捉え方
  • 熱劣化
  • アレニウスプロット

プログラム

 防振ゴムの耐久信頼性開発は、自動車メーカーが条件提示を行い、部品サプライアーが設計試験を行う形態が多いと思います。しかし、寿命推定に必要なゴムの特性について、自動車メーカーのエンジニアは必ずしも詳しくは無く、サプライアーにとって秘匿の範疇に入ることが多いのが実情です。また、部品の使用環境も自動車メーカーからサプライアーへ伝わりにくいと認識しています。この二つの情報を融合して始めて適切な耐久試験条件の設定が出きると考え、小職はその実現にチャレンジし、その結果ひとつの試験条件設定技術を提案できました。
 今回は、耐久寿命予測の基礎と寿命予測に必要なパラメータの設定について解説致します。その上で耐久試験目標設定のポイントをご理解して頂きたいと思います。

  1. 信頼性の考え方
    1. 信頼性の定義
    2. 市場と部品開発の関係
  2. 防振ゴムの機能と特徴
    1. 防振ゴムの機能と劣化
    2. 一般的なゴムの特徴
    3. 主なゴムの種類と用途
    4. 自動車シャシーでの材料選定
  3. 寿命予測の考え方
    1. マイナー則の適用と等価頻度の算出
    2. 寿命推定の方法
    3. 市場負荷の捉え方
    4. 自動車シャシーの環境条件
  4. 防振ゴムにおける疲労寿命予測の問題点
    1. 寿命予測の問題点
    2. 疲労強度の特徴
  5. S-N線図の傾き
    1. S-N線図の傾き
    2. S-N線図の取り扱い方
    3. 金属疲労のS-N線図の傾き (溶接継手)
    4. 防振ゴムのS-N線図の傾き
    5. S-N線図における平均歪の影響
  6. 市場入力の特徴
    1. 次元レインフロー
    1. 変動入力と平均入力
  7. 部品の耐久性ばらつきの相場
    1. 部品の耐久性ばらつき要因
    2. 静的ばね定数ばらつきの分布と耐久性ばらつきの分布
    3. 異物による耐久性の変化
  8. 熱劣化の考え方
    1. 熱劣化を表す材料特性
    2. 高分子材料の劣化反応式
    3. T-t線図の作成方法
    4. 疲労試験における熱負荷の加え方
    5. 疲労試験における自己発熱

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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