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やさしい技術の棚卸し、コア技術の抽出と技術戦略・IPランドスケープの進め方

Zoomを使ったライブ配信セミナー / アーカイブ配信予定

やさしい技術の棚卸し、コア技術の抽出と技術戦略・IPランドスケープの進め方

~技術プラットフォームの形成による技術基盤・事業基盤の整理・強化~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年2月3日(水) 12時45分 16時45分

プログラム

 本セミナーは、これから技術の棚卸し・技術戦略策定をする方、過去実施して失敗したと思われている方向けの内容です。セットメーカー、材料メーカー等のBtoBメーカーだけでなく、BtoCメーカーの研究開発部門の方を対象にしています。
 自社技術の棚卸しと技術戦略は、キーワードとしてよく知られていますが、進め方や順番等については多くの誤解があります。そのため、「自社でやったはいいが、失敗した」などの相談が当社には寄せられます。
 一方、日本企業のR&Dは効果性が低いことが知られています。これは、低収益の開発案件が多数あり業務多忙なことや、コア技術が明確に定義されていないために技術的に薄く競争優位性が出そうにないテーマばかりをやってしまう等、いくつかの原因があります。
 個別テーマにおいて厚い競争優位を確保するためには、キーテクノロジー (コア技術) が競合よりも強化されていなければならず、そのためには早い段階でのスタートが求められます。
 本セミナーでは、技術の棚卸しやコア技術の抽出の方法論について、理論や事例を比較検討し、複数の方法を提案します。今後の全社戦略に着手しようとする研究開発部門の方が、実際にプロジェクトに入る前にお役に立つ内容です。

  1. そもそも技術戦略とは?
    1. 技術戦略について正しい理解をしよう
    2. 研究開発に求められるものの変遷を振り返り、技術戦略の理解を深めよう
    3. 全社技術戦略が求められる背景とはなにか?
    4. 技術戦略が必要な理論背景とは?
  2. 技術戦略の成功事例はどんなもの?その適用範囲とは?
    1. コア技術からの染み出し・派生型/日東電工・富士フィルム (両方)
    2. コア技術の深堀り・融合/東レ・旭化成 (全社型)
    3. ソリューション型/キーエンス・ヒロセ電気 (個別型)
    4. 顧客との共創/村田製作所・東京エレクトロン (個別型)
    5. コストリーダーシップ/ファナック (全社型)
    6. サイテキ技術追求型/トヨタ (全社型)
  3. 技術戦略は誰がどのような目的でいつ始めるべきなのか?
    1. 全社技術戦略は誰が、何を目的に、いつ、どのように始めるか
    2. 個別の技術戦略は誰が、何を目的に、いつ、どのように始めるか
    3. 事業部の技術戦略は誰が、何を目的に、いつ、どのように始めるか
    4. 技術戦略の影響範囲と拘束力/予算と執行/正当性
    5. 特に全社技術戦略の開始タイミングの勘所について、準備の目安
  4. 個別技術戦略の進め方と評価のあり方をどう考えるか?
    1. 評価のあり方は? ゲート1付近/ゲート2付近/ゲート3付近
    2. 暖め方は? ゲート1付近/ゲート2付近/ゲート3付近
    3. ユーザーニーズ調査のやり方は?
    4. 競合調査のやり方、進め方は?知財情報をどう活用する?
    5. ちゃんと戦略オプションを明示させてる?技術開発項目を明示させる重要性
    6. 戦略のフロントローディングとは?
    7. 個別技術戦略のフォーマット、記載レベル
    8. 評価主体とGo/Killの判断/評価基準の運用とその例外
  5. 全社技術戦略の進め方と成果
    1. 全社技術戦略の目指す成果はなにか?
    2. 技術の棚卸し手法、3類型+1を知り適切な方法を選ぶ
    3. トレンド分析手法・用途探索手法の進め方
      • 用途開拓を進める必須の手法といえば法とは?
    4. 競合調査手法・IPランドスケープの活用のあり方は?
    5. 要求技術の明確化と共有化出来る技術の発掘
    6. コア技術候補の考案・要件整理・抽出基準策定の進め方
    7. 抽出基準について詳細
    8. 全社技術戦略のとりまとめとその内容とは?
  6. 技術戦略策定プロジェクトの進め方
    1. ステップ1 現状の正確な評価 全社技術戦略段階か個別段階か
    2. ステップ2 技術の棚卸し
    3. ステップ3 トレンド分析 (PEST、市場調査)
    4. ステップ4 競合調査、競争優位性の設計
    5. ステップ5 コア技術の抽出
    6. ステップ6 技術戦略のとりまとめ
  7. まとめ

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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