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5G/Beyond 5Gに向けた半導体パッケージングの技術動向とその課題

Zoomを使ったライブ配信セミナー

5G/Beyond 5Gに向けた半導体パッケージングの技術動向とその課題

~次世代ディスプレイ・高速光伝送・beyond 5G/6Gなど、新たな要求と対応技術~
オンライン 開催

開催日

  • 2020年11月25日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 通信およびその高速化に関する基本情報
    • ノイズ対策
    • 誘電対策
    • 回路対策
  • 5Gの実状およびWi-Fiとの違い
  • 効率的な高速無線網の構築
    • 光ファイバ通信 (長距離) + 高速無線通信 (短距離)
  • 通信の高速化課題 = 情報処理能力の向上;半導体の処理速度向上

プログラム

 5G時代に向けて、通信デバイスの高速化対応が注目されている。5Gの整備には、光ファイバ網と高周波無線網の複合化および通信用電子機器の高速化が必要である。通信用電子機器は受発信部および情報処理部で構成され、高周波対策 (電磁波・ノイズ) および高速伝送対策 (誘電特性、伝送距離) が高速化の鍵となる。特に、電子部品の軽薄短小化による回路短縮が有効である。
 今回、5Gの背景および実状、そして5G電子機器の高速化対策について解説する。特に、5G電子機器の心臓部=半導体の高速化対応について説明する。

  1. 通信
    1. 回線
      • 種類 (光/電波/電気)
      • 有線/無線
    2. 信号
      • 種類
      • 特徴
        • 距離
        • 速度
    3. プロトコル
      • 階層
      • 名称
      • 規約類
  2. 高速通信
    1. 背景
      • インターネット社会
      • スマホ社会
    2. 光ファイバ通信
      • 開発経緯
      • 通信方法
      • 送受信機
      • 光半導体
      • 光伝送体
    3. 高速無線通信
      • 電波:周波数と伝送特性
      • 無線機器:中継局、端末
      • 5G:現状、問題点 (利権・コスト負担)
      • Wi-Fi
      • 高速無線通信システム (RoF) ;光ファイバ通信&高周波無線通信
  3. 無線通信機器
    1. 構成
      • 受送信部
      • 情報処理部
    2. 電気信号
  4. ノイズ対策
    1. ノイズ
      • 種類
      • 伝播経路
      • 特性等
    2. 電磁波対策 (空間)
      • 遮蔽
      • 吸収
      • EMA用材料
    3. 誤信号対策 (導体)
      • フィルター
      • SAWフィルター用材料
  5. 誘電対策
    1. 誘電特性と伝送損失
    2. 誘電損失低減 (低誘電化)
  6. 回路対策
    1. 受送信部 (アンテナ、信号変換)
      • Module化~IC化
    2. 情報処理部
      • CSP化;FOPKG
      • 回路薄層化
        • 再配線
        • コアレス子基板
  7. 半導体パッケージングの技術動向と課題
    1. FOPKG
      • FOWLP
      • FOPLP
    2. 接続回路
      • 種類
      • 課題 (薄層強靭化)
      • 対策
    3. 薄層封止
      • 封止方法
      • 封止材料
  8. その他
    1. 短距離伝送
      • 無線
    2. 半導体PKGの開発経緯
    • 質疑応答

講師

  • 越部 茂
    有限会社アイパック
    代表取締役

主催

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