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ミリ波帯電波吸収体、遮蔽材、透過材の考え方と設計例

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ミリ波帯電波吸収体、遮蔽材、透過材の考え方と設計例

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、電波吸収体、シールド材料の具体的用途や市場を分かりやすく解説いたします。
また、低周波数帯からミリ波帯までのEMC対策を分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2020年9月28日(月) 13時30分 16時30分

修得知識

  • 電磁波吸収・遮蔽・透過に必要な電波伝搬の基礎知識
  • 電波伝搬と伝送線路、等価回路
  • 電波吸収体、電磁遮蔽材、透過材設計の考え方
  • 反射・吸収・透過などの現象の理解、整合手法
  • ミリ波電波吸収体の設計例・全透過条件
  • 全透過構成の設計例・導電材板遮蔽特性
  • 近傍界遮蔽の考え方

プログラム

 自動車レーダや5Gなどで重要性が増しているミリ波帯における電波吸収体、遮蔽材、透過材について、電波伝搬の基礎から設計の考え方、設計例を解説します。簡単な数学を用いますがセミナーで説明しますので、事前の準備等は不要です。
 まず、電波伝搬の基礎事項である周波数、波長、波動インピーダンス、伝搬定数などについて解説し、次に、反射、透過、整合など吸収体、遮蔽材、透過材に特有な電波伝搬現象を説明します。本セミナーではこれらの現象を2端子網電気回路の等価回路で簡単化して扱います。
 電波吸収体を作るためには損失材を用いますし、透過材を作るためには無損失材を用いなければなりません。本セミナーでは、損失材、無損失材をどのように用いれば吸収体や遮蔽材、透過材として機能するのかについて、既存の誘電体、導電材だけでなく人工誘電体を加えて解説します。続いて、電波吸収体、電磁遮蔽材、透過材について、設計の考え方、設計例を紹介します。
 本セミナーでは理解を深めるために、誘電率、導電率、透磁率などの材料定数を設定し、吸収特性、遮蔽特性透過特性などを計算する例 (エクセル) を紹介します (このプログラムはセミナー終了後配布します) 。

  1. 電波吸収体、電磁遮蔽材、透過材概略
  2. 電波伝搬の基礎、および反射、透過、吸収
    1. 電波伝搬の基礎
    2. 電波伝搬と伝送線路、2端子網電気回路
    3. 電磁波の反射、透過、吸収
  3. 吸収体、遮蔽材、透過材の構成材料
    1. 誘電体、導電材、磁性材
    2. 人工誘電体
  4. 吸収体設計の考え方
    1. 各種電波吸収体
    2. 各種の整合法と吸収体 構成例
    3. ミリ波電波吸収体の設計例
    4. 電波吸収特性のシミュレーション
  5. 透過材設計の考え方
    1. 全透過条件とこれを満たす構成法
    2. 単層構造の透過材構成例
    3. 多層構造の透過材構成例
    4. 斜め入射の取り扱い、斜め入射を含む透過材の特性
    5. 斜め入射特性のシミュレーション (単層構造)
  6. 電磁遮蔽材設計の考え方
    1. 遠方界と近傍界
    2. 導電材板の遠方界遮蔽特性
  7. まとめ

講師

  • 畠山 賢一
    兵庫県立大学
    名誉教授 / 特任教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

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本セミナーは終了いたしました。