技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請 (2日目)

海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請 (2日目)

~非GLP試験の信頼性確保及び海外導入品のスムーズな国内申請・CTD作成対応を解説~
オンライン 開催

関連するセミナーとの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。

開催日

  • 2020年7月14日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 海外導入品の国内申請における申請・審査対応・管理体制等 (導入元,導入先)
  • 開発品を海外から導入する場合の、日本用のCTD・申請書作成対応のポイント
  • 海外導入品の非GLP試験資料を日本国内申請で使用する場合の効率的な利用の考え方
  • 海外導入品のライフサイクルマネジメント及びCMC申請・審査対応における留意事項

プログラム

2日目 セッション1 『海外導入品の国内申請対応 (導入元・導入先) 及びCTD – Q作成の留意事項』

(2020年6月19日 10:30〜12:10)

 開発品を海外から導入する場合、CMC関連の情報を日本用のCTD及び申請書として作成を行う必要があります。また、本作業と併せ、承認及び上市に向けては多くのCMCに関連した対応業務があります。これらに対応するポイントなどをお示しできればと考えます。

1. 海外導入品の国内申請:申請・審査対応・管理体制等 ~導入元,導入先での対応~
  1. 申請資料作成上の一般的な留意点
    1. 医薬品製造販売申請書 (申請書)
    2. Master File (MF)
    3. CTD
      1. M2項
      2. M3項
      3. A項
  2. 導入形態
  3. 導入時期
    1. Phase1 (P1) 以前
    2. P1以降~P3まで
    3. P3以降~申請まで
  4. 作業分担
    1. 導入元
    2. 導入先
  5. その他の対応事項
    1. 導入先における第三者機関の利用
      1. 製造,包装を委託する場合
      2. 試験を委託する場合
    2. 導入先における製造作業実施上の課題
    3. 各種試験 (受け入れ試験、出荷試験) 実施上の課題
    4. カルタヘナ法への対応
    5. 導入製品の輸送上の課題
      1. 輸送中の温度、衝撃管理
      2. 輸送にかかわる規制上の課題
  6. 管理体制構築への対応
    1. 導入先における体制構築上の留意点
    2. 導入元
  7. 開発スケジュール管理のポイント
  8. 会議を開催する上でのポイント
  9. 日常の通信の重要
2. 海外導入品のCMC申請資料作成:医薬品製造販売申請書、CTD、MF等

~各CMCパートでの製造販売承認申請書,CTDなど申請資料への対応~

  1. 原薬
    1. MF
    2. 製造販売承認申請書 (申請書)
    3. CTD
  2. 製剤
    1. 申請書
    2. CTD
  3. 添加剤 (原材料)
    1. 申請書
    2. CTD
    3. 日本薬局方 (JP) ,日本の公定書適合性
    4. 新規添加剤
  4. その他申請関連での対応
    1. ヒト又は動物起源への対応
    2. 外国製造業者認定
    3. 照会事項,適合性 (書面) 調査
    4. GMP適合性調査
    • おわりに
    • 質疑応答・名刺交換

2日目 セッション2 『海外導入品の国内申請における効率的なデータ利用と課題【非臨床】』

(2020年6月19日 12:55〜14:35)

 海外導入品の非GLP試験資料を日本国内申請で利用する場合の、効率的な利用の考え方を示したい。ただし、効率的な利用のために、規制科学的に考えて、いかに無駄を省いて承認申請に対応する必要十分な信頼性の考え方が重要と考えている。

  • はじめに
  1. 国内試験と海外試験の課題
    1. 欧米規制からみた信頼性基準の課題
    2. 日本独自の規制
    3. 海外試験を信頼性基準に対応
  2. 国内規制的な信頼性基準
    1. 非臨床試験における基本的な試験の質
    2. 企業の創薬体制と試験の質の保証
    3. 非臨床試験での効率的な質の保証
  3. 新薬の価値の形成
    1. 規制的観点からみた信頼性基準の理解
    2. 新薬の価値の形成
    3. 新薬の価値を支える信頼性基準
  4. 海外試験データの効率的な利用
    1. 海外から新薬の導入
    2. 海外の試験施設で「信頼性の基準」の理解
    3. 効率的な海外試験データの利用
    • おわりに
    • 質疑応答・名刺交換

2日目 セッション3. 『海外導入品のライフサイクルマネジメント及びCMC申請・審査対応における留意事項』 (2020年6月19日 14:50〜16:30)

 最近、バイオ医薬品の開発や申請に関わるICHガイドラインが盛んにアップデートされている。また、バイオ医薬品の原薬及び製剤の開発元や製造元が国内外へ散在している。ここでは、このような環境下で効率的な開発戦略と申請戦略を先々に読み込んで対応するための、国内外のCMCのCTD申請資料の内容を検討する。

  • はじめに
  1. 海外導入品のライフサイクルマネジメントとCMC申請
  2. 海外導入品のCMC申請のポイント
    1. 海外導入品のCMC申請準備
      1. 資料 (データ) に関する問題点の例
      2. 海外・国内資料双方を使用する場合
    2. 海外導入品のCMC申請資料作成
      1. 海外導入品の国内申請にあたって (海外導入品の国内申請での特有事項)
      2. 海外申請資料の品質パートにおける確認ポイント
      3. 海外導入品の国内CMC申請資料の作成時の留意点
    3. 海外導入品のCMC申請時のライフサイクルマネジメントの検討
  3. 海外導入品のCMC審査対応のポイント
    • おわりに
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 内藤 真策
    大塚メディカルデバイス株式会社 大塚EVTプロジェクト
    顧問
  • 李 仁義
    神戸大学 大学院 科学技術イノベーション研究科
    客員教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 35,600円 (税別) / 39,160円 (税込)
複数名
: 28,000円 (税別) / 30,800円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 28,000円(税別) / 30,800円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 35,600円(税別) / 39,160円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 56,000円(税別) / 61,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 84,000円(税別) / 92,400円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

全2コース申込セット受講料について

  • 通常受講料 : 78,320円(税込) → 全2コース申込 割引受講料 52,250円(税込)
  • 通常受講料 : 71,200円(税込) → 全2コース申込 割引受講料 47,500円(税込)

2日間コースのお申込み

割引対象セミナー

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/24 海外当局GMP査察に対するプレゼン、翻訳、バックルーム対応 オンライン
2024/7/24 CMC開発での生データの取り方・管理とDI及びQC実施 オンライン
2024/7/24 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点 オンライン
2024/7/24 医薬品品質リスクマネジメントセミナー オンライン
2024/7/25 凍結乾燥製剤の設計とスケールアップ対策ならびにトラブル防止の具体的ポイント 東京都 会場・オンライン
2024/7/25 癒着防止材の各種外科での選択・使用法と今後求められる製品像 オンライン
2024/7/25 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練/文書管理における逸脱防止のノウハウ オンライン
2024/7/25 脂質ナノ粒子を用いた核酸・遺伝子送達技術の基礎と応用 オンライン
2024/7/25 バリデーション入門 オンライン
2024/7/25 バイオ医薬品 原薬製造工程・セルバンク管理/申請コース オンライン
2024/7/25 バイオ医薬品・再生医療等製品における国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法 オンライン
2024/7/25 現場事例から学ぶCSV (コンピュータ化システムバリデーション) の基礎と実務理解・考え方 オンライン
2024/7/25 PIC/S GMP Annex Iの観点をふまえたエンドトキシン試験・パイロジェン試験法 オンライン
2024/7/26 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン
2024/7/26 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2024/7/26 製造販売後におけるRWD (リアルワールドデータ) 利活用の実際 オンライン
2024/7/26 医薬品のグローバル開発に必要な実践英語講座 オンライン
2024/7/26 動物用体外診断用医薬品の開発ポイントと承認申請時の注意点 オンライン
2024/7/26 正確でロジカルかつ説得力のある販売予測の進め方 オンライン
2024/7/26 製造・試験室におけるGMP記録/データインテグリティ管理 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法