技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

欧州に学ぶライフサイエンスの個人情報保護とサイバーセキュリティ

欧州に学ぶライフサイエンスの個人情報保護とサイバーセキュリティ

~これからのAI/デジタル化の動きとGDPR/NIS指令対応事例~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年5月26日(火) 13時00分 16時30分

プログラム

 欧州各国・地域では、いわゆる「プラットフォーマー」が、個人データ漏洩に関連して巨額の制裁金を支払うケースが続出する一方、サイバーセキュリティなどライフサイエンス関連規制の欧州域内統一ルール化に向けた動きも加速しています。
 今回は、EUの事例を元に、医薬品、医療機器、デジタルヘルスといった製品の垣根を越えて、個人情報漏洩やサイバー攻撃被害からライフサイエンスのイノベーション資産を保護する管理策について考察します。

  1. はじめに:市場背景
    1. 新型コロナウイルス対応に学ぶ個人データ利活用のメリットとリスク
    2. 品質管理におけるセーフティとセキュリティの責任
    3. デジタル創薬を支える情報技術 (IT) と電子制御技術 (OT) の融合
    4. 製品ライフサイクル管理で一体化する市販前/市販後対策
  2. 欧州のライフサイエンス関連規制と個人情報保護
    1. 一般個人データ保護規則 (GDPR) とは?
    2. 欧州の医薬品市販前/市販後対策とGDPR対応動向
      ~欧州医薬品庁 (EMA) のデジタルデータ基盤標準化とリスク管理~
    3. 欧州の臨床試験データ関連規制とGDPR対応動向
      ~EU各国・地域のオープンデータ施策と個人データ匿名化~
    4. 欧州の医療機器市販前/市販後対策とGDPR対応動向
      ~医療機器規則 (MDR) とGDPRによるEU域内統一ルール~
    5. 欧州のデジタルヘルス関連規制とGDPR対応動向
      ~地域包括ケアシステムでつながる個人データのリスク~
    6. BREXIT後の英国のライフサイエンス関連規制と個人情報保護
      ~ゲノムデータの越境移転で広がるビジネス機会とリスク~
  3. 欧州のライフサイエンス関連規制とサイバーセキュリティ
    1. 欧州ネットワーク・情報セキュリティ (NIS) 指令とは?
    2. 欧州の医薬品市販前/市販後対策とNIS指令対応動向
      ~医薬品R&Dの産官学連携エコシステムが抱えるセキュリティ脅威~
    3. 欧州の臨床試験データ関連規制とNIS指令対応動向
      ~長期化するデータライフサイクルと複雑化するセキュリティ管理~
    4. 欧州の医療機器市販前/市販後対策とNIS指令対応動向
      ~EU域内統一の医療機器サイバーセキュリティ指針と各国・地域動向~
    5. 欧州のデジタルヘルス関連規制とNIS指令対応動向
      ~医療介護施設の調達基準に組込まれるサイバーセキュリティ~
    6. BREXIT後の英国のライフサイエンス関連規制とサイバーセキュリティ
      ~EU域内統一ルール化の流れにおける英国のポジショニング~
  4. 欧州における新技術適用と個人データ保護/サイバーセキュリティ
    1. クラウドサービス利用とGDPR/NIS指令遵守
      ~欧州域内統一セキュリティ認証制度創設に向けた動き~
    2. AI技術利用とGDPR/NIS指令遵守
      ~欧州域内統一AI倫理認証制度創設に向けた動き~
    3. IoT/5G技術とGDPR/NIS指令遵守
      ~保健医療のMobility as a Service (MaaS) 利活用とデータ保護
  5. まとめ/質疑応答・名刺交換

講師

  • 笹原 英司
    特定非営利活動法人ヘルスケアクラウド研究会
    理事

会場

大田区産業プラザ PiO

D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/4 営業秘密漏洩対応と予防策 オンライン
2024/7/5 医薬品製造現場における少人数体制のQC/QA業務効率化/コスト削減 オンライン
2024/7/5 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/7/5 製造サイトにおけるデータインテグリティの実務対応のポイント オンライン
2024/7/5 経皮吸収の基礎と評価方法 オンライン
2024/7/8 医療機器設計開発プロセス 基礎講座 オンライン
2024/7/8 医薬品開発における中国薬事規制・申請資料作成の留意点 オンライン
2024/7/8 新規モダリティ医薬の市場規模/薬価/売上予測と事業性評価 オンライン
2024/7/8 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン
2024/7/9 医薬品市場予測・マーケティング 基礎と応用 オンライン
2024/7/9 医薬品におけるサンプリングの基礎知識と全梱同一性確認への対応 オンライン
2024/7/9 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2024/7/9 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 オンライン
2024/7/9 米国での現状と展望をふまえた吸入剤/点鼻・経鼻剤の開発と評価 東京都 会場
2024/7/9 吸入剤における薬物動態と薬効:前臨床評価と臨床へのトランスレーション 東京都 会場
2024/7/9 GMPにおける逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2024/7/9 再生医療等製品における承認審査・申請資料作成/条件及び期限付承認の場合の留意点 オンライン
2024/7/9 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/7/9 点鼻・経鼻剤の開発と評価:米国での現状と展望 東京都 会場
2024/7/10 分析法バリデーション基礎講座 オンライン